太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

ルーローハン、パクチーが呼び起こすベトナムの気候。

土曜日の話。

前夜に念入りにストレッチしたおかげか、ケツの奥の痛みは小康状態。
少し家事をしてから毎週のルーチンにしているトレーニングに出掛ける。

 

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家の前の桜は満開少し過ぎた頃か。この週末まで花見客は多そうだ。

 

ジムでは走れないので上半身のトレーニングのみ。今日からアプリを使ってメニューを記録してみる。ただ、マシンとマシンの間にスマホをポチポチしているのはなんだかまわりの人に申し訳ないような感じがする。ただ、記録することで多少モチベーションアップに繋がるかもしれないと淡々と記録する。

 

ジムを出て、予定していた散髪の時間まで20分ほど空き時間があったので缶ビールを買って川辺の桜を眺めつつ喉を潤す。昼真っから川辺でひとり缶ビールを飲んでいると不審者丸出しだが、桜が咲いているというだけで免罪符となる。たった20分だが楽しい花見だ。

 

12時より行きつけの美容院で散髪。こちらが雑誌を読んでいると話しかけてこないのが気楽で良い。こちらも営業マンなのでいくらでも雑談は出来るが、休日くらいは静かにしておきたいのだ。以前利用していた店ではヘアカタログを見て注文していたが、この店では店長かNo.2のスタッフさんがいつも担当してくれており、腕も確かなので口頭でイメージだけ伝えてお任せにしている。気に入った美容師さんを予約すれば良いのだろうが、何故だかこちらから指名するのに気恥ずかしさがある。短髪なので30分ほどで終了。なんだかもったいないような気もするが、お互い早く終わったほうが気持ちが良い。

 

昼は家族連れでごった返すサイゼリアへ。筋トレ後だったので出来るだけタンパク質をとりたく、グリルチキンと辛味チキンをダブルで注文。ライス等は無し。先ほどの缶ビールのほんのりとした酔いが続いており白ワインのデカンタも頼む。隣のテーブルの家族連れの子供がギャン泣きしているが、昼から優雅にチキンとワインを楽しむ。チキン二種、白ワインデカンタ、デザートにティラミス、ドリンクバーのコーヒーも付けてお会計がなんと1500円。ここは天国か。

 

コーヒーで酔いを醒ましてから期日前投票へ。その後、日用品や食材の買い出しをしてから帰宅する。

 

 

帰って仮眠してから晩飯の準備。
週6勤務で疲れている奥さんのリクエストでルーローハンを作る。

ニンニクとショウガをひとかけらずつみじん切り。玉ねぎを一個分粗みじん切り。
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豚バラ肉ブロックを細切り。
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深めのフライパンで豚バラと玉ねぎを軽く炒めて、ひたひたになるくらい水を入れる。味付けは醤油、砂糖、お酒、オイスターソース、酢。香りづけに八角を入れてゆで卵と一緒に1時間ほど煮込む。部屋中が八角の良い香り。旅行で行った台湾や台湾を思い出す。台湾、上海ではコンビニに必ず八角で煮込んだゆで卵が置いてあって、街中が八角の匂いだった気がする。


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この汁がまた美味い。汁ごとご飯にかけて食べるので、味付けは少し薄めにしている。 

 

あとは冷蔵庫にパクチーが余っていたので、生春巻きとヤムウンセン。

 

まず、ニンニクを少量のサラダ油でカリカリに揚げて、ナンプラー、レモン汁、唐辛子を混ぜてタイ風のタレを作る。

 

生春巻きは表面だけボイルしたエビ、もどした春雨、大葉、パクチー、水菜、キュウリ、チャーシューを入れている。タイ風タレと市販のスイートチリソースを付けて食べる。簡単で見栄えがするし、ビールにも良く合う。


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ヤムウンセン(タイ風春雨サラダ)は、もどした春雨、トマト、パプリカ、キュウリ、パクチー、水菜に角切りチャーシュー、タイ風タレと塩コショウで味付けして混ぜる。

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入れた野菜に特にこだわりはなく、春雨以外は冷蔵庫に残っていた野菜や、スーパーで安かった野菜を適当に入れている。チャーシューも先週末作った残り物である(賞味期限は気にしない。においを嗅いでみて判断する)

 

パクチーを初めて食べたのが大学時代のベトナム旅行だったので、パクチーを食べるとベトナムで食べたバインミー(フランスパンに鶏肉や野菜サンドイッチ)を思い出す。

貧乏な学生旅行だったため、屋台で安く売っていたバインミーをかじって昼飯にしていた。その時の原付バイクがけたたましく走る埃っぽい街並み、強い日差しと湿度にじわっと汗が出てくるような気候などを思い出して懐かしくなった。

 

味や香りがトリガーとなって昔のことを思い出すのは豊かなことだ。

本日の自炊も満足である。