太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

誕生パーティの料理の記録。

娘が2歳になったので、近くに住む義父母とおばあちゃん、奥さんのお姉さん一家を自宅に招待し、誕生パーティーを開催してみた。春に引っ越して、自宅に大勢を招くの初めてである。
※一応大人は全員コロナワクチン2回接種済、体調も確認し、当日は換気しながらやっております。

 

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こちらは奥さん自作のケーキ。前日夜からクッキーを焼いて、当日朝、僕と娘が公園に遊びに行っている間に作ってくれた。アンパンパン大好きな娘も大喜びである。15時過ぎに集まって、19時くらいまで、皆でわいわいと料理を食べながら、久しぶりに賑やかな会となった。

 

数日前から買い出しや準備を進めて、土曜日の午後に無事開催できたので、僕のパートであった料理について記録しておく。

 

目次

 

さて、今回参加予定だったのが大人7名、2歳から7歳までの子供4人と結構な人数だったので3日前くらいから準備を進める。平日に何回かに分けて材料を買い、前日夜、僕が会社帰りに肉と魚介類を購入して下ごしらえしておく。

 

前日準備 いくらと低温調理の仕込み

まずは、いくらの醤油漬け。これは特に無くても良かったのだが、ちらし寿司にあると嬉しいなと思って生筋子を買って準備してみた。思えば、奥さんと結婚してから毎年仕込んでいる。100グラム980円だったのでちょっと高め。700円くらいになってくれると嬉しいなぁ。

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ぬるめの塩水で筋子をほぐし、皮を取り除き、今回はセットで売っていた出来合いのタレにつけておく。いくらが冷蔵庫にあるというのはとても豊かな気持ちになりますね。

 

あとは、豚のスペアリブを大量に買ったので、チャーシュー用のタレとBBQソースに漬け込んでAnovaで低温調理にかけておく。今回は62度で12時間くらいやってみようか。チャーシュータレは醤油1:酒0.5:砂糖0.3くらいに生姜ネギニンニクを煮立たせて作る。BBQソースはケチャップ、酒、ハチミツ、中濃ソース、スイートチリソース、酢を適当に混ぜて作る。レシピを残すつもりがないですね。

 

前日は帰宅したのが22時過ぎだったため、ここまで仕込んであとは翌日にまわす。時間がいい仕事をしてくれるだろう。

 

子供向けのやさしいポテトサラダ

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ポテサラ、大好き。おかずとしても箸休めとしてもおつまみとしても優秀。普段は頑張って塩豚やらマスタードやらオリーブやらいろいろ入れるのだが、今回は子供たちも食べるのでシンプルに基本的な材料のみ。

ジャガイモを切ってオリーブオイルと塩をパラパラやって、耐熱容器に入れてチン。その間に細かくきった玉ねぎ、にんじん、ソーセージをフライパンで炒める。そこにレンチンしたジャガイモをどさっと入れて、木べらでつぶす。塩をふって水気をきったきゅうりを混ぜて、マヨ、塩コショウ、レモン汁少しで味付け。ソーセージの油があるのでマヨは控えめでレモン汁の酸味がいい感じ。今回はジャガイモの中玉を6つ使ってみた。

 

ちらし寿司

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本来であれば、椎茸煮を刻んで混ぜ込むほうが良いのだが、今回は子どもたちも食べるので、酢飯の上に具材を散らしただけの簡単仕上げ。

大人用にはマグロとサーモンの漬け、蒸しエビ、カニカマ、いくら、錦糸卵、カイワレ大根。子供用にはカニカマ、マグロ漬け、ゆで卵、エビ、錦糸卵のみ。

大人はこれにいくらをサービスで乗せ放題にしてみた。たまらない。ちらし寿司って、昔はそんなに好きじゃなかったのだが、大人になって食べるとしみじみ美味いもんだな。彩りも綺麗だしテンションが上がる。

飯台は3日前にあわててアマゾンで注文して届いたもの。ちょっと想定よりもデカかったが、食卓が賑やかになって良いかもしれない。

 

スペアリブチャーシュー

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低温調理したスペアリブを、魚焼きグリルでさっと焼いて完成。ホロホロの仕上がりとまでは行かないが、骨周りのスジもムシャムシャと食べられる柔らかさ。肉を手で持ってかぶりつく楽しさよ。

 

スペアリブBBQ

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こちらはまた甘辛に酸味の入ったジャンクな味付けで美味い。個人的にはもう少しタバスコを効かせてやると良い気がするが、幅広い年齢層が食べるのでこのくらいで良いのかもしれない。

