太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

霜柱のロマン。家焼肉のススメ。

土曜日のはなし。

 

冷え込んでいるが天気は良い。娘を歩かせるべく近くの大きめの公園へ。ここ数日天気が悪かったこともあり、空気はしっとりと湿っており、土の地面は霜柱で覆われていた。

 

見事な霜柱。細かいガラスの破片が束になって地面を持ち上げているようだ。

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歩くとザクザクと鳴って楽しい。娘もキラキラ光る霜柱に興味津々である。


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氷の剣山。こんなのが自然にできるのだ。ここまで立派なのは初めて見たかもしれない。

 

そういえば霜柱って何故できるのかと調べてみると、毛細管現象で地表にできた氷が地中の水分を吸いあげて、凍って吸いあげてを繰り返して生成されるそうだ。とても不思議。地面の土の成分が細かく、柔らかく水気を含みやすいと良いそうで、火山灰からなる関東ローム層だと育ちやすいらしい。たしかにこの里山の公園は茶色の細かい土の地面が多く、条件としてはぴったりである。

 

大昔に富士山が噴火し堆積した火山灰の影響があり、この横浜の里山で見事な霜柱が見れるとは、なかなかのロマンである。里山の公園からも、雪をたたえた大きな富士山が見えた。富士山に感謝。


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歩く娘と奥さん。娘は時折小走りしつつパタパタとよく歩く。そしてだんだん余裕が生まれてきたのか楽しそうに笑いながら葉っぱを触ったり段差を登ったりしている。本日の公園も満足である。

 

 

昼はパクチーが余っていたのでパクチー焼きうどん。

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ほんとはナンプラーとスパイスを入れてエスニック風味にしようかと思ったのだが、ナンプラーが切れていたのでお好みソースと醤油、オイスターソースで味付けする。ボリューミーで美味い。

 

娘が寝たタイミングでランニング。無理すると膝が痛くなるのでゆっくりペースで9キロほど。

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夕方にスーパーに買い出しに行き、肉をモリモリ買う。自粛期間が続き外食も出来ていないので、久々に家で焼肉をやりましょう。多少家が臭くなるが我慢である。

 

これは僕の持論だが、高級な外食の代表格の寿司と焼肉は、少し工夫と練習をするだけで自宅でもお店の8割くらいのクオリティを半額以下で気楽に楽しめる。高みを目指そうとすると限りないが、普通に食ってやっぱうまいな~というレベルには、特に難しい技術はなくとも到達できる。

以前、武蔵小山に住んでいた際は近くに新鮮な生ホルモンを売っている肉屋があり、しばしば自宅で焼肉を楽しんでいたのだ。

 

僕がこれまでに学んだ自宅焼肉のコツを簡単に記す。

 

<道具>

ホットプレートでの焼肉は油でギトギトになってしまうのでNG。焼肉専用のプレートがあると良い。

うちではイワタニの焼肉プレートを使用している。肉や脂が直接火にあたらないので煙がほとんど出ないし、余分な脂は流れていくので食べやすい。このプレートとコンロが一体化した「やきまる」という商品もあるが、汎用性を考えるとプレートだけを購入した方が良い。

また、ロースターを買うという選択肢もあるが、煙が凄いことになるので強力な換気とセットで考える必要があるだろう。手軽なのは焼肉プレートである。

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<下処理>

あとは下処理がとても大事。買ってきた肉をパックから出してそのまま焼くだけではバーベキューと一緒である。できれば焼く数時間前に漬け込んでおくと味が段違いに良くなる。

今回は近場のスーパーで購入したのであまり種類が無く、牛カルビ、牛ロース、豚バラ、鶏手羽先の4種類。手羽先と豚バラは塩味で、にんにくショウガのすりおろしとごま油、塩胡椒と一緒にポリ袋に入れて揉みこんでおく。牛肉はにんにくショウガとごま油、少量の焼肉のタレを揉みこんでおく。

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このひと手間が本当に大事。ニンニクとショウガの風味がついて柔らかくなった肉を焼いてこそ、あの焼き肉屋の味が出るのだ。

 

<付け合わせ> 

家焼肉に焼き野菜は不要である。焼く時間もかかるし、肉に集中するあまり焼きすぎて焦げてしまったりする。それよりもキムチやサンチュなどの方がモリモリ食べられて良い。

今回はナス、ニンジン、もやしの三色ナムル、サンチュ、キムチを用意した。

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<味付け>

今回は妥協して冷蔵庫に残っていた市販の焼肉のタレを使ったが、本当は焼肉屋で売っているタレや、自作のタレがあるともっと良い。ニラを醤油みりんに漬け込んだニラ醤油も用意してみた。

あとはレモン汁やワサビ、岩塩、ポン酢、コチュジャンなどがあると人生が一気に楽しくなるだろう。せっかく家でやるのだ。いろんな調味料を使って好きに食べよう。

 

あとは思いのままに焼いて食うだけだ。肉を焼いてサンチュにキムチとコチュジャンを一緒に巻いて頬張る幸せよ。そこによく冷えたビールを流し込むのだ。部屋が多少臭くなろうと気にするな。


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ビール、ホッピー、レモンサワーと大満足の夜であった。