土曜日のはなし。
モヤモヤしていた前週とは違い、この週末は予定もないし、体調も良いし、天気も比較的良さそうだ。気になっていた公園に行ってみよう。相模原の麻溝公園。1時間ちょっとのドライブである。
うちでは奥さんの実家の車を共用で使わせてもらっているのだが、10数年前に購入した際のナビをアップデートせずにそのまま使ってるため、結構珍妙なコース取りをしてくる。
うちから相模原の公園まで、幹線道路を使っていけば1時間ちょっとでいけるはずなのだが、やたらに細かい道をつないでナビゲーションしたがる。Googlemapの徒歩検索か。
また、ほんの少しでも渋滞を感知すると進路を変更して路地や農道に入り込んでいく。どんだけ路地が好きなのだ。
高速に乗る際も、どう考えても遠回りのインターを指示してきたりする。試されているのか。
結局、行きは2時間以上かかってしまった。無事到着したので良しとしよう。
芝生の原っぱや遊具だけでなく、小さめの動物園も併設されている。
娘と一緒に、リルザルやシカ、ヤギ、ウシなどの檻を眺めて回る。また、巨大な鳥かごのような施設もあり、中に入って数百匹の小鳥たちが飛び回ったり餌をついばんでいるところが眺められる。入ってみて思ったのだが奥さんが鳥嫌いだった。可愛い小鳥たちばかりなのだが、娘もびっくりしたようで途中で泣き出してしまった。
小鳥の密度がやばい。ぱっと見ただけで20匹くらいが目に入ってくる。
芝生の広場があったので、そこでビーチテントを広げてお昼にする。近くのスーパーで買ったお惣菜とパン。コーヒーだけは朝自宅で淹れてきた。
広場には小さな子供連れの家族が多い。娘は初めての環境に若干緊張しているのか、あまりテンションが上がらないがまあそんな日もあるだろう。
本日もあんよの練習。
手を離してもあまりフラフラしなくなってきた。いいぞいいぞ。
高い高いは大好き。足をバタバタ、キャッキャと声を上げて喜ぶ。親も喜ぶ。
広場でしばし遊び、せっかくきたので隣接する相模原公園も散歩してみる。遊具と動物園、芝生の広場がある麻溝公園と違い、こちらは大きな温室と、噴水を備えた綺麗な庭園となっている。
プラタナスの巨木が左右に並び、シンメトリーな公園が美しい。海外のお城の庭園に来たようだ。
公園の両側に噴水。娘も興味深そうに眺めていた。
雰囲気の違った二つの公園が隣接してるってのはなかなか豊かで良いですね。相模原ってほとんど来たことは無かったが、いいところだ。
帰りはポンコツナビを使わず、幹線道路までGoogleMapでナビして帰ったところ、なんと1時間ちょっとで帰宅できた。午前中の2時間は何だったのだ。
さて、本日のばんめし。
先週自炊があまりできず、フラストレーションが溜まっていたので、好きな料理を作るのだ。以前作って正解だったヤンニョムチキン。前回は手羽先だったが今回は手羽元。
かさ増しにジャガイモとレンコンを入れている。
手羽元に醤油酒塩胡椒で下味をつけて片栗粉をまぶして揚げ焼きにし、ジャガイモレンコンも片栗粉をつけて揚げる。豆板醤、コチジャン、砂糖、ケチャップ、ニンシクを混ぜたヤンニョムのタレをひと煮立ちさせ、絡めたら完成。
少々食べづらいが、手羽先のほうがジューシーで美味いかも。あと、弁当の作り置きにしようと思ってニンニクと豆板醤を控えめにしたのだが、もう少しパンチがあっても良かったかも。ただこれはこれで美味い。ビールが進む。
お次は新メニュー。 「水煮肉片」(シュイジューロウピエン)という四川料理の辛いスープ。ネットでレシピを見て食べたい!と思っていたのだが、このレシピ集、なんと分量が全く書いていないストロングスタイルである。格好いい。
ただ、うちには中華鍋も豆板醤も花椒もある。食べたことのない料理だが、特に失敗もないだろうと目分量で作ってみた。
作り方は簡単。油で豆板醤とニンニク生姜を焼き、野菜(今回はモヤシとレタス)を炒め、お湯を入れて沸騰したら野菜を皿にあげ、唐辛子醤油塩胡椒で味を付けて、下味と片栗粉で揉んでおいた肉をさっと煮て最後に唐辛子と花椒を山ほど入れて、熱した油をかけて完成。
実際に作ってみると、見た目から明らかに豆板醤、唐辛子、花椒の量が足りていない。見た目の攻撃力が全然違う。もっとドバドバ入れないと同じ料理にはならないようだ。四川料理は唐辛子と油の料理が多いので、素人が日和って調理しては美味い四川料理にはならないのだろう。
ただ、シンプルな味付けのわりに滋味深くじわじわと美味い。野菜もシャキシャキ、豚肉もボリューミーで食べ応えがある。そして後から辛みがやってきて汗が出てくる。これはなかなか良いぞ。元気が出るスープだ。美味い美味い。
次回は唐辛子と豆板醤を3倍界王拳で作ってみよう。
あとはサラダと残り物の春雨の和え物、キュウリの甘酢漬け。
パンチのある料理は日和ってはいけないですね。知見を得たので次回はもっと美味くできるはず。中華料理楽しい。