太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

金夜ととのうチャレンジ。

先週金曜日、仕事終わりにサウナに行ってきて、はじめて「ととのう」という感覚が理解できた。

 

1週間の仕事を終え、開放感のままに車で10分ほどの温泉施設に行ってきた。息子が生まれてから温泉やサウナからは遠ざかっていたので半年ぶり。身体を洗って温泉でじっくり温まってからいざサウナ。

 

いつもは土日の夜に来ることが多いのだが、金曜夜のほうが結構混雑している。サウナハットを持参している若者も数人いて、なんとなくサウナガチ勢の利用が多いようだ。

まずは高温サウナで12分。テレビではジブリの『思い出のマーニー』が流れている。汗ダラダラ。芯までしっかりと温まってから水風呂。ちゃんとかけ水をしてから肩までつかる。開いた全身の毛穴が急冷。生き返る。

 

冷たい⇒気持ち良い⇒寒いになる手前で水風呂から出て、身体を拭いて浴槽のへりで休憩。なんだか今日はいける気がするぞ。5分ほどの休憩をはさみ、またサウナへ。

ここのサウナは低温サウナと高温サウナが続きになっており、高温サウナは満席のようだ。何人か入口で待っている状態。しょうがないので低温サウナで温まりつつ10分ほど待つ。そしていざ高温サウナへ。

 

低温サウナでじっくり温まったからか、汗が出るのが早い。5分もしないうちに汗だくになり、雑念が飛んでいく。暑いのだが気持ちが良い。無理しない程度に無理してから水風呂へ。再び生き返る。全身でクールダウン。

 

そしてまた身体を拭いて浴槽のへりで休憩する。身体の表面は冷たいのだが、身体の中に熱を保っている。少しだけクラクラするような、世界がぐわっと揺れる予兆のような感じがある。これはいつもとちょっと違う。頭にタオルをかけて目を閉じる。心臓の鼓動にあわせて手足からじわじわと快のような不快のようなざわめきが上がってくる。浴槽内の喧騒がすうっと遠くなり、少しだけ幽体離脱したような、変な感覚だ。目を閉じているのだが、なんとなくサイケデリックというか、変な模様のようなイメージが表れては消える。寝入りばなに見る空想や夢のようだ。

身体の中で熱と冷がせめぎ合う。交感神経と副交感神経がせめぎ合う。しばらくその感覚を味わっていると、じわじわじわと波が引いていき、頭が次第にシャッキリしていく。なるほど、これが『ととのう』ということか。凄いな。

 

これまで、こういった感覚はなくともサウナは好きだったが、これは確かにハマッてしまうかもしれない。世のサウナーたちはこんな間隔を味わっていたのか。また今週末あたりにチャレンジしてみよう。

 

 

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