太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

ファミリーセールと焼肉屋。

土曜日の話。

 

梅雨入りである。朝から冷たい雨がザーザーと降っている。そんな雨の中、東京の流通センター駅でアウトドアウェアのファミリーセールをやっていたので数年ぶりに行ってみた。

 

ノースフェイス、ヘリーハンセンなどのブランドを持つGOLDWINファミリーセールである。7年くらい前に知人より紹介されて会員になり、何度か参加してはヨット用の衣服を購入していたのだ。

ぼくは長いことヨット競技をやっているが、正規の値段でウェアを購入したことはほとんどない。レースの賞品で頂いたり、使わなくなったものを人から頂いたり、ヨットに流用できそうな別ジャンルのウェアを流用したりしている。

 

マイナースポーツの用品、用具は高すぎるのだ。だからたまにあるこんなセールはありがたく参加するのである。

 

 

横浜駅から京急線羽田空港の近くの天空橋でモノレールに乗り換えて流通センター駅へ。東京モノレール。めったに乗る機会は無いが「なんて輸送効率の悪い座席レイアウトなんだ」といつも思う。普通の電車が100名乗れるとすると、同じサイズだとしても60名くらいしか乗れないのではなかろうか。結構ガラガラなので関係無いのかな。

 

9時開場なので30分前の8時半に到着したのだが、開場待ちの人ですでに長蛇の列である。おそらく1000人近くは並んでいたのではないだろうか。雨風にさらされつつ黙って並んでいるのは結構な苦痛である。単純に寒い。傘をさしてダウンロードした映画を観つつジリジリと進み、結局会場に入れたのは10時過ぎであった。

 

ヨット用の防水ウェアと、トレーニング用のシャツを購入する。

安くなっているものの、定価から3割〜4割引き程度であった。以前が7割〜8割引が当たり前だったことを考えると、そこまでお得感は無い。おそらく有名になりすぎたのだろう。来場者は年々増えている印象だ。

 

そりゃそうだ。会員を締め切ることなく、どんどんと招待客を増やしているのだ。来場者は増えているし、メーカー側もこれは多少高くても売れると気付いてしまったのだろう。また、メルカリ等の転売対策で極端な安売りをしていないのかもしれない。

 

こうやって、知る人ぞ知るセールは適正価格に落ち着いていくのだろう。世の摂理とはいえしょうがない。

 

これを、移動時間と行列の時間2時間半をもって高いと取るのか、予定の無かった休日の体験とセール効果の両軸で安いととるのか。

そこそこ楽しかったので良いとする。

 

寒かったので最寄駅で蕎麦を食って帰る。帰って昼寝する。

 

うちの奥さんは昼寝が好きだ。平日休日問わず、疲れた時はカジュアルに寝ている。その影響で俺も疲れた時は昼寝するようになった。昼寝は良い。体力ゲージがリセットされる感じ。

別に寝なくても30分横になるだけでかなり回復する。ぼくが保育園を卒園してから奥さんと暮らし始めるまでの30年弱、昼寝の無い生活を続けてきたが、世の皆様はこんな良い習慣を持っていたのか。ずるいぞ。

 

 

本日は仕事終わりの奥さんと焼肉に行く予定にしているので、その前にジムへ。先週は仕事が忙しく平日に行けなかったのでしっかり鍛えねば!と思っていたところ、なんと通っているスポーツセンターが来月から全館休館となってしまうそうな。これは困った。

11月くらいから半年間、ほぼ毎週運動を続け、体型も変わってきたところだったが、なんと休館してしまうとは。改装工事で2020年の3月までは使えないらしい。

 

毎週のように通っていると、常連の顔ぶれもだんだんわかってくる。地域のスポーツセンターで格安なこともあり、ご老人やおばちゃんばかりと思いきや、黙々とベンチプレスやデットリフト等をやっているガチ勢のトレーニーも結構いたりするのだ。皆様マナーを守って静かにトレーニングされているのだが、この人たちもあと半月もすると根城を無くしてしまうのか。一度トレーニングにハマッて身体をデカくした人間は、運動の感覚が空いて身体がしぼんでしまうことを極端に恐れるのだ。寡黙なトレーニー達は休館の事実を静かに受け入れ、新たなウェイトやマシンを求めてどこかに旅立っていくのだろう。

 

ぼくも来月からは近隣のスポーツジムに入会しよう。

 

さて、仕事おわりの奥さんと合流して焼肉である。横浜駅のきた西口を出てすぐ。キャバクラがパンパンに入っているいかがわしいビルの3階にある焼肉屋『横浜苑』である。

 

tabelog.com

 

希少部位の肉にこだわりを持った焼肉屋らしく、かいのみ、イチボ、本バラ、ザブトンなど、しっかりとサシの入った部位が結構な分厚さで1人前800円程度で食える。

 

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ビールを飲み、肉を焼き食うしあわせよ。自宅でゆったり飲むのも良いが、やはり外食も楽しい。

 

この店はオペレーションを極力減らして、低価格で美味い肉を食わせることに特化した店のようだ。テーブル上の調味料は無し。タレは甘めの焼肉のタレとポン酢タレのみ。メニューはすべてタッチパネルで注文。席は2時間制。メニューもある程度絞り込んでいる様子。肩肘張らずに美味い肉を食いたいので全く文句無い。

 

今回頼んだのは

・希少部位を4つほど
・ハラミとサンチュ
・キムチ盛り合わせ
・カルビ
・セセリ
・ネギサラダ
・ユッケジャンクッパ

これに、ぼくがアルコールを4杯。奥さんがノンアルを2杯で一万円ほど。
肉質はばっちりだったのでかなりコスパは良いのではないか。

 

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締めのユッケジャンクッパ。焼肉の締めは冷麺よりもクッパ派である。
すっかり満腹満足である。ほくほくで帰宅する。

 


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満腹すぎて焼肉屋ではデザートまで行かなかったため、帰ってアイスタイム。

なつかしの練乳氷いちごと練乳抹茶かき氷。最高である。