太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

わが子の生後100日を越えての所感。

つい先日、わが子が生後100日を迎えた。

 

100日といえばお食い初めであるが、諸事情で3月下旬に延期となったお宮参りの際にお食い初めも一緒にやろうかと考えていたら、新型コロナウイルスの心配もあり遠方から郷里の父母を呼んでのお宮参り自体やめた方が良いんじゃないかといった状況である。

政府より高齢者の不要不急な外出は控えろ、文化的イベントは自粛せよとのお達しが出ている中で、孫のお宮参りは不要不急にあたるのか、文化的イベントにあたるのか。どちらにしろ用心したほうが良いだろう。

 

つまり、生後3か月を超えてまだお宮参りもお食い初めもできていない。由々しき事態である。

 

お宮参りを終えていないが、鎌倉の鶴岡八幡宮の近くには何度も行っている。つい先日もニアピンしてきた。そのままフラッと立ち寄っても良いのだが、正式なお宮参りができていないのにフライングで神社に参るのもどうかと思い参拝していない感じである。

もういっそのこと参ってしまうか迷いどころである。仮参りからの本参りでも良いのではないか。そうこうしているうちに来週にはもう初節句である。こなしていないタスクがだんだんと溜まってくる。なんだか仕事のようではないか。親ってのは大変なものだ。

 

 

このように親が大事なつとめを先延ばしにしている状況だが、娘はすくすくと育っている。文化的行事がなくとも子は育つのだ。

さて、個人的な雑文として娘の最近の変化を記しておこうと思う。

 

 

■だんだん首が座ってきたかも

生まれてすぐはふにゃふにゃもいいところだったが、ようやく首の筋肉が発達してきたようだ。縦に抱いても首を自分で支えていられる。つい先月までは、ソファにゆったりと座って胸に縦抱きにすると、絶望したような表情で僕の胸元に頭を預けていたものだ。とても変な顔であった。

時折うつぶせの練習をさせるのだが、ゾウガメのように首をぐっと持ち上げて一生懸命に耐えている姿に成長を感じる。うちの娘は下がり眉でいつも困ったような顔をしているので、真面目に困った顔をしながらゾウガメのようなポーズでプルプルと耐えているのが大変良い。

首が座ってきたので抱っこ紐を使ってのお出かけもできるようになった。親としては一緒にお出かけができるだけで非常にうれしい。親としても、子供としても世界が広がるのは素晴らしいことだ。

 

■めっちゃ反る

首の筋肉が発達してきたのにあわせて、寝た状態でものすごく反るようになってきた。寝起きのタイミングなど、両手をあげて肩から上が横向きにブリッジしているような感じで上半身は完全に横を向けるようになってきた。初めて見る動きである。寝返りを打ちたいのだろうか。

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ただ、子育ての参考書で調べたところ、寝返りは下半身から回転して横を向くらしい。娘のやり方だとブリッジで上半身が横を向いても、反った頭が重いのでそれ以上は絶対に向かない。間違ったやり方で一生懸命やっているようで微笑ましい限りである。

 

■物が掴めるようになった

ようやく自分の手を認識してきたのか、2ヶ月半くらいから手をじっと見つめて動かしていることが増えてきた。最近では、バウンサーにつけているおもちゃを掴んだり、寝転がっている時に枕や毛布を掴んで動かしたりと、しきりに世界に対して新しいアプローチを開始している。ちょうど同じタイミングでヨダレが出るようになってきて、指しゃぶりをすることも増えてきた。連携しているようで面白い。

 

■まとまって寝れるようになった

夜、6時間とか8時間とかまとまって寝れるようになってきた。これは奥さんの体力回復におおいに助かっている。逆に昼間に起きている時間が増えてきて、昼夜のリズムができてきたのだろう。

 

■声にバリエーションが出てきた

泣き声だけでも力強い本気の泣き声から、気の抜けるようなヒヤァーという声まで色々と出せるようになってきた。泣き声以外にも、キャッキャと笑う声や何かを訴えるアーとかウーとかいう声も出して盛んにコミュニケーションを取ろうとしてくる。手足をパタパタ振りながらあーうーと真剣に伝えようとしているが、何を言っているか全くわからない。彼女なりに重大な関心事があるのだろう。

 

 

こんなふうに少しずつ出来ることが増えていっている我が娘。あと数ヶ月もしたらハイハイを始めるのだろう。そしてあっという間に思春期が来てお父さんクサイとかウザいとかハゲとかデブとか言うのかもしれない。諸行無常である。

 

愛すべき今この瞬間を大事にしよう。