日曜日の話。
前日のエントリにも書いたが、古代生物読書週間が一区切りついたので
上野の国立科学博物館に現物を見に行く。
ここは上京してから何度も来ているが、とりあえず一回りするのが礼儀なので、
目的の古代生物までまっすぐに行かずにティラノ氏にも挨拶する。
最近毛が生えて復元されることも多いティラノ氏。
どんどん威厳がなくなっていくのが不憫である。
そして手が小さすぎる。鎖骨の1/5くらいの細さ。
説明文によるとしゃがんで待ち伏せで狩りをする際に、
この腕を起き上がる時の補助で使ったと書いてあったが、
絶対に折れるよ。この細さ。不憫である。
本日の目的、カンブリアモンスターたちの化石。実物はテンション上がる。
海獣。
サーモスタット画像。こういった科学実験の展示って面白いよね。
どうやら股間部分がホットらしい。
国立科学博物館、通称科博。
展示の種類、量、クオリティが半端ない。
関東の人間なら絶対に行った方が良い。
ディズニーに行くくらいなら、この施設に10回行きましょう。
科学好き、生物好きであれば620円の入館料で一日中楽しめる。
さらに中学生以下は無料なんてどうかしてる。
僕が子供だったら通い詰めるぞ。
昼までじっくり科博を堪能して、浅草まで散策する。
上野駅北の陸橋。
この陸橋からの眺めは良い。
突如現れる螺旋階段の歩道橋。
突如現れる制服達。
窓からじっと通行人を監視している。
突如現れる巨大カブトムシ。
マンションから蜜でもでてるのか。
2階の住人はどんな気持ちなのか。
突如現れるカッパ。
鈴木さん。ありふれた姓だ。
通りの向こうにはスカイツリー。
僕が上京した時には影も形もなかったが、
すっかり下町の風景になっちまった。
浅草の手前でもんじゃを食す。
東幹久がオーナーで、店員が全員芸人だという「浅草もんじゃMJ」さん。
2人分のセットメニューで、キャベツと一緒に蒸した餃子、牛スジ煮込み、小さめの鍋いっぱいのもんじゃ焼で2400円。満足度高い。
昼からビールにホッピーに結構飲んでしまった。
すぐに浅草についてしまったので、物産館のような建物で食後のスイーツ。
最近若者の間で流行っているらしい、
なめらかで柔らかいものを巻いたようなフォルムのソフトクリーム。
そこかしこで女子が写真を撮っている。
タピオカドリンクは700円もするらしい。
最近の若い女子は富豪なのかな。
それとも、「武士は食わねど高楊枝」の精神なのかな。
せっかくきたので浅草寺にも参拝。
偶然写真に写りこんだ白髪の男性が、僕の実兄に似ていて写真を見返して笑ってしまった。
ジャンバー専門店。良い。
ジャンバーか、ジャンパーか、そんなことは問題ではない。
どこからでも見上げるとスカイツリー。
帰る前に喫茶舟和さんでコーヒーブレイク。
180円でセットにできる芋羊羹。
芋をふかして固めた純粋な味がする。
夕方に帰宅。
帰りにスーパーでふきのとうを買って、
ふろふき大根とふきのとう味噌。
ほろ苦くてよい。
大根の葉っぱで炒め物を作る主婦力よ。