太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

終わる仕事と始まる仕事、野毛の出会いと失敗(月報:2026年9月)

9月の振り返りです。

 

◆いろんなことを考えた日々

ここには仕事のことを書くことはあまりないのだが、会社で10年以上関わってきた事業が撤退することとなり、この半年間は撤退に向けた対応を続けていた。30名ほどいたチームメンバーそれぞれに異動の話を打診したり、それでも退職を選ぶメンバーが多くショックを受けたり、だんだんとやれることが減ってきて、メンバーも少なくなってガランとしたフロアで淡々と残務処理をしたりと、体力的というよりも、精神的にハードなことも多い半年間だった。明るく前向きに終わらせたい気持ちはあるが、現実はそんなに綺麗に終わるものではない。

僕は10月から別の部署で働くのだが、8月くらいからそちらの業務も並行で進めていた。後ろ向きな仕事に気力を削がれることも多い中、異動先の前向きな仕事に救われた部分も大きい。終わる仕事と始まる仕事。

 

月末には、転職していくメンバーたちを明るく静かに送り出す。この半年間、全力でやりきったかと思うとそうではないと思う。やれることが少なく、やれないことも多かった。ただ、最後までやった。そして静かに事業を畳む。花束をもらって笑顔で終わるだけが去り際ではない。ただ、最後に残ったメンバー数名で集まって話した際に、皆もこの事業が大好きだったし、それぞれ成長した実感もあり、もう一度やるとしてもまたこの事業に関わりたいなどのコメントをもらい、目頭が熱くなった。悔しくはあるが、この半年、いろんなことを振り返り内省し、いろんなことを考えた。新卒から20年弱働いてきたが、この半年間くらい学びの深い期間はなかったかもしれない。

 

◆体調に翻弄される日々

9月の前半は家族の体調不良が続いていた。まずは息子の発熱。コロナやインフルではなくただの風邪。そして翌週に娘も発熱。今回は二人とも長引いた。奥さんも発熱こそないが、ウイルスにやられたのか、めまいや疲れがあると。

その流れで、僕も喉風邪からの発熱。そこまで高熱にはならなかったので、家でおとなしく過ごして回復に努める。映画を観たり、昼寝をしたり、蕎麦を茹でて食べたり、部屋を片付けたりして過ごす。40代になって、自分の体調に敏感になり、積極的に休むマインドが出てきた。無理をするとよくない。そんな当たり前のことがようやく身に染みて理解してきた不惑40代。

 

と、そんなことを書いて下書きに保存していたら、10月3日(土)に息子が発熱。大流行中のインフルエンザだった。9月の体調不良シーズン、思わずおかわり発生。

 

◆ヨット部夏合宿

こちらは別途記事にしたので省略。ただ、20年来の友人たちと、その子供たちと一緒に、僕の子供たちが遊んでいるというのはとても不思議な感じだ。毎年集まっているので、お互い親戚同士のような関係性になってきている。それぞれ遠く離れた場所で日々の暮らしを営んでおり、1年に一度集まって家族ぐるみで過ごす。この関係性を続けていけることがとても大きな財産なんだなと感じている。

 

◆はしご酒からの失敗

月末に、古くからの友人Hと野毛ではしご酒。前回2月に飲んで以来、僕もいろいろあったので、話を聞いてもらいつつ楽しくお酒を飲もうと思って誘ってみた。野毛ぴおシティの名物居酒屋からスタートし、ホルモン焼き、ハーモニカ横丁のハイボール屋と杯を重ねていく。小学校からなのでもう35年くらいの付き合いだ。仕事の話は多少したものの、笑い話としてすぐに別の話題に切り替わっていく。その感じがありがたい。

カウンターのみのハイボール屋で、並んで座っていた60前後のおじさんたちと仲良くなり、その後、近くのスナックの前で再会してそのままなだれこむ。このあたりでだいぶ飲んでいたのだが、スナックでまた隣に座っていた若者たちとも仲良くなり、次は若者たちとも別の店で飲む。完全に飲みすぎだ。

 

 

最後、ふらつく足で解散し、電車とタクシーで帰宅したことはなんとなく覚えていたが、翌朝気付くと自室で服も着替えずにひっくり返っており、スマホを紛失していた。長い飲酒人生の中でも初めての経験である。反省しつつ前夜の記憶をたどっていく。パソコンから、自分のスマホの所在地を調べてみると、自宅から15キロくらいの住宅街の一軒家にあるらしい。スマホを紛失モードにして、会社携帯の番号を表示されるように設定する。何度か着信を入れてみたがつながらない。

 

