太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

再び動物園。映画『二郎は鮨の夢を見る』

土曜日のはなし。

 

奥さん子供たちとの一時的別居暮らしもあと1週間の予定。先週も金曜日に義実家に娘を迎えにいって、土曜日曜としっかり遊んだ。

 

娘にどこに行きたいと聞くと、「どうぶちゅえん!」と元気に答えてくれたので、土曜日は依頼していた荷物の再配達を受け取ってから動物園に行ってきた。

 

珍しくカメラ目線のキリンさん。奥の子供キリンがゆっくり走り回っていたのだが、キリンの走り方ってふにゃふにゃしてちょっと不思議だった。

 

雑草をモリモリ食べるオカピ。だんだんと見慣れてくる。

 

ふれあいコーナーでヤギのエサやり。ヤギは上あごに歯が生えていないので噛まれることはないのだが、結構な勢いでやってくるので娘は半泣きになっていた。

 

子供用に、餌やり用にスロープを設けてある。ペレットをころころと転がすと、ヤギが口と舌で上手くキャッチしてくれる。娘も嬉しそうである。

 

動物園を一回りして、売店でアイスと焼きそばを買って休憩。アイスは念願のコアラさんアイスである。

※前々回、平日に来た際に売店が閉まっており、楽しみにしていた娘がご立腹だったのだ。

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しかし、アイスがどんどん溶けていくのが嫌だったのか、1/3くらいしか食べてくれない。焼きそばも味が濃かったからか少ししか食べてくれない。難しいものだな。まあ、朝ごはんをしっかり食べていたので、帰って何か食べさせればよいか。

動物園の芝生の広場を一緒に走り回り、動物園の外のアスレチックで1時間ほど遊ばせてから帰る。娘は満足したのか帰りの車で即寝であった。

 

14時ごろに義実家に到着し、奥さんと義父母に娘を預けて僕は少しだけ帰宅。軽く部屋や洗濯物を片付けて休憩しつつ、やろうやろうと思っていた命名書きをやる。前回娘の際も自分で色紙を買ってきて筆で書いたので、今回も自分で書いてみた。

30分くらい練習し、鉛筆で軽く下書きをして、えいやーと筆で書く。こういうものは上手い下手ではなく、書いたという事実と気持ちが大事なのだ。出来栄えは気にしない。

 

18時半くらいに義実家に戻り、晩御飯をご馳走になる。娘はまたもハイテンションで走り回っている。21時前に自宅に帰って娘を寝かしつける。

 

夜、改めてビールを飲みながらアマプラで映画。

二郎は鮨の夢を見る

安倍首相とオバマ大統領が会食したことでも有名な銀座のすきやばし次郎の店主、小野二郎さんに関するドキュメンタリー映画である。

 

アメリカ人監督が描いた86歳の寿司職人ということで、アメリカで公開された際は地味に話題になったそうだが、今回鑑賞してみてかなり好きな映画だった。非常に静かなトーンで寿司職人の生い立ちや仕事への哲学について紹介しており、老職人の見事な手さばきにも見惚れてしまう。二郎氏が80代になった今でも良い仕事をするために探求を続けつつ、超高級店である店を守り続けている様が非常に格好良い。

どの世界でも職人さんってのは格好良いものだ。

 

カメさん公園ピクニック。さらにいくつもの片隅に。

日曜日のはなし。

 

さて本日も元気いっぱいの娘を遊ばせよう。車で藤沢の新林公園にやってきた。僕と娘の間では、「カメさんの公園」という名前で呼んでいる。

 

公園内の池にアカミミガメが住み着いており、1年ほど前に娘と来た際に、散策路に水辺から離れたカメが歩いていて、娘がびっくりして泣いてしまったことがあったのだ。

娘もその時のことを覚えているのか、カメさん公園に行こうと言うと、「カメさん歩いてたよね」「Aちゃん、カメさんにびっくりして泣いちゃったよね」と言ってくれる。

 

駐車場はいっぱいだったが、15分ほど待つと停めることができた。まずは池で魚やカメを観察して、散策路を散歩する。

 

散歩のあとは遊具スペースで遊ばせる。まだまだおっかなびっくりだが、少しずつできることが増えていくのが嬉しいようで、果敢にチャレンジしていく。

いろんなレベル感の遊具があるので、1歳から小学校低学年くらいまで遊べるいい公園だ。

暑い中で1時間ほど遊ばせて汗びっしょり。公園の端にテントを広げて、持ってきたお弁当を食べる。冷蔵庫に食材があまりなかったので、おにぎりとミートボール、野菜入りの卵焼きに作り置きのポテサラ。娘は自分用のミッフィーのお弁当箱を持って嬉しそうである。ピクニック気分で良い。

 

