成人の日の話。
10数年前に成人を迎えてしまっており、身近に新成人もいないので特に言うことも無いのだが、正月休み明けの翌週に三連休を持ってくるのはナイスである。
疲れが出てくる絶妙なタイミングに拍手を送りたい。
朝起きると晴れ。力強い快晴。
珍しく奥さんのほうから海沿いを散歩したいとのことだったので、とりあえず電車に乗って逗子へ。
たまにヨットに乗りに葉山のマリーナに行くことはあるが、ウロウロするのは久しぶりである。
駅からなんとなく海の方向へ。
こんな看板がさらっとあるところが素敵ではないか。
ミニシアターとヨットスクール。
冬だけど日差しは強い。
海水浴客のいない海は静かで良い。
生活の延長線上の海という感じがする。
そしてなんとなくではあるが、江ノ島茅ヶ崎といった湘南の海の雰囲気と、鎌倉逗子といった葉山の海の雰囲気は違うのだ。
湘南は夏こそ海!という感じだが、葉山の海は生活に根ざした季節を問わない良さがある気がする。春夏秋冬、海は海なのだが。
高校時代に日本海側で過ごしたので、冬の海といえば重たい雲の下で北風がびゅうびゅうと吹きすさぶものだったが、太平洋側は明るく穏やかな冬の海もあり楽しくて良い。
波のない海面にはサーファーの姿は無く、ウインドサーフィンとSUPを練習しているグループがちらほら。
しばし散策。
今週、大学時代の友人達と新宿三丁目で飲む予定があるのだが、こんなところだったのか。
海から1分の好立地ですね。
そういえば、昔、カメラを買った際にひとりで写真を撮りに歩いた事があったのだ。
ずしはま。 - 入道雲の下で笑うblog.goo.ne.jp
逗子駅から小高い丘を登ったところに公園と超高級な住宅街があったなと思い、行ってみることにする。
半端ない坂を上った先にあるマンション。斜めのエレベーターがあるみたい。
よくこんな場所に建てたものだ。
本当にこっちで合っているのか?というような道。
いきなり登山道。息が上がる。
しかし、この登山道を登った先に公園があり、サル山やウサギ、モルモット、ニワトリなどの小屋、子供向けの遊具など結構充実した公園となっているのだ。意外。
そして、葉山の海や江ノ島、富士山を一望できるこの眺め。
披露山の高級住宅街の先にはリビエラ逗子マリーナ、稲村ガ崎に江ノ島、その先に雄大な富士山まで。素晴らしい。
住宅街に降りてみる。
日本ではないような豪邸が立ち並び、そして人がまったく歩いていない!
芸能人も多数別荘を構える日本でも有数の高級住宅街だそうだ。街全体がセキュリティで監視されており、中古物件でも5億とか10億するような場所らしい。電線が地下にあって道が広く、広い邸宅が並んでいる。空が広い。
正直、住む場所としては不便この上ないような気もするが、ぶらりと立ち寄ってホェ〜っと眺めるには良い。
披露山住宅からリビエラ逗子マリーナまで山を下る。
一昨年くらいにリビエラ逗子から初島まで2人で帆走するというレースがあったのだが、その際に食事したレストランへ。
湘南の海の幸のピッツァと鎌倉野菜のクリームソース。
生麺のパスタがモッチモチで美味い。
静かなテラス席で日差しを浴びながら白ワインを飲む幸せよ。
鎌倉駅まであるく。
先週に引き続き、鎌倉御成通りのパン屋へ。
ハード系パンが名物の KIBIYAベーカリー
夕方には帰宅し、今日はタイ料理を作ってみる。
2011年に世界で一番美味い料理に輝いたというマッサマンカレー
鶏肉のバジル炒め バックラパオ
タイ風 春雨サラダ ヤムウンセン
マッサマンカレーについては、味の正解がぼんやりとしかわからない上に、レシピにあった材料に過不足がありすぎたので雰囲気で乗り切る。
・ナンプラー ⇒少なかったので醤油を足す
・ピーナッツ ⇒クルミで代用
・干しえび ⇒桜海老で代用
・塩辛 ⇒無かったので冷蔵庫でカピカピになっていたくじら軟骨の粕漬けで代用
ヤムウンセンも適当に作ってみる。
・生のエビ ⇒桜海老で代用
・ナンプラー ⇒少なかったので醤油を足して、チリソースを足して雰囲気を出す
バジルやパクチーをのせることでなんとかなりますね。奥さんもうまいうまいと食ってくれていた。
本日、鎌倉の材木座にあった雑貨屋でであった動物。
木彫りのナマケモノとバク。可愛すぎる。
アフタヌーンティだ、鎌倉散歩だ、パン屋雑貨屋めぐり、エスニック料理だと
雑誌「Hanako」のような休日を送っているなと思った30代のおじさんであった。
休日最高である。