太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

カニカマと肉を食う週末。

土日の食のはなし。

 

年度末なこともあり仕事がまあ忙しい。忙しいとこちらの更新頻度が下がる。しかし忙しくても日々は誰しも平等に過ぎ去っていく。あっという間に次の週末がくる。あっという間のことだし、先週末は雨だったので引きこもっていたこともあり特筆すべきことは無いのだが、せっかくなので(なにがせっかくかはわからないが)作っためしについて記録しておく。

 

土曜日の昼。久々に天津飯を作る。

 

前週日曜日に購入した大量のカニカマが余っており、いいかげんに消費しないと危ない気がしていたのだ。

これまた久々に中華鍋を引っ張り出して作ってみる。タマネギと、余っていたホウレンソウを刻んでレンチンしておき、カニカマと卵を混ぜて塩コショウ。チンチンに熱した中華鍋でざっと焼いてごはんに乗せて、創味シャンタン、砂糖、醤油で味付けして片栗粉でとろみをつけたあんをかけて完成。所要時間15分程度。

 

うまいうまい。娘の分はよく焼きにしようと思っていたら卵焼きがちょっと焦げてしまった。それでもパクパクと食べてくれた。

 

 

土曜日の夜、いただきもののステーキ肉を焼く。

 

大判のサーロイン肉が2枚あったのだが、思ったよりも大きく一度に焼けないため、2日に分けて食べることにする。土曜日はステーキ丼にしてみた。

ステーキ丼。野菜スープ。ブロッコサラダ。大根おろし

 

 

ステーキ丼、良いぞ。自宅で肉を暖かいまま食べるという点においてはかなり正解かもしれない。

 

たまに家でステーキを焼いたりするのだが、いつも途中で肉が冷めてしまうのが地味に悩みだった。特にお酒を飲みながら食べるので、お酒と合わせてゆっくり楽しんでいるとどんどん冷めていってしまう。冷えて固くなった肉と脂は悲しい。スキレットを熱してそこに乗せる手もあるが、せっかくフライパンで焼き加減を工夫しているのに、今度は逆に焼き過ぎて固くなってしまうのももったいない。

 

今回のステーキ丼であれば、間にもやし炒めを挟んでいるのでお肉に火が通りすぎることもなく、ごはんの温度でお肉はずっと暖かいままだ。そして肉汁やソースをご飯がしっかりキャッチしてまるごとおいしい。デメリットとしては、お酒と一緒に楽しむには少々ボリュームがありすぎることと、ワインに合わないことくらいか。

 

翌日、日曜日の夜にもう半分の肉を焼く。

 

連日ステーキ丼だと面白くないので、今度はステーキパスタにしてみた。

菜の花とニンニク、バターのシンプルなパスタに、カットしたステーキをどどん。付け合わせは菜の花のソテー。

 

フライパン2枚体制で大忙しで作る。

まず、菜の花を焦げ目が付くくらいにソテーしつつ、もうひとつのフライパンでお湯を沸かしてパスタを茹でる。茹で上がったら固まらないようにバターを絡めてボウルに上げておき、ゆで汁を100ccくらいとっておく。茹でていたフライパンでパスタ用の菜の花をオリーブオイルと塩コショウで炒め、くたっとしたところでゆで汁を入れて乳化。パスタを入れて味を調えて完成。

菜の花をソテーしたフライパンをざっと拭いて牛脂を熱して肉を焼き、焼いた菜の花を入れてソースを吸わせて完成。

濡らしてレンチンして温めておいた平皿にパスタを盛りつけ、肉と菜の花ソテーを乗せて完成。バタバタだったが、どれも暖かい状態で食卓に並べられてよかった。

 

霜降りのステーキに焼いた菜の花のほろ苦さがたまらない。パスタは薄味だったが、お肉と一緒に食べるとちょうどよい感じ。

 

そんな感じで、ステーキ肉を2日連続で楽しんだ週末。