二日酔いのぼんやりした頭で考える。スマートウォッチの睡眠ログを見ると、24時前には帰宅して寝ている。ということは電車で帰ってきているはずで、モバイルSuicaを使うために最寄り駅まではスマホを持っていたはずだ。位置情報を見ると、スマホは電源が入ったまま、しかも充電されている。拾った人が充電してくれている可能性が高い。さらにストリートビューでその住所を見てみると、家の前に個人タクシーが停まっている。これは、タクシーだな。

そんなところまで推理し、とりあえず待機していると昼頃に会社携帯に着信があり、やっぱりタクシーの運転手さんが保管してくれていたとのことだった。ありがとうございます。無事に見つかってよかったよかった。奥さんにも心配をかけてしまった。久しぶりに飲みすぎて大反省である。40代、やっぱり大惑い。はしご酒でいろんな出会いもあり、楽しくなりすぎてしまったようだ。

 

ただ、今回の飲み会では不思議な縁を感じた。ハイボール屋で出会ったおじさんたちは、お子さんの高校のおやじの会で意気投合した仲間で、お子さんが独立されたあともよく集まって飲んでいるそうだ。先日、その中の何人かで東海道を踏破されたそうで、ちょうど僕も、どこかのタイミングで東海道を歩いてみたいと思っていたのだ。

また、その後にスナックで出会った20代後半の若者は、僕が高校時代を過ごしたヨットハーバーの後輩で、今も江の島でクルーザーに乗っている現役のセーラーだった。僕は今は子育て中心でヨットからはこの数年離れているが、いつか復帰したいなと思っていたところだったのだ。

今はまだ子供たちも小さく、毎週公園で遊んだり、習い事の送り迎えや家族でのお出かけもあるが、あと10年もするとそういった機会が減ってくるだろう。そうなったときに、改めて自分の趣味というか、ライフワークというか、そういったものを準備しておくのは大事なのではとぼんやり考えていたのだ。そこでその二組と偶然出会って、ついつい嬉しくなったのかもしれない。

 

他にもいろんなことがあった月ではあったが、長くなっているのでこんなところで。

仕事に区切りがつき、家族は体調を崩し、合宿では昔の仲間と再会し、野毛では飲みすぎてスマホをなくす。並べてみると、なかなか落ち着かない1か月だったな。ただ、家族や友人たちに支えられ、いろんなことを考えながら日々の生活を前に進めてきた。

9月、お疲れ様でした。

 

2026夏合宿@静岡 後編

前回の続きで、2日目のお昼から。

 

午前中、体育館で力いっぱい遊び、揚げパンとソフト麺という炭水化物祭りの給食をいただき、午後はしばし休憩。遊ぼう遊ぼうとまとわりつく子供たちをいなしつつ、畳んだ布団にもたれてゴロゴロする。

その後、15時くらいから近くの温泉へ。茶畑の広がる丘の間を進んでいく。あと少しで到着というタイミングで息子が夢の中へ。起こすよりはしっかり昼寝させた方が良かろうと、僕が車で待機して、奥さんと娘だけ先に温泉に行ってもらう。

しばらくして奥さんが戻ったので交代。娘はお姉さんたちと一緒に入っていたいそうだ。とろりとした塩っけのあるお湯でとても気持ちが良い。午前中の運動の疲れがお湯に溶けていくようだ。

 

温泉から上がると、雨も止んでいた。車で戻っている時に、ちょうど夕暮れ時のマジックアワーで、雨上がりの虹が根元だけはっきりと見えていた。オレンジに染まる茶畑の奥に立ち上がる二本の虹の根っこ。


小学校に戻り、子供たちと屋上で夕焼けを眺める。空が青色、藤色、橙色、朱色のグラデーション。ところどころに緑や黄色も見える。

 

陽が沈んだらバーベキュー。子供たち用にフランクフルトや焼きそばも用意されていてありがたい。大人たちはビール、子供たちはジュースで乾杯。

 

娘は炭火が熱いと途中からご機嫌斜めになってしまったが、キリギリスを見つけて復活。お腹がいっぱいになってきたら、花火と焚火。良い夏休み。施設の方が花火を多めに用意していただいており、子供たち全員がしっかり楽しめた。

 

そして次のイベントは夜の学校でのきもだめし。

小さい子たちは怖がって参加しなかったが、娘はお姉さんたちに交じって一緒にやりたいと。みんなでぞろぞろと学校の周辺を巡ってキーワードを探していく。LINEに見つけたキーワードを送るという今風のきもだめし。みんなで回れば怖くない。

 

 

最終的に音楽室で最後のキーワードを見つけて無事に終了。なかなか良いイベントだったな。その後もしばらく遊んで、22時過ぎに子供たちを寝かしつける。この日は僕が息子と寝たのだが、狭い布団を取られつつ就寝。夕方温泉に入ったのだが、焚火で煙を浴びていたので体中が燻製みたいだ。おやすみなさい。

 

9月22日(火)

