太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

年始の目標が立てられない。

年始の目標をまだ立てていない。

 

何となく、そんな気持ちにならないのだ。年末年始もどこにも行かず、その翌週の三連休も予定は無かったのでやる時間はあった。

そもそも休みの日は娘と散歩するか家事をやるか、料理を作ってお酒を飲んでいるかくらいなので、時間を捻出しようとすればいくらでもできる。しかしやっていない。

 

ここ数年、年末になると一年の振り返りと、翌年の目標を書いていた。一人で喫茶店に行き、思ったことを書き出す用のノートを広げて、年初に立てた目標を結果を○✖️で付けて、そして翌年の目標を検討する。自分にとって大切で好きな時間だったのだ。

 

ところが、今回年末の休みに一人で振り返りをしたところ、コロナの影響で色々と制約の多い一年だったこともあり、仕事もプライベートも全然思い通りに行っていない。しょうがないことではあるが、これは明るく正しく目標を立てる雰囲気でもないぞと思ってしまったのだ。楽しい目標を立てようにも、どうなるか分からないのだ。

 

もちろん、観光業や飲食業の皆様の状況などと比べると微々たる制約で微々たるダメージなのかもしれない。

仕事が無くなる、給与が無くなるという事態にはいたっていないし、身内で感染者が出たわけでもない。ロックダウンで全く外に出られないわけでもない。家族も健康で娘はすくすくと育っている。世界全体で感染者と死者が増え続けている中で、とても幸せな立場だと思う。

 

マスクを付けて黙して語らず、手洗い消毒をこまめにしつつ、ステイホームで料理してはシコシコとネットにアップする生活でウィズコロナしていくしかないのだろう。

 

 

今年はもちろん帰省せず、年末年始の親戚の集まりにも出ず、区切りとならないまま2週間が過ぎた。いつの間にか一月も後半である。

 

うちの会社は、希望者はリモート勤務に切り替えて良いよとのお達しだったので、6割程度の社員がリモート勤務となっている。僕は管理職の立場上、出社している若手メンバーがいるので出社している。

僕らみたいな人も多いのか、朝晩の通勤電車はあまり空いていない。そして感染者は減っておらず横ばいの状況。

 

ジム通いもやめており、年末年始の飲食で少し太った気がする。今年は季節の切り替えもうまくいっていない感じで、ダウンジャケットもマフラーも手袋も出していない。

 

この週末もどこにも行かず、公園で娘と遊ぶか、ひたすら散歩していた。日曜日は寒空の下、ひとりで2時間半も歩いていた。健康なのか不健康なのか。

 

なんともいえない年始である。悪くは無いのだが、良いとも言えない。そんな心境。

 

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年始。近くの公園から眺めた富士山。