連休はあまり出かけずにひたすらメシを作ってはもりもり食っていた。娘も少しずつ僕の作った料理を食べてくれるようになってきて、作り甲斐がちょっとずつ増してきている。
連休に作って食ったメシの記録。（前回までにアップしたカツオと寿司を除く）
フレンチトースト。
連休前日の金曜日、奥さんがフレンチトーストが食べたい！と材料を買っておいてくれたのでリクエスト通りにフレンチトーストを焼く。2回目に焼いた際に油が足りずちょっと焦げてしまったのだが味は美味い。娘にも小さくカットしてあげたのだが、意外と食べず。好きそうな味だと思ったが、食べなれていないのでしょうがないか。
たらこしらすパスタ。
いつものたらこパスタ。マヨと明太子、レモン汁、ブラックペッパーを混ぜておいて、茹でてオリーブオイルを軽くまぶしたパスタに絡めて完成。たらこに火が通ってしまっているので、もうちょっと麺の温度を下げてやっても良かったかも。今回は連休で調子に乗っていたので、スーパーに売っていたちょっといい値段の釜揚げしらす（上）をのっけてみた。なんとなく、いつものしらすよりも白くて整っているような気がする。イケメンしらすでシュッとしている。味はいつも通りかも。
厚切りステーキ。
連休初日、パワーを付けようと思って米国産のサーロインの分厚いヤツを買ってきて塩コショウして低温調理58度で90分。スキレットで表面を焼いてから一度出してアルミホイルに包んで休ませ、ズッキーニを焼く。最後にソースを作ってからステーキをカットし、また焼いたスキレットに戻し、ジュージュー言ってるところを食卓へ。ちょっと面倒だが、熱々を食べられて良い。肉を食ってる！という感じで美味い。霜降りより赤身のパワーだ。
低温調理で出た肉汁をソースに使っているので、ちょっと見た目が悪いのが課題。肉を焼いて熱いままのスキレットに肉汁を注いでしまい、煮立ってたんぱく質が凝固してしまうのだ。一度スキレットの温度を下げてから使わないといけないな。今後は濡れ布巾を使いましょう。（と言って毎回同じ失敗をしている）
この日は謎にステーキ、ジャガイモのサラダ、ピクルスという洋風メニューに、いきなり到来したカツオのタタキとアラの煮付けという和洋折衷の居酒屋メニューになってしまった。そんな日もある。
とうもろこしのまん丸揚げ。
写真左奥。ネットで見つけて美味そうだなーと思っていた、料理人今井真実さんの『とうもろこしのまん丸揚げ』
はんぺんを使って作るので簡単。そしてさくっとふわっと甘くて香ばしくて最高に美味い。これはヒットメニューである。うちの定番になりそうだ。
ハラミ焼肉と地味おかず。
スーパーに味付けのハラミ肉が売っていたので、野菜でカサマシして食べる。その他はトウモロコシとキャベツのスープと、にんじんしりしり。
娘が煮物の人参などが大好きなので、娘用のお惣菜としてにんじんしりしりを作ったのだが以外と食べず、それよりも両親が美味そうに食べている肉に興味を持って「食べたい！食べたい！」となっていた。
良く焼けた肉を小さくカットしてあげると、うまいうまいと食っており驚いた。これまであまり肉は好きではなく、噛み切れないとすぐに出してしまっていたのだ。
そして、箸で食べたい！というので子供用の小さな箸を渡したところ、器用につかんで口に運べていた。以前も興味を持ったのでトレーニング用の指ガイドのついた箸を渡していたが、それよりも普通の箸のほうがちゃんと使えている。まだ1歳9か月だぞ。凄いな。はい。親バカです。
ぶたにく消費メニュー。
賞味期限の近い豚肉があったので、豚肉消費メニューとしてピリ辛の茄子味噌炒めと、豚しゃぶサラダ。
茄子味噌炒めは、水にさらしてあく抜きした茄子を耐熱ガラス容器に入れて、塩とごま油少々をかけてレンチンして簡易油通しをしておく。そして豚肉と他の野菜と炒めて茄子と合わせ、コチジャン、味噌、砂糖、醤油、酒の合わせダレをまぶして強火でざっと炒めて完成。こういったおかずがなんだかんだで一番好きかもしれない。ぼくはばんめしでほとんど白メシを食べないのだが、白メシの進みそうなおかずは大抵大好きなのだ。これはお弁当にも良い。
あとはシラスが残っていたのでパスタサラダにする。枝豆はお昼に自宅で縁日ごっこをした残り。夏っぽくて良い。
誕生会ディナー。
僕の誕生日が近かったので、奥さんにリクエストして作ってもらった。煮込みハンバーグとジャーマンポテト風のポテトサラダ。生クリームを使った煮込みハンバーグはコクが凄くてごちそうである。美味い。
こんな感じで家族でめしを作ってはモリモリ食べてグーグー寝るといった9連休。満腹満足である。
この自粛生活でつくづく思うが、自分たちでご飯を作って家族で楽しんだり、自分で好きなものを作って自分の機嫌を取れるというのは、とても豊かなことだ。今度の週末は何を作ろう、以前おいしかったあれをまた作ろう、チャレンジしたことのない料理を作ってみようなど、自宅で創意工夫しながら楽しめて、かつ家族も喜んでくれる。こんな良いことは無いな。
手をかけたって、どうせ食べたら終わってしまう、毎日料理するのは面倒だ、などという意見もあるかもしれないが、食べることはすなわち生きることだ。レトルトであれ、買ってきたコンビニ弁当であれ、少なくとも1日2食は食べるのだ。それであれば少しでも楽しんだ方がいいし、家族が笑顔になってくれるような料理を作りたい。
僕も面倒な時は結構手を抜くし、お惣菜だって素直に買う。失敗することもある。自炊がマンネリ化してきたなーという時もある。
ただ、自宅で美味い料理を生み出せた際の喜びは何にも代えがたいし、自宅でリラックスして美味いものを食べるのは最高である。そして料理をすることがいい気分転換にもなっているのだ。
めしを作って家族で食う。大事なことだな。
