ちょっと前の土日のはなし。
九州に住む両親が土日で横浜の我が家に遊びにきてくれた。父が月曜日に東京出張があり、それにあわせて、母が学生時代の友人と40年以上ぶりに再会したいとのことで、二人で上京してきたのだ。
土曜日の朝、家族で羽田空港に迎えに行く。ちょうど前週にフリードが納車されたこともあり、僕ら家族と両親で一緒に乗ることができる。やっぱりミニバン便利ですね。
道路は空いており1時間弱で到着。娘はじいじとばあばに久しぶりに会えてうれしそうだ。息子はさすがに覚えてはいないようで、少し不思議そうな目で警戒しつつ、でも興味しんしんといった雰囲気で近づいていた。
まずはみなとみらいまでドライブ。1列目に僕と父、2列目に子供達、3列目に母と奥さん。おしゃべり好きな母の話を聞きつつ湾岸線を走る。母の短大時代(50年くらい昔の話だ)に学校の寮で同室だった友人が関東にいるらしく、そのうちのひとりはなんと僕のマンションからクルマで10分くらいの場所に住んでいるらしい。
実は4年ほど前、僕の娘のお宮参りに来てもらうついでに、母も友人と再会したいと予定を立てていたのだ。しかし、その前日に祖父が急逝してしまい、そのままコロナ禍に突入して、このタイミングになってしまったようだ。50年ぶりの友人との再会とはなかなか凄い。
さて、みなとみらいに到着。1歳と4歳の子供達と一緒なので、子供が喜ぶ施設に行こうと、ワールドポーターズの「アニタッチみなとみらい」に来てみた。
大量のひよこたち。娘は手に乗せるのはちょっと怖いようだったが、楽しそうに餌を上げていた。小さくてふわふわで温かくて良い。
フクロウ。5羽くらいが木に止まって皆に写真を撮られていた。
プレリードッグに餌の青草をあげる息子氏。興奮して「おおお!」と声をあげつつ何本もあげていた。
風呂に入るカピバラ。こうやってみると意外と足が長いぞ。
カピバラをおっかなびっくり触る娘。このエリアではオオハシとリスザルもいて、そこら中を飛び回っている。なかなかの迫力である。娘は怖がってすぐに外に出たい!となってしまったのだが、両親はカピバラを気に行ったようで、しばらく見学していた。
お昼はワールドポーターズ内のレストランでドリアを食べて、午後はコスモワールドへ。前回娘は初めてジェットコースターに乗ったのだが、今回は空中ブランコにチャレンジ。これが4歳児から乗れるのだ。
写真はコスモワールドHPより引用
この手のブランコ型のアトラクション、僕も子供の頃から好きで遊園地に来るたびに乗せてもらっていた気がする。それに娘と一緒に乗るだなんて感慨深いものがあるな。怖がらないか心配していたが、娘も空を飛んでいるみたいで楽しかったらしい。
そしてメリーゴーランド。外で見守るじいじばあばに手を振る。
コスモワールドから少し歩いてロープウェイ。最新鋭の都市型ロープウェイだそうだ。
たった5分間の空中散歩。しかし見慣れたみなとみらいを低空飛行しながらぐんぐん進んでいくのは爽快。娘はさすがに疲れたのかゴンドラの中で抱っこされたまま寝てしまった。よく遊んだな。
その後は我が家に移動し、近くの寿司屋から出前を取って晩御飯とする。お寿司でビールと日本酒を飲み良い気持ち。食後は母と子供たちで沢山遊んでもらう。父は寝不足からかリビングの椅子で居眠りしていた。なかなか幸せな光景。
2日目。ホテルに父母を迎えに行き、その足で品川のアクアパーク品川へ。
父親が泉岳寺あたりに宿をとっており、母親が品川のプリンスホテルのラウンジで友人と待ち合わせする予定のため、お昼に解散することにして一緒に水族館に行くことにしたのだ。
サクラのプロジェクションマッピングが綺麗。ここは規模こそ大きくないが、水槽の展示方法やイルカショーなどの演出が素晴らしい。日本で一番オシャレな水族館ではないだろうか。
真っ暗な鏡張りの部屋でライトアップされたクラゲたち。幻想的。
ペンギンショー。
圧巻のイルカショー。息子がお腹が空いたのか大泣きしてしまい大変だったが、娘は楽しんでくれていたようで良かった。
ノコギリエイ。なぜこんな形に進化したのか。謎だ。ノコギリだったりハンマーヘッドだったりサメやエイは工具が好きなのか。トンネル型の水槽の真上を3メートルほどある巨大なノコギリエイがゆったりと横切っていく。大迫力だ。
12時過ぎに水族館を出て、母親を集合場所のプリンスホテルに送っていく。その後無事に合流できたらしい。僕らは父親と一緒にプリンスホテルのフードコートでお昼ご飯を食べて、そこで父親とも解散する。
盛りだくさんで両親も疲れたと思うが、子供達とも沢山遊んでもらい、楽しんでもらえていたようで良かった。そんな土日。