 

ミートソースグラタン

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タマネギ、ニンジン、セロリのみじん切りをオリーブオイルとニンニクでしっかり炒めて旨味を出す。イタリア料理でソフリットと呼ばれており、いろんなソースや煮込み料理のベースとなる香味野菜のペーストである。そこに合い挽き肉をドサドサと入れ、ほぐれたらトマト缶を一缶ぶちこみ、塩、砂糖、コンソメキューブ、ケチャップ、中濃ソースで味を整える。香味野菜とトマト缶、塩コショウだけで基本的なミートソースにはなるのだが、そこに砂糖とソースを入れるとぐっと味に奥行きが出てくる気がする。小麦粉を大匙2くらい入れてとろみをつけておく。

フライパンいっぱいのミートソースが出来たので、耐熱皿にミートソース、茹でたマカロニ、チーズと重ねていき、オーブンで20分くらい。大人も子供も大好きな味。

 

よだれ鶏

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うちで2番目に大きな鍋でスペアリブの低温調理をやっていたのだが、1.5キロのスペアリブでいっぱいになってしまったので、パーティ2時間前に取り出し、こちらの鶏むね肉を仕込んでおく。軽く塩味をつけるために、クレイジーソルトとオリーブオイルを塗りこんでおき、62度で1時間半。

タレは、刻んだネギ、ショウガに自家製の甜醤油、豆板醤、酢、料理酒を煮立たせて作る。肉料理が多いとなんとなくパーティの満足度が上がる気がするので、こういった簡単な肉料理があるとよい。

 

アンパンマンオムライス

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こちらは子供向け。事前にオムライスの具だけ炒めておき、ごはんとケチャップを混ぜて軽く炒める。フライパン一面をつかった卵焼きを乗せて、プチトマトと海苔で顔を書いてみた。子供たちも喜んでモリモリ食べてくれた。

 

シーフードマリネ

上の写真のアンパンマンの隣。タコ、ホタテ、湯剥きしたプチトマト、パプリカ、きゅうり、セロリ、黒オリーブの実を一口大に切って、オリーブオイル、お酢、塩コショウ、バルサミコ酢、砂糖のマリネ液に2時間ほどなじませておく。さっぱりして美味い。

 

 

 

以上、8品に、義母が作って持ってきてくれた鶏のから揚げとフライドポテトをお皿に持って完成。いやー、久々にこんなに料理した。

 

当日の段取り

当日の段取りとしては以下。

・お米を炊く(ちらし寿司用)
ミニトマトの湯剥き⇒ゆで卵を作る
・ちらし寿司のマグロ、サーモン用の漬け汁を作り、漬けにしておく
・マリネ用の野菜をカット 
・ミートソースとオムライス、ポテサラ用の野菜カット
・マリネ用の魚介をカット⇒マリネを仕込む <マリネ完成>
・鶏ハムを仕込んで低温調理にかける
・ポテサラ用のポテトをレンチン
・ポテサラ用のソーセージと野菜を炒める
・ポテサラを混ぜて味付けして盛り付け <ポテサラ完成>
・ミートソース用のソフリットを炒める
・酢飯と錦糸卵を作り、具材を切ってちらし寿司を作る <ちらし寿司完成>
・二度目の炊飯(チキンライス、子供用ちらし寿司用)
・ミートソースを煮込む
・マカロニを茹でて、グラタンの仕込み⇒オーブンへ<グラタン完成>
・チキンライスの具材を炒め、オムライスを作る <オムライス完成>
・スペアリブをグリルに入れて焼く
・よだれどりのタレを作る
・鶏ハムをカットしてよだれ鶏を盛り付ける <よだれ鶏完成>
・焼けたスペアリブを盛り付けて完成 <スペアリブ完成>

 

当日の11時半から料理を開始し、15時過ぎに完成した。3時間半。当初は3時間あればできるでしょと思っていたが、当日は目の回るのような忙しさであった。ただ、ちゃんと事前に段取りを考えておいたおかげか、特に材料が足りない、調理器具が重複して作れないなどは無く、ひとつひとつ失敗せずに作れたと思う。

 

また、どれも基本的には一度作ったことがある料理だったので、レシピを調べて慎重に作る必要がなかったことも良かった気がする。

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食べきれないほどの料理ができて、なかなか豪華なパーティとなった。皆も食事を楽しんでくれたし、皆に娘の誕生日を祝ってもらえて最高だったな。 

 

また定期的にやろうかな。(さすがに次回はもうちょっと手を抜いても良いかも…)