先週の日曜日のはなし。
午前中、娘のハーフバースデーを祝うべく、家のリビングを飾り付けて記念写真を撮りまくった。そこそこ満足いく写真が撮れたので、一眼からPCに取り込んで選別しようかと思ったが、何故かPCが正常に立ち上がらない。困ったものである。
電源を入れ直したところ、「パチッ」という音がして、そこから全く起動しなくなってしまった。とても嫌な予感がする。ハーフバースデーのハッピーな気分から一気にテンションが下がる。
何度か起動ボタンを押すが電源ランプも付かない。ということはソフトウェアではなくてハードウェアの不具合のようだ。困って色々試しているうちに、プラスチックが焼けたようなケミカルな匂いも漂ってくる。
内部が焼けた・・・。どう考えても絶望的である。むしろ危険だ。すぐにコンセントを抜く。
どこかの部品がショートしたのは間違いない。もしショートしたのが電源ユニットの一部とかであれば部品交換でなんとかなる可能性もあるかと、一縷の望みをかけて死因を調べてみることにする。
ネットで調べて裏蓋を外してみる。調べれば大抵の情報はでてくるものだ。
とても困った状況だが分解作業は楽しい。精密ドライバーをもっていて良かった。精密機械であるパソコンもこうやってみると組み立てられた工業製品なんだなーと感心してしまう。この薄い本体にどうやって各種部品を詰め込んだのか、設計したメーカーのエンジニアの工夫が見て取れるようだ。
一か所、ビスがちゃんと止まっておらず、マスキングテープみたいなもので仮固定されていたままの所があった。どの作業場にも適当な人物はいるものだな。
よく見てみると、中央のコンデンサ?みたいなパーツが焼けてしまったようだ。そりゃ動かないな。
ネットで調べたプロの修理屋などでは、マザーボード自体を交換したり、焼けたチップを外して周囲を洗浄し、新しいチップをハンダつけするという匠の技も紹介されていたが、そこまでの気力と技術は持ち合わせていない。
御臨終である。R.I.P...
このPCは、2017年の年始に買ったのでまだ3年半しか使っていない。
ソフトウェアの不具合ならわかるが、ハードの部品が焼けてしまうというのは驚きだ。こんな壊れ方をするのか。内部を見ても特に埃が詰まったとか虫が入り込んだとかでは無さそうだ。
数ヶ月前に盛大にコーヒーをこぼしたことはあるが、さすがに時間も開いているし、内部にシミなども無かったので直接の原因かは不明である。ただ、コーヒーをこぼさないほうが寿命は長そうなので今後も気を付けよう。
近々新しいPCを購入せねばなるまい。なんとも憂鬱である。コロナの給付金がパソコンに化けることになりそうだ。
まぁ、もともとスペックがかなり低く、使っていてストレスもあったので替え時だったのかもしれないな。
ネット閲覧と軽い仕事、結婚式の準備、写真管理などにしか使っていなかったので、Lenovoの5万くらいのエントリーPCに、CPUがCeleronのものを購入していたのだ、ただ起動は遅いわ、処理は遅いわ、写真を開くだけでも時間がかかっていたのだ。ストレス。CPUをケチるべきではない。この3年間の学びである。
これまでのPCに関する覚書
初代:2003年~2010年 シャープのノートPCメビウス
当時でも型落ちだったので、メモリが256MB、ハードディスクが30GBという驚きのスペック。アパートに光回線が引けず、大学の近くだったのでネットにつながずに使っていたらいつの間にかシステムが自動更新されなくなり、社会人になってもしぶとく使っていたところ、サポート期限が終了してどんどんと使えるwebサービスが減ってきて刀折れ矢尽きご臨終。
二代目:2010年~2017年 NECのモニター一体型PCバリュースター
初代が化石スペックだったので、一気にメモリ4GB(前回の16倍!)、ハードディスク1TB(前回の33倍!)と上げてみる。動きもサックサクでTVもブルーレイも観れたので気に入っていたのだが、またしてもWindowsの自動更新が出来なくなっており、だんだんと不具合も多くなってきたのでお役御免。
三代目:2017年~2020年 Lenovoの廉価モデル
上記にも書いたが、妥協して低スペックを購入したことが仇となり、あまり活用されず。そしてLenovoのPCはなぜかファンクションキーがデフォルトで音量などに振り分けられており、文字入力もストレスフル。その他も光学ドライブが故障したりとちょこちょことトラブルも多く、今後Lenovoに戻ることは無かろう。
さて、次回のPCはどうしようか。光学ドライブなし、SSD、CPUはCORE1i5くらいで安いものを探すか。結構面倒である。
現状のPCについては、ハードディスクは生きているはずなので、アダプタを買ってデータを抜き取ればよかろう。そのくらいはできる。
さて、悲しみに暮れた日曜日のばんめし。
家にあった材料でちゃちゃっと作ろう。
・ゴーヤチャンプルー。大袋のかつおぶしが最後粉々になって中途半端に余っていたのでドバっと入れたところ、風味がブーストされて美味い。そして久々のゴーヤも苦くて美味い!(うちでは水でさらしたりせず、苦み強めで食べることが多い)
・チキンソテー。鳥もも肉に塩コショウをして、鉄フライパンで皮目がパリッとするまで焼く。新タマネギとピーマンのみじん切り、お酢、クレイジーソルト、オリーブオイル、タバスコ少々でピクルスを作っておき、それと一緒に食う。さわやかで美味い。
手前から
・ホウレンソウのお浸し
・前日のあまりの中華風春雨サラダ
・ゴーヤとミョウガの梅和え。ゴーヤをさっと湯通しして、刻んだミョウガと、チューブの練り梅、かつおぶし、ポン酢であえる。
嫌なことがあった日は料理と食事に癒されよう。肉と野菜をモリモリ食うのだ。