先日の話。
社会人になってから仲良くさせていただいている方々と飲みに行ってきた。
皆様ホワイト企業勤務なので19時過ぎには集合されており、
五反田で0次会としてハイボールを飲んでいたらしい。
僕は学生向けに2時間近くしゃべる仕事をやっており、
へろへろになりつつ20時過ぎに合流。
五反田の隣駅、大崎の焼肉の名店「光陽」さん。先客で満席だったようで、
僕が合流したタイミングでちょうど入店できた。
お互いの仕事の近況などを話しつつ、肉を焼いては食う。
まずはビールと上タン塩。
タン元が分厚く切られており、最高に美味い。
肉の輸出入をしていた友人からしても、かなり良いクオリティだそうだ。
そして光陽名物の塩ハラミ。
このおそるべきサシの入り方よ。
ハラミらしく適度な弾力はありつつも、サシにあわせてさくっと噛み切れて脂の旨みが凄い。
今回のメンバー5名は僕が所属する社会人ヨットチーム関連で知り合った方々で、
皆30代で会社もバラバラと不思議なつながりとなっている。
もともと、五反田在住の先輩2名を中心に、定期的に美味いものを食おうということで
「五反田会」として結成し、半年に1~2回程度肉を食うという会が続いていた。
はじめは僕含めて皆独身だったのだが、はじめに一番の後輩が結婚し、
僕ともう一人が昨年結婚し、五反田在住だった先輩2名が昨年末の
同じタイミングで入籍し引っ越してしまい、会の存続が危ぶまれつつある。
しかしこういったゆるいつながりの飲み会というのは良いものだな。
20代のころは、社外での飲み会となるとすぐに出会いだ合コンだの話になるし、
若手が多い会だと血気盛んに一気飲みなども多く、その一瞬は楽しいのだが
どうにも中身の無い会になりがちだ。
皆30代なので、会社を飛び出して新しいチャレンジをする人もいれば
会社の中で存在感のある仕事をやっている人もいて
細かな話は全くしないのだが、不思議と刺激になる。
そして誰も会社への不満を口にしていない。
素敵なビジネスマン達なのだ。素晴らしい。
結局この日は、焼肉を食って五反田まで歩き、
五反田で立ち食いの寿司をつまみつつ軽く飲んで
11時ごろに解散となったのだった。
軽く焼肉からの軽く寿司。全然軽くないようだが、
深酒せずに、これがさらっとできるようになるのが大人なのだ。
大人最高である。