太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

バレンタインは虚礼廃止で。

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そういえば昨日はバレンタインデー。

うちの会社には虚礼廃止という素晴らしい制度があり、

年末年始やお中元お歳暮、バレンタインホワイトデーの前後になると、

総務担当から、「うちは虚礼廃止だから、なんやかや贈り合ったりしないでくれ」という通達が来る。

 

虚礼廃止。すごい言葉だ。

 

建前の礼儀を大事にして人間関係を円滑に進めてきた日本文化を

「虚」としてぶった切って無くしてしまおうという心意気、

「虚構」「虚数」「虚無僧」、そして「虚礼」

パンクである。

 

しかし素晴らしく合理的だ。うちの会社には不条理なことは数あれど

この合理的な判断には拍手を送りたい。

 

贈り贈られが人間関係を円滑にしているのはわかるが、

奥さんの職場の話なんか聞いてると煩わしくてしょうがないようだ。

 

若手の職員の間では年賀状を無くしてLINEでやり取りしているらしいが、

経営陣には毎年送らないといけない暗黙のルールになっているらしい。

今年なんか、中堅のオバちゃんが変に気を使って

メールで良いよと言ってきたくせに自分は年賀状を送ってきたそうで、

出すべきか出さざるべきかうんうん悩んでいた。

女社会の組織では気苦労が絶えないそうだ。

 

それに比べるとさっぱりしてよい。

本当にお世話になった人や、親しい友人には出せば良いのだ。

 

 

そして、バレンタインデーも、女性社員からすると気苦労の種だろうなと思う。

義理チョコを送るにしろ送らないにしろ面倒だろうし、

いくらくらいのものを送るのかでマウンティングが始まってしまいそうだ。

 

義理チョコって言葉も凄い。

「義理」って。「義理人情」「不義理をはたらく」など、字面が重すぎやしないか。

 

そんなものは綺麗さっぱりやめてしまえば良い。

僕は新卒から同じ会社に勤めているので、

2月14日だろうが社内が全く浮つかずに通常営業しているのが逆に心地よい。

いらんもんはいらんと偉い人が言ってくれたほうが下々の民は気楽で良いのだ。

 

 

※ちなみに、トップの画像は、昨晩頂き物のいちごがあったので

マシュマロを乗せてチョコソースをかけて表面をあぶったものです。

なんとなくバレンタインっぽいかと思って風呂上りに作ってみました。