太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

気のいい老獪なアクティブおじさんであろう。

さて、2020年が明けてもう3日目である。早い早い。

はてなブログのお題が今年の抱負とのことだったので、僕も人並みに抱負なぞしたためようかと思う。

 

仕事関連やプライベートに関する目標は自分の雑記帳に記しているため、ここではどちらかというと心構え的なことを書こうかと思っている。今年、36歳になる年男の既婚子持ちのおじさんとして、どんな心構えで2020年を乗り切っていくのか。

 

・機嫌のいいおじさんでいること

中年のおじさんともなると、真面目に黙っているだけでは駄目である。

余計なことを言わずにただオフィスの椅子に座って仕事をしているだけでも、目が霞んでPCのモニターの文字は見えづらく、自然と眉間に皺が寄ってしまう。職場では管理職なのだが、自分では偉ぶっていないつもりでも、自然と部下から気を使われる立場になってしまっている。いくら小奇麗な格好をしていたとしても、ここまでの20年にわたるマリンスポーツの結果か顔にはシミソバカスが出てきており、髪にも白髪が増えてきている。まごうことなきおじさんなのだ。

 

そんなおじさんは、黙って座っているとしても、ただそこに存在しているだけで若干のマイナスなのだ。 せめてそのマイナスを無くすために、いつも機嫌のいいおじさんでありたい。

積極的にプラスを求めてしまうと、空気を読まずにオヤジギャグを飛ばすおじさんになったり、色気を出して似合わない若作りをする痛いおじさんとなる危険性がある。それは結果的にマイナスを加速させてしまいかねない。無理は禁物である。

 

清潔感があり、変にかっこつけず、かつ機嫌のいい無害なおじさん。僕ももうすぐアラフォーなのだし、このあたりのポジションを模索していこう。

 

 ・自分の持っているカードを磨き、使い方を増やす

僕の好きな考え方に、自分の持てるカードというものがある。 この10年くらいずっと考えていることなのだが、人は自分の持っているカード(才能、能力、適性みたたいなもの)から遠く離れたことはなかなか出来ないし、結局は持てるカードで勝負するしかないのだ。

かの有名な漫画『ピーナッツ』(スヌーピー)でも、同様の話がある。

ルーシー「Sometimes I wonder you can stand being just a dog ….」
(時々、わたしはどうしてあなたが犬なんかでいられるのか不思議に思うわ。)

スヌーピー「You play with the cards you’re dealt …whatever that means. 」
(配られたカードで勝負するしかないのさ…..それがどういう意味であれ。)

さすがスヌーピーさん。深い。哲学する犬である。

 

ここ数年間、この考えを意識し続けて、自分の持てるカードはある程度把握できてきたし、うまく使えるようになってきたように感じている。

ただ、まだまだ良い使い道があるのでは?とも思っている。カードを増やすことは難しいが、使い方を磨いたり手数を増やすことはもう少しできるような気がするのだ。手数、引き出し、メソッド、ロジック、裏技、大技林。使えるものは何でも使って老獪なカードプレイヤーになろう。

 

・楽しさの優先順位を上げる

おじさんになってくるにつれて、生活がルーチン化していったり、自分の興味が固定化されていったり、新しい物事へのチャレンジに対して腰が重くなっているのを感じる。

また、日々の生活の中での感動が「激情」から「じわじわした滋養のようなもの」に変化しているような気がする。結婚して子供が生まれたからかもしれないし、年齢的なものかもしれないし、世の中的な変化も多少は関係しているのかもしれない。

 

それも良いのかもしれないが、もう少し刺激を与えてみるのも大事かもしれない。特に、僕らくらいの年齢になってくると、「これは押さえておこう」「学びがありそう」でインプットするものを選択することが増えてくるが、もっと「楽しい」「楽しそう」に対して意識的に優先順位を上げていくのが良いんじゃないかと考えている。

 

その「楽しい」インプットに対して、こちらの雑文や別途書いているnoteなどにアウトプットできると、もっと人生が楽しくなるような気がするのだ。

 

そんな心構えで2020年はいきましょう。では。

 

今週のお題「2020年の抱負」