その後もしばらく遊び、13時ごろに帰る。帰りの車で昼寝するかなと思っていたが、なかなか寝なかったので30分くらい余分にドライブして寝かせる。

 

午後は奥さんの実家に連れていき、しばらく遊ぶ。

翌日の朝が早いのと買い出しや作り置きをしたかったので、夕方くらいに僕だけ家に帰る。娘はもっと遊びたかったようで一緒に帰りたいと泣いてしまった。すまぬ娘よ。

 

その足でスーパーに買い出しに行き、帰宅して軽く掃除して料理する。

 

麻婆豆腐。

平日も何かと使えるように大量の肉味噌を作り、半分を麻婆茄子にする。奥さんと子供がいないので青唐辛子とコチュジャンを入れたおとなの味。

 

栃尾揚げが半額だったのでこんにゃくと人参と煮る。あっさり味。

 

あとは残り物のポテサラと人参とピーマンの炒め物。

 

上記に加えて、平日用に味玉とキュウリの花椒漬け、長芋とオクラ、茄子の焼きびたしを作ってご飯も炊いておく。ラジオを聴きながらサクサク料理していくのは気持ちが良い。

 

さて、晩酌をしながら『この世界の さらにいくつもの 片隅に』の続きを鑑賞。

 

この世界の片隅に」はここ5年くらいで観た映画の中でもトップクラスに好きな映画で何度か観ているのだが、後半のすずさんの感情が爆発する場面でいつも泣いてしまう。

 

今回の『さらにいくつもの~』では、原作からカットされていた売春宿の娘との交流やそれにまつわる葛藤のシーンなどが追加されており、より感情の揺らぎが伝わりやすい作品に変わっている。

前作ではちょっと抜けていて明るい女の子として描かれていたすずさんが、作中を通してより複雑な感情や強さ、弱さを持った女性として変わっていく様子が伝わってきて、かなり印象が変わっていた。そのエピソードがあるからこそ、後半の事件や感情が爆発するシーンの辛さ切なさ、それを乗り越えて生活を再建していく様がよりリアルに感じられた。

前作も好きな映画だったが、その世界観をより深く広く作り上げている素晴らしい映画だった。

 

 

 

植物園といきなり友達。寝かしつけクイズ。

土曜日のはなし。

 

前日の金曜日、仕事終わりに義実家に行き、自宅に帰りたがる娘を連れて帰る。息子の生後一か月検診までは奥さんと娘息子が義実家で暮らしているのだが、平日はなかなか出かけたりできず、娘もストレスが溜まっている様子。

 

家に連れて帰っても、遊びたい、寝たくないと大変。30分ほど遊んでから寝かしつける。最近、寝かしつけをする際にクイズを出すのがブーム。娘も難しいことは答えられないので、クイズというか質問である。

「Aちゃんの好きなくだものは何でしょうか」「いちご!あまずっぱいのがすき!」「Aちゃんの好きな色は何でしょうか」「うーん、ピンク!Aちゃん、ピンクがいちばーんすき!」みたいな感じで延々と続く。

 

土曜日。前日が遅かったので二度寝して8時半に起床。パンの朝食を食べさせて、いつもの植物園に連れて行く。涼しくなってきたからか、家族連れが多い。娘も自由に走り回れて楽しそうだ。

 

広場にハロウィンのおばけかぼちゃが展示されている。もうそんな季節か。早いな。

 

かぼちゃで遊んでいたら、5歳くらいの女の子が娘に話しかけてくれる。一緒に遊ぼうと。娘も嬉しかったようで、一緒になって走り回る。子供ってこんな風に仲良くなるんだよな。素晴らしい。

 

その子は30代くらいのお父さんお母さんと、3歳の弟と来ていたようで、芝生に広げたテントで一緒に遊ぼうと誘ってくれた。さすがにテントに上がり込んでいくのは申し訳なかったが、娘もその子も楽しそうにしており、お父さんお母さんも優しそうな方で一緒に遊んでくださいとのことだったので、しばらく一緒に遊ばせていた。

 

親切なご家族にバイバイして公園内を散歩。

 

途中、カフェでアイス休憩し、お昼も近かったのでコンビニでお昼ご飯を買い、カフェのテラスで食べる。日差しは暑いが、木漏れ日のテラスで秋風に吹かれつつ食べるのは最高である。

 

昼過ぎに自宅に戻り、娘を昼寝させる。

夕方、娘が起きたので義実家に連れていく。夕飯をご馳走になり、娘を風呂に入れてもらって20時ごろに帰宅する。またクイズを出しながら寝かしつけ。

 

娘が早めに寝てくれたので、AmazonPrimeで『この世界の さらにいくつもの 片隅に』を観る。2016年に公開された前作に、原作のエピソードが40分くらい追加されて、さらに原作世界に近い世界観が作りこまれている。3時間近い大作なので、半分ほど観て就寝。