太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

コロナ最接近と急遽のリモート対応。

少し前、会社のおなじ部署で立て続けにコロナの陽性が出ており、急遽数日間のみリモート勤務となった。それ以降感染は拡大していないので一安心なのだが、これまでの2年間でコロナにもっとも近接していた状況だったので、今後のために残しておこうと思う。

 

2月に入り、東京都の感染者数が1日2万人を超え、全然減らないなーと思っていた矢先、うちの部署で2名の体調不良者が出た。

 

H君。水曜日に僕とミーティングした際に、ちょっと風邪っぽいと言っており、ちょっと怖いので木曜日からリモートで勤務してもらったところ、金曜日に発熱。検査したところ土曜日にコロナ陽性が判明。

Nさん。昨年一度コロナ陽性となり、特に後遺症もなく復帰していたが、木曜日にのどの痛みがあるとのことで、念のためにリモート勤務にしてもらう。病院にも行ったのだが、医者からおそらくこれは花粉症でのどの粘膜が荒れているだけですねとのこと。発熱したらまた検査するので来てくださいと。しかし案の定金曜日に発熱。その後検査したところ土曜日にコロナ陽性が判明。

 

ふたりとも、平日は特に外食や通勤以外での外出もしておらず、仕事中はマスク消毒パーテーションの対策をした上で過ごしている。それでも同じタイミングで2名が感染となると部署内で感染しているのは明らかだろう。

 

奥さんのお母さんが総合病院勤務なのだが、この時期発熱で来院する人の半分程度が陽性なのだそうだ。体調不良となるとコロナ陽性と思って行動したほうが良いのだろう。

 

土曜日にコロナ陽性が判明した時点で役員と相談し、部署のメンバーを数日間だけリモート勤務に切り替えた。20名ちょっとの小さな部署なので、これ以上職場内でまん延してしまうとリアルに業務が止まってしまう。

金曜日の段階でちょっとこれは怪しいぞと思い、チームメンバーにパソコンを持ち帰るように伝えていたので、スムーズにリモートに移行することができた。

 

 

土曜日の段階で僕も感染している可能性があるなと思い、家でも夕方からマスクをつけて家族と寝室を別にし、少しでも家庭内で広まらないようにする。

 

とはいえそのままずっと過ごすこともできないため、日曜日の朝イチで薬局をまわり、抗原検査薬を購入する。

どこも在庫不足のようで、車で3店舗まわってようやく見つけることができた。

 

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1回3000円。唾液でウイルスの有無をチェックするみたい。

 

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早速家に帰って検査。精度のほどは不明だが陰性との結果。とりあえず一安心である。そのまま数日間リモートで勤務し、その後特に体調不良者も出なかったため、順次出社に切り替えていった。

 

オミクロンはほとんど重症化しないとはいえ、ここまで身近に感染者が出てきたのは初めてだったのでやや緊張した。

 

 

さて、ヨーロッパではワクチン義務化の流れや、規制撤廃の動きが出ている状況である。日本は効果のよくわからないまん防を出しては、なんとなくの各自のマスクと手洗い、外出自粛で消毒防いでいきましょうとの感じである。

 

僕はどちらかというとリベラルな考え方なので、重症者がほとんど増えていない+高齢者以外にコロナ関連の死亡がほとんどないのであれば、引き続きワクチンだけは加速させつつ、特に規制は撤廃でも良いのではと考えている。

 

しかし、高齢者と同居していたり、身内に基礎疾患をお持ちの方がいる家庭や、定期的な通院が必要な状況(妊娠中や持病あり)の場合、陽性だと通院自体ができなくなってしまったり、正直どの程度リスクがあるのかよくわからないという方も多いはずである。

 

実際僕の友人夫妻でも、妊娠中の臨月でコロナ陽性となり、そのまま産気づいてしまったため、受け入れ先の産院が見つからず大変だったという話を聞いた。結果的に無事に産まれたものの、病院側も入院させておくと他の妊婦さんを受け入れられなくなるため、なんと奥さんだけ出産翌日かその次の日くらいに退院させられたと言っていた。

 

そういった人がいる状態で、いきなり規制撤廃もしづらいというのは非常によくわかる。なので答えが無い問題である。基本的には自己責任として、リスクの高い人やその家族は自分たちで予防を続けて自粛しつつ、経済活動が止まらないようにするっていうのが最適解なのかなと思っている。

 

世の中は一気にウクライナ危機の話一色になっているが、コロナの話が下書きに残っていたのでそのあたりの現状の考え方について残しておくことにする。