太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

自作ラー油。肉混ぜそば。餃子。

土曜日の早朝、6時からラー油を作っていた。 

 

義理の父母がお見舞いで北海道に行くことなり、早朝に駅まで送ってくれと頼まれていたのだ。無事に送り届けて帰宅してもまだ6時前。せっかく早起きしたので妻子が起きてくる前にラー油でも作ってみようかと思い立つ。

 

ぼくは中華料理が好きで、いろいろとレシピを調べては自作しているのだが、四川料理などラー油を大量に使うレシピも多く、小さい瓶を買ってもすぐに無くなってしまうため、せっかくなら自作したいなと思っていたのだ。

ちょうど、『メシ通』というサイトで家庭向け本格中華を紹介していた料理人のレシピ本を購入しており、そこに自作ラー油の作り方が紹介されていたので参考に作ってみた。

 ※『メシ通』で連載されていたレシピに加筆修正されたものなのだが、本格的な中華の技が分かりやすく紹介されており、かつ家庭でも再現可能な形でアレンジされていて最高である。自炊中華がはかどるぜ。

 

 

まずは、ネギの青い部分、厚切りにしたショウガ、ニンニク、花椒をサラダ油で弱火でじっくり揚げる。

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じくじくと水分と香りが出てきて、キッチン中が香ばしい香りに包まれる。10分ほど揚げて野菜が黒くカリカリになった時点でザルで濾す。

 

金属製のボウルに粉末の唐辛子を入れておき、水を少々含ませて握ってまとまるくらいにしておく。これは、油を入れた際に唐辛子が焦げるのを防いでくれるらしい。そこに、180度くらいに熱した油を少しずつ加えていく。

始めはお玉で少しずつ入れるが、唐辛子がジュージューと泡立って刺激的な香りが立ち上ってくる。

 

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油をすべて注ぎ、泡が落ち着いてきたらこんな感じ。

 

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アルコール消毒しておいた瓶に入れて完成!目分量で作ったのだが、400mlくらいの瓶に丁度収まってくれた。この量、使い切れるかな・・・。

 

 

本来なら数日置いておくと味が馴染むそうなのだが、早速お昼にラー油を活用したメニューを作って味見してみた。

 

イメージとしては、中華風の混ぜそばみたいなものを作りたい。 

まず、豚小間と玉ねぎ、白ネギを刻んで醤油みりんと甜醤油で甘辛く煮る。ルーロー飯の簡易版のようなものができる。乾麺のうどんを茹でて水で締めて、肉と汁、きゅうり、トマトを乗せ、最後にラー油をかけてぐるぐると混ぜて食べる。

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ウーム。刺激的で美味い。市販のごま油ベースの香りではなく、ネギとショウガなどの香味油ベースなので少しすっきりした風味だが、しっかりと辛い。汗が出てくる。これは良いぞ。

 

また、夜はギョーザにしてみた。 

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今回、いつもと違うスーパーで買い出しをしたので、いつものモランボンの餃子の皮ではなく、きさいち食品というところの『横浜 なま餃子の皮』というものを使ってみたのだが、もっちり厚めの皮で、餃子同士がくっつくこともなくとても良い感じ。

ラー油の下に沈殿している唐辛子粉もしっかり入れて、刺激的な餃子を楽しんだ。ビールと餃子の無限ループである。大満足であった。

 

自作ラー油。なかなか良いな。これがあれば、家族の料理を作って自分の分だけ一気に刺激的な味にできるぜ。今後もドバドバかけて楽しもう。