ここ数週間で、小さな子供のいる飲み会に3回参加した。
はじめは、ご近所にお住まいの先輩夫婦と息子氏(1歳半)と焼肉。お互いに家に遊びにいっている仲なので気楽で良い。先輩夫婦の妊娠出産の話、子育ての話などをなるほどなるほどと感心しつつ聴く。
2回目は、所属している企業ヨット部の暑気払いで、赤坂の韓国料理屋で10名弱で飲み会。40代中盤の先輩が5歳娘さんと2歳の息子さんを連れてきていた。聡明な娘さんとipadのゲームで勝負して盛り上がる。
3回目は先週末。奥さんのお母さんの還暦祝い兼奥さんの誕生会。義両親、奥さんの姉夫婦+子供3人、僕ら夫婦の9名で焼肉。子供が5歳3歳1歳と3人もいると結構にぎやか。僕ら含めて3家族が半径100メートルくらいの大変近場に住んでいるため、さっと集まってわいわいごはんを食べてさっと解散する。
ふと思ったのだが、小さな子供のいる飲み会、良いかもしれない。
子供のいる飲み会では、どうしても子供が話題の中心になる。大人数の会では話題がいくつかに分かれることもあるが、少人数だと子供の一挙手一投足に対して皆で盛り上がったり皆であやしたりと、子供が場の中心となりやすい。盛り上がらない飲み会でもなんだか和やかに場が進んでいくのは素敵なことだ。
昔、僕がもっと若かったころ、そういった場が少し苦手だったのだが、もう自分も親になる世代であり、少しずつ子供好きになってきて、現在では積極的に子供と遊んで大人の会話にはあまり入っていかないポジションを確立しつつある。それはそれでどうかと思うが。
お酒の場に子供を連れてきてけしからん!というご意見もあるだろうが、子供は誰かが見てないといけないわけだ。
例えば旦那さんが飲みにいって奥さんが一人で子供を見るよりは、旦那さんが子供を連れて行ったほうが奥さんもゆっくりできるだろう。夫婦と子供で飲み会に参加するとしても、参加者で子供好きな人があやしてくれれば、付きっ切りでご飯を食べさせるよりは助かるかもしれない。
また、親もそこまで気兼ねせずに一緒に食事できるのは良いことなんじゃないかと思う。こちらもリラックスしてお酒を楽しみながらかわいい子供と遊んで癒されるのでウェルカムである。
そして子供がいる事で変に飲みすぎる人も出ず、皆も笑顔で愚痴のような話が出ることもなく、お酒を交えた健全なお食事会として進行するため良いこと尽くめではないかと思ったのだ。
もちろんタバコの煙や、アルコールを間違って口にしないようにするとか、味の濃い食事とか気をつけないといけない事は多い。あまり夜遅くなっても子供が疲れてしまうので早めに解散する必要はある。子供の負担になってはいけない。
ただ、ヨット部の飲み会に息子娘を連れて参加する先輩を見て、その辺りをちゃんと気をつけるのであれば、大人の会に子供を連れて行くというのはすごく良いこころみなのではと思ったのだ。
そんなはなし。
姪っ子と仲良しなおじさん。