日曜日のはなし。
疫病の流行により余計な外出は避けるようにというお達しが出ているが、大きめの公園を散歩するくらいは良かろう。近所の公園では娘も歩き足りないようなので、自然いっぱいの山あいの公園に奥さんと3人で行ってきた。
いくつもの芝生の広場や古民家、雑木林などが山道で繋がっている公園なのだが、広い割にあまり人がおらず、よちよち歩きの娘が好きに歩くのにちょうど良いのだ。
娘はふーふー息を吐きながら、広場を横切り、階段を登り、草木を触ったり石を拾ったりしながら歩く。いい運動になっただろう。
最近あまり奥さんと娘の写真を撮って無かったので、遊ぶ二人を写真に収められて満足である。
お昼は暖かいうどん。ニンニクで豚肉ネギもやしを炒めて少量の麺つゆ、塩胡椒、ごま油で味付けしたタンメン風うどん。豚肉とネギからいい味が出ていて美味い。麺は最近ハマっている五島うどんの乾麺。
午後は食材の買い出しを済ませ、15時くらいから持ち帰りの仕事をやる。基本的にはあまり休みに仕事はしたくないのだが、考えて作業する系の仕事がモリモリと溜まっており、やるしかないのだ。奥さんと娘が実家に行ってくれたので、コーヒーを淹れて大きめのマグカップにいれ、寝室のリモートデスク環境でえいやーと鼻息荒く仕事する。
夕暮れになり、途中で娘と奥さんが帰ってきたので、一時休止して風呂に入れる。週明けにやるプレゼンの内容を考えながら頭を洗い、資料の構成を考えながら娘とゾウさんじょうろで遊ぶ。
風呂から上がって奥さんに娘をバトンタッチし、髪も乾かさずにえいやーと資料の仕上げに入る。とりあえずやるべきところまで終わらせる事ができた。
働いたら腹が減った。夜は何を食おうか。
ナスとひき肉を買ったので麻婆茄子にしよう。しかし、いざ肉味噌を作ろうとした段階で豆板醤とコチジャンがほんの少ししかない事が発覚。しょうがないので、ラー油や味噌、砂糖、醤油などを駆使してそれっぽく仕上げる。
今回、創味シャンタンが粉末ではなく缶のペーストを使ったのだが、思ったよりも塩辛くなってしまった。少し失敗。
もう一品。豚こまが余っていたので片栗粉をまぶして揚げ焼きにし、ネギ、ピーマン、シメジと炒める。味付けは創味シャンタンとケチャップ、お酢と砂糖。甘酢風の中華炒め。
この2品を並行して作っていたのだか、段取りと味付けを決めずに作り始めており、かつそこに調味料が足りない、いつもと味が違うなどの要素が加わり、台所で一人焦って作ってしまった。午後からずっと仕事モードで興奮していたのもあるだろう。なんだか調子がおかしく落ち着いて調理できない感じであった。
おまけに白ごはんも炊き忘れており、夫婦で備蓄用のサトウのごはんに麻婆茄子をかけて食ったのだった。たまにはそんな日もあるよね。
そんな日曜日。