太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

酒蒸しという新境地。

日曜日の料理の話。

 

先日、インターネットを楽しく閲覧していると、 「これは!」という記事を発見した。
酒で肉と野菜を蒸したら美味い!というシンプルな内容なのだが、眼から鱗の調理法だったので、自分でも試してみた。

 

dailyportalz.jp

 

「酒蒸し」はアサリやハマグリ、白身魚などの魚介ではポピュラーな調理法だが、それを肉と野菜に応用することで、劇的に美味くなるのだそうな。

 

 

・臭みをとる

・肉、野菜それぞれの素材の旨みを調和させる

・水分を保ったままやわらかく加熱する

こんな効果がありそうな予感。

 

 

ということで調理。
鶏ももを1枚、クレイジーソルトを振って5分ほど放置。
あとは冷蔵庫にあった野菜を適当に切る。
今回は小さな玉ねぎ、悪くなりかけていたレンコン、シメジ、ほうれん草。

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これらを、フライパンに並べて、料理酒をじゃばじゃばとかけて中火で蓋をして
あとは20分くらい放置プレイ。

 

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お酒の水分が飛んで、鶏肉の皮に焼き目がついたら完成。
放置プレイ中に、カツオのたたきを切って盛り付ける。中華スープも作る。

 

出来上がり。

 

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<感想>

・塩味だけなので、もっとあっさりさっぱりした味を想像していたが、
 日本酒のアミノ酸の影響か、鶏のコクというか旨みが凄い。

・鶏皮の脂から出るくさみが全くなく、鶏肉の味自体が濃くなっている。

・普通は20分ほど加熱したらパサつきそうだが、蒸したおかげか、
 アルコールの力かむっちりプリプリとした食感。

・野菜も鶏肉のエキスをしっかり吸っており、薄味だけど美味い。

・きのこ、レンコンはちょうど良かったが、玉ねぎとほうれん草は
 やわらかくなりすぎていたので時間差で投入したほうが良かったかも。

・肉料理とつけあわせの野菜が一緒にできるのは非常に楽。
 そして相乗効果で美味くなるので反則的。

 

結論:酒蒸し最高。デメリットなし。

 

参照したパリッコさんの記事にもあったが、こんなに簡単に美味いのに、
魚介類だけに留めているなんてもったいない限りだ。
イメージでは、しょうが焼き、バター炒め、などと同じくらい
メジャーな調理法になっていてもおかしくない。
これは我が家の定番メニューになるな。

 

 

おまけ:奥さんが実家からたい焼きをもらってきたのでおやつ。
家にあった緑茶のパッケージを見たら賞味期限が2015年だった。
2度の引越しを乗り切ってきたのか。強い。


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