太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

江ノ島ヨットレース。

ちょっと前の日曜日の話。 

夏のような天気の江ノ島沖でヨットレースをやってきた。

 

ヨット競技が趣味というのは以前も書いたが、相模湾江ノ島)と東京湾(浦安)と2つのチームに所属して活動している。もともと高校時代からヨット競技をスタートしたので、もう19年ほど継続していることになる。いつの間にか人生の半分以上続けている長い趣味である。

 

江ノ島のチームは僕が就職で上京した際に、部活のOBに誘われ参加するようになった。

企業のヨット部なのだが、レースメンバーが年中人手不足のようで、何故か毎年レギュラーメンバーとして全日本の大会にも出場させていただいている。(実は、大会で入賞して社内報に名前入りで掲載されたこともある。本当はダメなのだろうが、大企業すぎて誰も気づかないのだろう)

 

入社以来なのでもう12年くらいお世話になっているのだが、2012年のシーズンからは浦安のチームに軸足をおいており、年間3~4レース程度参加させていただいている。今回は久しぶりの江ノ島のチームでの参加である。

 

横浜郊外に住んでいるので、江ノ島でのレースは近くて気軽で良い。 前日から真夏のような陽気となっており、Tシャツ1枚でぶらぶら江ノ島の橋を渡っていく。

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今回は先輩の女性Sさんと2人で参加。Sさんは社会人で全くの未経験からヨットスクールに通ってヨットの技術を学び、精力的に毎月練習やレースに参加されている。社会人からヨットを趣味とするのはなかなか難易度が高いのだが、Sさんみたいな方がいるというのは非常に嬉しいことだ。

 

簡単に船をセッティングし、9時過ぎには出航する。江ノ島での活動は、年間のポイントレースが10日程程度、毎回15~30チーム程度が出場して、1日3レースを実施している。

 

今回は風速2~5m/s程度の軽風で3レース。結果はそこそこといった感じ。

1レースあたり1時間を超えるような長いコースだったので非常に疲れたが、真夏のような太陽の下で風を浴びてヨットを走らせるというのは単純に楽しい。そしてライバルの艇と抜きつ抜かれつのデットヒートも出来て非常にエキサイティングだった。久々の3レース実施に身体も悲鳴を上げている。おじさんにはハードな競技なのだ。

 

僕らが参加している艇種のクラブは、10ほどの企業のヨット部が主体となっている。平日はネクタイを締めて都内の会社に通うビジネスマン達がほとんどで、年齢や役職も様々なのだが、海の上では同じ艇種、同じルールの下でレースをやれるってのは実は震えるほど面白いことなのかもしれない。

 

15時前に陸に上がり、さっと艇を片付けてシャワーを浴びる。一緒に乗ったSさんは仲の良いチームと軽い打ち上げで食事に行くと言っていたが、僕は奥さんと予定もあったので缶ビールだけ飲んで帰ることとする。


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ヨットハーバーのクラブハウスの2階テラスに上がり、至福の缶ビールタイム。空腹と日焼けと乾きにビールがしみわたる。

 

帰り道。江ノ島のヨットハーバーは車、バイクの走り屋の皆様の聖地のようになっており、今回は70年代くらいのマッスルな車を愛する人達が集会をやっているようだった。ハイドロとかローライダーとか言うのか、サスペンションで飛び跳ねるような車が難題も連なっていた。燃費がすごいことになりそうである。


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また、ヨットハーバーの前のロータリーでは、旧車會というか、古きよき暴走族のようなバイクを愛するおじさんたちの集団がいつものようにたむろっていた。車やバイクを愛するのは良いのだが、近所には住んでほしくないものである。


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その後は江ノ島から横浜へ移動し、横浜駅で奥さんと合流。簡単に買い物を済ませて帰宅する。体力的には限界であるが、久しぶりの江ノ島でのレースは最高であった。