太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

子連れは午後が短い。麻婆厚揚げ茄子。

先週日曜日のはなし。

 

午前中は自宅で軽く仕事する。エクセルとにらめっこしながら手を動かしては考えてという仕事で、嫌いではない。しかし朝から13時過ぎまでやっており目と脳が疲れた。

 

奥さんは仕事をする僕に気を使って、隣にある実家に行ってくれている。久々にひとりのひるめしである。たまには激辛飯にしてみよう。

 

焼きそばの麺がちょうどひと玉余っていたので、冷蔵庫にあったベーコンとタマネギを台湾産の激辛の辣油と花椒、ニンニクで炒めて激辛のソース焼きそばをつくってみた。

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激辛の具材入りの辣油は随分昔にカルディで購入したのだが、辛すぎてごく少量ずつしか使えず、なかなか減っていかない。

 

汗をかきつつ焼きそばをワシワシと食う。美味い。奥さんが辛いのが苦手なので、なかなか自宅で辛い物を食う機会が無かったのだが、たまに食うとやっぱり元気が出る。満足である。

 

午後は娘と遊んだり公園で懸垂したりであっという間に夕方になる。

 

子供が生まれてからというもの、休日の午後の時間があっという間に過ぎ去っていく。昼飯を作って食って片付けて13時。そこから少し気を抜いたりするともう15時である。ちょっとお茶を飲んだり散歩したりすると17時になり、もうそろそろばんめしの事を考え出さないといけない。食材を買いに行って、娘を風呂に入れたら18時過ぎ。奥さんが娘におっぱいをあげて寝かしつけるあいだにダラダラと料理をしていたら20時である。お酒を飲みながらゆっくり食べたら21時過ぎ。風呂に入ったら休日終了である。

 

休日の料理は趣味みたいなものなので文句は無いのだが、ちゃんと買い物して娘をお風呂に入れて料理をするとなると、午後の自由な時間がすごく少ないのだ。子供のいる家庭だとそれが当たり前だし、平日一人で娘を見ている奥さんからすると何を言っているんだという話であろう。ただ、休日の午後にポカッと8時間から10時間くらいの自由があった独身時代から考えると、午後が早いなあというだけなのだ。

 

生活をより充実させようとすると、早朝から活動するしかないのだろう。僕の友人でも、子供ができて朝方になり、早朝から走ったり読書したりしている人は少なくない。

 

この感じ、何かに似てるなと思っていたら、バイクでキャンプツーリングに行った時に似ている。

 

僕の場合、早朝から走ってろくに観光もしないので午前中はかなりの距離が稼げるのだが、15時ごろになるともうその日の宿となるキャンプ場を探し始めないといけない。午後はのんびりする暇は無い。明るいうちにテントを張りたいので17時くらいには買い出しを終えてキャンプ場に到着することになる。テントを張ってしまうと飯を食うか酒を飲むか読書するくらいしかできず、一日中走った疲れもあり夜は早々と寝てしまう。そして朝4時とか5時に起きてまた走り出すのだ。シンプルにその繰り返し。

 

キャンプと子持ちの暮らしは全然違うのだが、もしかするとこのリズムが本当は自然なのかもしれない。

人類が火を使うようになって電灯が普及するまでの数万年くらいは、日が暮れる前に仕事を終えてばんめしを食い、寝る準備を整えて夜は早々に寝ていたはずだ。それが、ついつい学校とか会社とかの時間割が当たり前のようになり、午前は9時から12時、午後は13時から18時、それから寝るまでの長い夜という時間感覚が染みついてしまっているのかもしれない。

 

 

さて、短い午後を終えてばんめしの準備である。昨日ハンバーグを作った際にひき肉が余っているので、ナスと炒めて麻婆にしよう。

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ひき肉とニンニク、生姜を甜麺醤、豆板醤、花椒で炒めて肉味噌を作り、醤油と酒と水で少し伸ばしてレンチンしておいた茄子と厚揚げを入れて炒める。水溶き片栗粉を入れて最後に花椒を追って完成。麻婆厚揚げナス。


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その他は煮物とサラダと新玉のピクルスを乗せた洋風冷奴。健康的な食卓。

 

食後のデザートは頂き物のメロンとイチゴ、キウイがあったのでガラス容器に入れて軽く凍らせておき、バニラアイスを乗せて食べる。美味い。

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そんな一日。