9月の振り返りです。
◆いろんなことを考えた日々
ここには仕事のことを書くことはあまりないのだが、会社で10年以上関わってきた事業が撤退することとなり、この半年間は撤退に向けた対応を続けていた。30名ほどいたチームメンバーそれぞれに異動の話を打診したり、それでも退職を選ぶメンバーが多くショックを受けたり、だんだんとやれることが減ってきて、メンバーも少なくなってガランとしたフロアで淡々と残務処理をしたりと、体力的というよりも、精神的にハードなことも多い半年間だった。明るく前向きに終わらせたい気持ちはあるが、現実はそんなに綺麗に終わるものではない。
僕は10月から別の部署で働くのだが、8月くらいからそちらの業務も並行で進めていた。後ろ向きな仕事に気力を削がれることも多い中、異動先の前向きな仕事に救われた部分も大きい。終わる仕事と始まる仕事。
月末には、転職していくメンバーたちを明るく静かに送り出す。この半年間、全力でやりきったかと思うとそうではないと思う。やれることが少なく、やれないことも多かった。ただ、最後までやった。そして静かに事業を畳む。花束をもらって笑顔で終わるだけが去り際ではない。ただ、最後に残ったメンバー数名で集まって話した際に、皆もこの事業が大好きだったし、それぞれ成長した実感もあり、もう一度やるとしてもまたこの事業に関わりたいなどのコメントをもらい、目頭が熱くなった。悔しくはあるが、この半年、いろんなことを振り返り内省し、いろんなことを考えた。新卒から20年弱働いてきたが、この半年間くらい学びの深い期間はなかったかもしれない。
◆体調に翻弄される日々
9月の前半は家族の体調不良が続いていた。まずは息子の発熱。コロナやインフルではなくただの風邪。そして翌週に娘も発熱。今回は二人とも長引いた。奥さんも発熱こそないが、ウイルスにやられたのか、めまいや疲れがあると。
その流れで、僕も喉風邪からの発熱。そこまで高熱にはならなかったので、家でおとなしく過ごして回復に努める。映画を観たり、昼寝をしたり、蕎麦を茹でて食べたり、部屋を片付けたりして過ごす。40代になって、自分の体調に敏感になり、積極的に休むマインドが出てきた。無理をするとよくない。そんな当たり前のことがようやく身に染みて理解してきた不惑40代。
と、そんなことを書いて下書きに保存していたら、10月3日(土)に息子が発熱。大流行中のインフルエンザだった。9月の体調不良シーズン、思わずおかわり発生。
◆ヨット部夏合宿
こちらは別途記事にしたので省略。ただ、20年来の友人たちと、その子供たちと一緒に、僕の子供たちが遊んでいるというのはとても不思議な感じだ。毎年集まっているので、お互い親戚同士のような関係性になってきている。それぞれ遠く離れた場所で日々の暮らしを営んでおり、1年に一度集まって家族ぐるみで過ごす。この関係性を続けていけることがとても大きな財産なんだなと感じている。
◆はしご酒からの失敗
月末に、古くからの友人Hと野毛ではしご酒。前回2月に飲んで以来、僕もいろいろあったので、話を聞いてもらいつつ楽しくお酒を飲もうと思って誘ってみた。野毛ぴおシティの名物居酒屋からスタートし、ホルモン焼き、ハーモニカ横丁のハイボール屋と杯を重ねていく。小学校からなのでもう35年くらいの付き合いだ。仕事の話は多少したものの、笑い話としてすぐに別の話題に切り替わっていく。その感じがありがたい。
カウンターのみのハイボール屋で、並んで座っていた60前後のおじさんたちと仲良くなり、その後、近くのスナックの前で再会してそのままなだれこむ。このあたりでだいぶ飲んでいたのだが、スナックでまた隣に座っていた若者たちとも仲良くなり、次は若者たちとも別の店で飲む。完全に飲みすぎだ。
最後、ふらつく足で解散し、電車とタクシーで帰宅したことはなんとなく覚えていたが、翌朝気付くと自室で服も着替えずにひっくり返っており、スマホを紛失していた。長い飲酒人生の中でも初めての経験である。反省しつつ前夜の記憶をたどっていく。パソコンから、自分のスマホの所在地を調べてみると、自宅から15キロくらいの住宅街の一軒家にあるらしい。スマホを紛失モードにして、会社携帯の番号を表示されるように設定する。何度か着信を入れてみたがつながらない。
二日酔いのぼんやりした頭で考える。スマートウォッチの睡眠ログを見ると、24時前には帰宅して寝ている。ということは電車で帰ってきているはずで、モバイルSuicaを使うために最寄り駅まではスマホを持っていたはずだ。位置情報を見ると、スマホは電源が入ったまま、しかも充電されている。拾った人が充電してくれている可能性が高い。さらにストリートビューでその住所を見てみると、家の前に個人タクシーが停まっている。これは、タクシーだな。
そんなところまで推理し、とりあえず待機していると昼頃に会社携帯に着信があり、やっぱりタクシーの運転手さんが保管してくれていたとのことだった。ありがとうございます。無事に見つかってよかったよかった。奥さんにも心配をかけてしまった。久しぶりに飲みすぎて大反省である。40代、やっぱり大惑い。はしご酒でいろんな出会いもあり、楽しくなりすぎてしまったようだ。
ただ、今回の飲み会では不思議な縁を感じた。ハイボール屋で出会ったおじさんたちは、お子さんの高校のおやじの会で意気投合した仲間で、お子さんが独立されたあともよく集まって飲んでいるそうだ。先日、その中の何人かで東海道を踏破されたそうで、ちょうど僕も、どこかのタイミングで東海道を歩いてみたいと思っていたのだ。
また、その後にスナックで出会った20代後半の若者は、僕が高校時代を過ごしたヨットハーバーの後輩で、今も江の島でクルーザーに乗っている現役のセーラーだった。僕は今は子育て中心でヨットからはこの数年離れているが、いつか復帰したいなと思っていたところだったのだ。
今はまだ子供たちも小さく、毎週公園で遊んだり、習い事の送り迎えや家族でのお出かけもあるが、あと10年もするとそういった機会が減ってくるだろう。そうなったときに、改めて自分の趣味というか、ライフワークというか、そういったものを準備しておくのは大事なのではとぼんやり考えていたのだ。そこでその二組と偶然出会って、ついつい嬉しくなったのかもしれない。
他にもいろんなことがあった月ではあったが、長くなっているのでこんなところで。
仕事に区切りがつき、家族は体調を崩し、合宿では昔の仲間と再会し、野毛では飲みすぎてスマホをなくす。並べてみると、なかなか落ち着かない1か月だったな。ただ、家族や友人たちに支えられ、いろんなことを考えながら日々の生活を前に進めてきた。
9月、お疲れ様でした。