おはよう牧之原の朝。合宿最終日。

息子と一緒に6時に起床。今日はよく晴れている。息子が虫取りをしたいというので、車から虫取り網をとってきてトンボとアゲハ蝶を捕まえる。虫取りをしていたら娘も起きてきた。ペットボトルで即席の虫かごを作ってあげる。

 

朝食はサンドイッチセット。息子は今日も仲良しのお姉さんとべったりで、Aちゃんのとなりで食べる!と言って並んで座っていた。食後にシャワーを浴びて身支度をしていたら、その間に娘がトカゲを捕まえていた。本当に生き物が好きだな。

 

チェックアウトの前に、みんなで屋上に集まって写真撮影。

台風一過ですっきりと晴れており、遠く富士山が見える。冷蔵庫に残った食材やお菓子を山分けしてからチェックアウト。施設のスタッフさんが、卒業記念のトロフィーまで作ってくれていた。

 

僕らは平成15年入学なので、ヨット部の中では「イチゴ」と呼ばれているのだ。

 

荷物をそれぞれの車に積み込んで、歩いて近くの海へ。

 

昨日までとはうってかわって穏やかで日差しの強い海。波打ち際で遊ぶだけでも楽しい。子供たちは石を拾って防波堤を作ってみたり、綺麗なガラスを拾ってみたり、息子は石を海に投げるのが楽しいようで、いつまでもいつまでも拾っては投げていた。

女の子たちは波打ち際でジャンプして写真を撮っている。青春だ。12時ごろまで遊び、校舎に戻ってそれぞれの車で出発する。また来年お会いしましょう。

 

新幹線で戻るというR親子を近くの駅まで送っていき、コンビニで軽食を買って高速に乗る。帰りはところどころ渋滞していて、7時間くらいかかったが、ラジオや音楽を聴きつつ、家族でおしゃべりしたりしつつ楽しいドライブ。

結局、自宅に到着したのは20時近くだった。

 

今年も楽しい合宿でした。幹事のP夫妻や、沢山遊んでくれたみんなに感謝。そして、大学時代の友人たちと家族ぐるみで付き合っていけるというのは素晴らしいことだな。ここしばらく仕事が大変な状況が続いているが、家族や友人、こういったイベントに支えられていることを強く感じる。

 

また来年も集まりましょう。

 

<過去の夏合宿>

 

laughunderthesun.hatenablog.com

 

laughunderthesun.hatenablog.com

 

 

 

 

2026夏合宿@静岡 前編

毎年恒例の、大学ヨット部同期の夏合宿。一昨年は河口湖、昨年は琵琶湖ときて、今年は静岡県の牧之原にある廃校した小学校を使った宿泊施設で開催された。昨年までは僕と娘で参加していたが、今年は4歳になった息子と奥さんも一緒に、家族4人で参加してきた。

 

シルバーウィークの9月20日から22日の二泊三日。台風が関東に接近するタイミングだったので心配していたが、特にトラブルや交通の乱れもなく、無事に3日間過ごすことができた。まずは前半の記録。

 

9月20日(日)

旅行となると毎度のことだが、ウキウキの子供たちに起こされる。身支度して7時40分ごろに出発する。子供たちはいつもの通り、おもちゃやぬいぐるみをパンパンに詰め込んだリュックを背負っている。あいにくの雨だが、運転に支障が出るような大雨でもない。むしろ台風が接近してレジャーを控えているご家庭も多いのか、高速道路はずっと空いていた。昔から長距離運転は好きなのだが、クルーズコントロールのおかげで長距離運転もずいぶん楽になった。足柄SAで休憩がてら皆へのお土産を買い、11時ごろには静岡の吉田インターで降りる。

 

お昼過ぎに合流する予定にしていたため比較的余裕がある。せっかく静岡に来たのでうなぎでも食べましょうか。2軒ほど覗いてみたがどこも満席で1時間は待つとのこと。うなぎ屋で待つのはしょうがない。その間に近くにあった公園で子供たちを遊ばせて時間をつぶす。

 

 

1時間ほど待って、待望のうなぎ。吉田町にある「うな専」さん。住宅街の細かい路地の先にあり、ちょっと風化したようなお店の外観だったが、中は綺麗で座敷席もゆったりしていて良い感じ。僕と奥さんはうな重。娘はうな丼、息子はミニうな丼。娘は以前回転寿司でうなぎの握りを食べてから大好物なのだ。

 

肉厚でしっかりしたうなぎ。これは美味い。

食べる前に、娘がうな丼の蓋を自分で開けようとして、落として割ってしまうハプニング。すぐにお店の人に伝えて謝る。娘もショックで少し泣いてしまったが、うな丼の美味しさにすぐにご機嫌になっていた。泣いた子、うな丼で笑う。

