土曜日の話。
奥さんが夕方まで研修とのことで、休日出勤を労うために料理をする。
自分の料理欲(たくさんつくりたい)を満たしたいというのも多分にある。
何か食いたいものはないか聞くと「肉と赤ワイン!」ということだったので、
久しぶりに洋食で色々と作ってみた。
夕方までジムに行ったり喫茶店で読書したり買出ししたりで
バタバタしていたので17時くらいから準備開始。
エビとオリーブのカップサラダ
何かサラダでも作るかとスーパーでエビとトマト、セロリを購入。
家に帰って冷蔵庫を見たらオリーブとジャガイモがあったので思いついて作ってみた。
ガラスカップの一番下に、マッシュポテト(バター、レンチンしたジャガイモ、塩胡椒を混ぜる)を敷く。
みじん切りにしたセロリ、赤ピーマンを乗せる。
上に、茹でたエビ、オリーブ、トマトを胡椒、ドレッシングで軽く和えて乗せる。
オリーブとマッシュポテトのコクとセロリの青っぽい爽やかさがマッチして美味い。
見た目も華やかで良い。
サバのトマト煮込み
これはネットで拾ったレシピから。
鯖の水煮缶とトマト缶を鍋にドバッと入れて、砂糖と醤油を入れて煮込むだけ。
それだけだと寂しそうだったので、はじめにニンニクをオリーブオイルで炒めて、煮込む時にヤングコーンも入れてみた。
シンプルな料理だけど驚くほど美味かった。
トマトで煮込む系の料理はコクを出すのが結構難しいのだが、
砂糖の甘さと鯖の脂がトマトの酸味といい感じにマッチして深い味になっている。
200円鯖缶と78円のトマト缶が豪華なイタリアンに変貌。
バケットに乗せて食べると赤ワインが進みすぎる。
カボチャのカマンベールチーズ焼き
これはビール会社のサイトで紹介されていたレシピを参照して作ってみた。
薄切りのカボチャを耐熱皿に並べてレンチンした上に、
オニオンスライス、ベーコン、とろけるチーズ、カマンベールチーズを乗せて
塩胡椒、オリーブオイルをひと回し。
あとはオーブンで10分くらい焼くだけ。簡単。
本来はゴルゴンゾーラチーズで作るそうだが、近所のスーパーには売ってないのでカマンベールで代用。
食べる時にハチミツをかけて食べると絶品。
チーズとハチミツってどうしてこうも合うのか。
ローストビーフ
(見た目がちょっと悪い・・・)
グラム200円くらいのオーストラリア産のモモ肉。普通に焼くと硬くて食えたものではないので低温調理でローストビーフにする。安いしヘルシーだ。
(家で豪華な食事を作る時、霜降りステーキの満足度は高いが、それ自体で胃と脳にダメージを与えてくるため料理をたくさん作りたい時には不向きだと思う)
ハーブと塩、スライスしたニンニクをまぶしてジップロックに入れて、スーパーでもらった牛脂を一緒に入れる。
サシの足りない牛肉には牛脂でチャージするのだ。
そして、低温調理機「Anova precision cooker」で56度で1時間。
低温調理機については以下を参照。僕が尊敬しつつチェックしている料理の鉄人。探究心が凄い。
buchineko-okawari.hatenablog.com
低温調理自体は結構時間かかるので、料理の最初に準備して、湯煎中に他の料理を作る。
56度1時間で中身はピンク色でしっとりだが火は通っているという素敵な状態に仕上がる。
最後にまわりだけスキレットで焼く。
表面に焼き目と香りを付けるのが目的。
焼き終わったら、ジップロックに溜まった肉汁とワイン、バルサミコ酢でソースを作るのだが、失敗して汚くなってしまった。
スキレットがカンカンに熱い状態で肉汁を入れてしまい、肉汁のたんぱく質が凝固してソースがダマになってしまったのだ。毎回学ばずに同じ失敗をしている。
あまったヤングコーンとかぼちゃをレンチンしておき、軽く焼いて添える。
オニオンスライスを皿に敷いて、薄く切ったローストビーフを並べてソースをかける。
完成。
これらの料理に、あまった食材で作ったサラダと、買ってきたバケットを切って食卓に並べる。
食卓全景
品数をたくさん作るってのは楽しい。
どれもワインに合う料理で満足。今回のMVPはサバのトマト煮込みですね。
奥さんも美味い美味いと食べてくれて満足。
おまけのブルスケッタ
翌朝、余った食材でブルスケッタにしてみた。
冷蔵庫整理がはかどる。
なんつーか、自炊は最高の趣味である。