太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

鉄フライパンで焼いたハンバーグが美味い日。

先週の日曜日のはなし。

順番が前後するが、なんとなく記憶が鮮明なうちに書いておこうと思い、土曜日の前に日曜日の食卓について書こうかと思う。

 

日曜日は朝から娘と近場のショッピングモールに行ってきた。アカチャンホンポで買い物したり、カルディでワインとコーヒーと生ハムを買ったりとぶらぶらして帰る。

 

ひるめしは昨日仕込んでおいたハマチの漬け丼。前日の刺身の残りを醤油酒みりんを同量ずつ混ぜて煮切ったものに半日漬け込んでおいたもの。

f:id:showgo0818:20200316215451j:image

ねっとりとして美味い。醤油が強すぎずちょうど良いかも。午後は公園で運動したり、録画しておいたお笑いを見たり、娘と遊んだりなど。

 

夕方からいざ作り置きスタート。

 

本日のメインは、鉄フライパンでカリッとジューシーに焼いたハンバーグ。焦げ目がああまり綺麗ではないが美味いのだ。

f:id:showgo0818:20200316184604j:image

 

自分でハンバーグを作ったのは初めてかも。事前にいくつかのサイトの情報を確認したところ、肉汁たっぷりにつくるためにはコツがあるらしい。

 

・合い挽き肉に牛脂を混ぜておくこと
・ひき肉に塩を加えてしっかり練ること
・ひき肉を練る際に温めすぎないこと
・表面を焼いて肉汁を閉じ込めてから蒸し焼きにすること

 

これらをちゃんと守ってやってみよう。ひき肉を温めないために木べらでこねるレシピもあったが、冷え性なので手でも良いかと思ってしっかり練る。確かに粘り気がでてくる。面白い。そして、レンチンした玉ねぎ、卵、パン粉を目分量で入れて混ぜて成形する。なんだかタネがゆるい気がするが、とりあえずこれでいってみよう。

 

今回は弁当の作り置きも兼ねているので、弁当用に小さめサイズを4つと、当日食べる通常サイズを4つ作る。

 

鉄フライパンをしっかり熱し、油を馴染ませて高温で表面をカリッと焼く。鉄フライパンはこれが良い。肉を焼く時の音と香りが違う。先日購入した貝印ターナーでひっくり返してみると、一切くっつく気配もなく、するっと裏返すことができた。

ひっくり返して火を弱火にし、フライパンに蓋をして4、5分くらい蒸し焼きにする。竹串を刺してみて透明な肉汁が出たら火が通っている目安らしい。肉汁がジャブジャブ出てくる。これは期待できる。

8つも焼いているとフライパンが肉汁の洪水である。 付け合わせのサツマイモも一緒にソテーしたのだが、肉の油で素揚げのようになっている。

 

ハンバーグが焼き上がり、その肉汁にケチャップと中濃ソースを混ぜて一煮立ちさせてソースをつくって完成。

 

さて、実食。

鉄フライパンで高温で焼いたことで、表面が焦げる寸前までカリッと焼けており、中はふんわりジューシーで肉汁がたっぷり。なるほど美味いではないか。

これまではステーキだ焼肉だすき焼きだチャーシューだと、肉料理の中でも優先順位が低く、ハンバーグに対して消極的な向き合い方しかできていなかったが、これはご馳走だ。美味い。肉を食っている感じがする。

おそらく、牛脂を入れたのが良かった気がする。これまで家で食べてきたハンバーグとは香ばしさが違う。牛肉!という香りがする。変な例えになってしまうが、ちゃんとしたハンバーガー屋で食べるパティのような香ばしさなのだ。肉自体はグラム100円くらいの安い合い挽き肉なので、それがここまで美味いとは最高である。

また、ジャブジャブでた肉汁を活用したソースがまた美味い。ソース自体にも香ばしさと肉の旨味がしっかり乗っている。


f:id:showgo0818:20200316184546j:image

他にもたくさん作り置き。冷蔵庫にコンニャクがあったので砂肝とショウガで煮る。砂肝は地味に好きな食材なのだ。

 

上は春菊の胡麻和え。先週すき焼きをやった余りである。

うちでは、平日は奥さんの実家からおかずをお裾分けいただくので、週末に使わなかった食材が時空を超えて翌週に消費されることが良くある。冷蔵庫が優秀なのか、僕らの胃腸が優秀なのか、食材でも、作り置きでも一週間くらいは平気で食べていたりする。素晴らしいですね。


f:id:showgo0818:20200316184556j:image

あとは、サツマイモのきんぴらと、生ハムのサラダ。


f:id:showgo0818:20200316184601j:image

なんだか豪華な食卓である。美味い美味い。

f:id:showgo0818:20200316184550j:image

美味いハンバーグに敬意を表してカルディの安ワインを飲む。

グラム100円のひき肉ハンバーグと、一本700円の安ワインで幸せになれるので、コロナショックで不況が来てもなんとかなるかもしれない。