 

おなか一杯で目的地、泊まれる小学校「カタショー」へ。

廃校になった片浜小学校を、宿泊施設やデイサービス施設、外国人の子供向けのプレスクールとして活用しているらしい。

 

 

今回は東京、神奈川、愛知、滋賀、兵庫から7家族が参加。子供たちも中学生から保育園児まで幅広い。毎年集まっているので親戚のような関係性だ。今年も幹事のP君が半年くらい前から計画していろいろと準備してくれていた。

 

娘は1年ぶりに再会した同じ年の子とすぐに遊びだし、息子は年上のお姉さんと意気投合し、ずっとくっついて回っていた。子供たちの中ではうちの子が一番下なので、お兄さんお姉さんたちにたくさん可愛がってもらっておりありがたい。

僕は小学生男子とジェンガで真剣勝負。20年来の友人の子供に大学時代のあだ名で呼ばれつつ、一緒になって遊ぶのは変な感じで面白い。

 

音楽室になぜか卓球台が置いてあり、ベートーベンやモーツァルトの肖像画に見下ろされながら小学生男子が熱い勝負を繰り広げている。そしてその横で女の子たちがグランドピアノに集まり、順番に演奏して歌っている。

宿泊用の大部屋は元パソコン室で、人体模型や骨格標本が並ぶ理科室が食堂兼調理室となっており、ちぐはくさがまた面白い。

 

初日の夕食はみんな大好きなカレー。4年間を一緒に過ごしたヨット部の仲間たちは何も言わずとも分担してテキパキと働く。大量の玉ねぎを刻みながら合宿所の食事当番の記憶がよみがえってくる。あの頃と違うのは、鍋をかき混ぜながら子供の受験の話が出てくるところだ。

あっという間に大鍋のカレーが完成。大釜で炊いたごはんをよそって、カレーをかけていただきます。子供たちも大きなお皿でもりもり食べており、小学生男子は競うようにおかわりをしている。2升のお米があっという間に空になる。まさに現役時代の合宿のようだった。(大学の合宿所では、男女関係なく一人一食あたり1.5合計算でお米を炊いていたのだ。今は考えられないが運動部ってすごいな)

 

食後もカラオケにボードゲーム、ウノとしっかり遊ぶ。大人たちはお酒を飲みつつのんびり。22時くらいに娘を女子部屋に連れていく。二段ベッドで友達と一緒に寝たいと。息子は奥さんと一緒に就寝。僕は大部屋に布団を並べ、23時過ぎに就寝。

 

9月21日(月)

おはよう牧之原の朝。6時過ぎに目覚める。子供も起きたので、友人のRと一緒に海まで散歩する。雨はやんでいるが海は大荒れみたい。防波堤の手前から眺める。帰ってカレーの残りとおにぎりの朝食。朝からもりもり食べる。

 

午前中は体育館を予約しており、みんなで体力テスト。子供たちは体操服を着用し、娘も赤白帽をかぶってやる気十分。幹事のP君が体力テストの記録用紙や、長座体前屈用の段ボールの箱まで準備してくれていた。

 

小学生女子の号令で体操からスタート。

握力や立ち幅跳び、上体起こし、反復横跳びなど、25年ぶりの体力テスト。上体起こしではあまりのしんどさに悲鳴があがり、反復横跳びでは足がもつれる。

 

ハイライトは全員でのシャトルラン。僕が育った地区では1500m走をやっていたため、シャトルランは初体験。不思議な音階にあわせて大人も子供もバタバタと走って折り返す。僕はラスト6人くらいまでは残ったが、60回で限界。中学陸上部だったAが優勝。70回超えに歓声が上がっていた。


その後はバドミントン、バレー、ドッジボールなどそれぞれで遊ぶ。僕は大人4人対混合7人のバレー対決。バレーなんて何年振りかわからないが意外とラリーが続いてやれるものだ。ヘロヘロになりながら12時までしっかりと遊ぶ。

 

体力の限界までしっかりと遊んで、お昼は給食。

これがうわさに聞くソフト麺か。ソフト麺にアルファベットパスタのスープにミルメーク。全部僕の地区では出ていなかった給食メニューだ。ずっと存在だけ知っていたイマジナリー給食を40代にして初体験。食べたことはなかったが、ソフト麺をスプーンで袋の上から半分に切って食べるというノウハウは何故か知っている。イマジナリー給食耳年増。

 

僕の小学校では、先割れスプーン、アルマイトの食器、紙の蓋に青いフィルムの牛乳瓶だった気がする。30年前の記憶がよみがえる。現役小学生と一緒にトレーを並べて給食をいただく。

 

長くなってしまったので2日目のお昼で次回に続く。

 

 

<過去の同期合宿>

laughunderthesun.hatenablog.com

 

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