太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

年末年始の帰省。年始編。

前回の続き。

 

1月1日(日)

あけましておめでとう世界。

年越しのタイミングを前に寝てしまい、7時前に起床する。

 

娘が寝不足で疲れているのかどうにも機嫌が良くない。着替えさせようにも動かず、しょうがないのでYoutubeを見せつつ何とかするかと思ってもこんな感じ。

娘よ、元旦ぞ。しゃきっとせい。

 

今日は兄夫婦と1歳の姪っ子も来てくれる予定。皆が集まったら宴会を開始するので、それまでに娘の機嫌を直してもらおうと奥さんに散歩に連れていってもらう。僕は息子の相手をする。

 

奥さんが携帯を置いていっていたので、迷っていたらいけないなと思って探してみると、近くの公園で発見。ブランコで遊んでいたようだ。一緒に戻っていると兄夫婦も到着したところだった。

皆でお屠蘇を飲んで新年会スタート。うちの母が昨日から準備してくれたご馳走が並ぶ。

 

見事な鯛の姿煮。新年会に合わせて4か月の息子のお食い初めもさせてもらう。息子はおとなしく僕の膝に座り、口の前に持ってこられる食べ物に目をキョロキョロさせていた。元気に育っておくれ。

 

小さい子が3人もいると結構賑やか。皆でわいわい言いながら食べて、昼過ぎから酔い覚ましに散歩がてら近所の神社に初詣へ。

兄夫婦と僕ら家族で最寄りの神社に参拝。昨年は体調不良が多かったので家族の健康を祈る。

 

奥さんと息子、兄夫婦はそのまま戻るとのことだったが、僕はもう少し散歩したかったので、娘を連れて少し離れた神社に行くことにする。

地元で一番大きな神社。けっこう混雑。お参り終わったらアンパンマンカステラを買おうねと娘と話しつつ行列に並び、再び家族の健康を祈る。

 

娘は少し歩いたら疲れてしまったようで、帰りは抱っこして戻る。15キロの娘を抱っこして歩くのは結構な重労働だ。家まであと数分というところですやすや寝てしまった。ちょうど昼寝の時間だったので良かったかも。そのまま布団に寝かせておく。

 

夕方、兄がおもむろに実家の庭木の剪定をし始める。

 

兄は昨年、学生時代から長らく勤めていたコールセンターを辞めて、植木屋に弟子入りしたそうだ。もともと劇団員で大道具小道具を作ることも多く、真面目にコツコツ作業するのが好きだったのだが、40歳にして結構思い切ったチャレンジである。話を聞いてみると、コールセンターの仕事は平日休みだし時間帯も不安定で残業も多く、子供も生まれて、このまま続けるべきかずっと悩んでいたらしい。今は陽が沈んだら仕事を終えられるし、以前よりも子供との時間が取れるようになり良かったと晴れ晴れした顔で言っていた。

 

夜はおせち料理とキムチ鍋をいただく。この脈絡のなさが実家的である。

娘はようやく姪っ子に慣れてきたようで、一緒に警察官ごっこをして遊んでいた。1歳9か月の姪っ子も娘のあとをトコトコとついて歩いており微笑ましい。夜に兄夫婦が帰る際も名残惜しかったようで泣いていた。寂しいって気持ちも成長だな。

 

1月2日(月)

8時過ぎに娘が起きてくる。今日は比較的ご機嫌。皆でモリモリ朝ごはんを食べる。娘が明太子にハマっていた。

12時過ぎの飛行機なので、空港まで父親に送ってもらう。渋滞もなくスムーズに福岡空港に到着。保安検査場前でお見送りしてもらう。4日間、本当にお世話になりました。

 

思えば正月に帰省するのもずいぶん久しぶりになってしまった。過去の写真を見返したところ、2017年のお正月以来だった。その間に僕は32歳から38歳になり、結婚したり家族が増えたり家を買ったりの出来事があり、実家では父が新卒から勤めた職場を定年退職したり父方の祖父母が亡くなったりといろんな変化があった。

 

父と母はその分おじいちゃんとおばあちゃんになり、今回孫たちの帰省を心から歓迎してくれた。2年前の11月に帰省した際は娘がまだ1歳になったばかりでほとんど赤ちゃんのような感じだったが、今回はちゃんと両親とも会話したり遊んでもらったりしており、おそらく娘にも楽しかった思い出として残ることだろう。

 

また定期的に子供たちを連れて帰るようにしよう。

 

子供たちがもう少し大きくなったら、夏休みなどに1週間くらい滞在させて、いとこたちと海や山で遊ばせたりしたい。

 

 

 

こちらは義父が注文してくれていたおせち。冷蔵庫が空っぽだったのでありがたい。両家の親にお世話になりっぱなしだったな。感謝です。