太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

父の日の花。娘との留守番。寝ない娘。

土曜日のはなし。

 

この週末、日曜日がヨットレースの予定となっており、2週連続で週末に遊びに出てしまうと家庭内不和の原因となることが多いに予想されたため、土曜日は奥さんに気晴らしにお出かけしてもらうことにした。

奥さんは一人で鎌倉を散歩するらしい。

 

 

僕と娘は、あいにくの雨で散歩に行けないので、二人でお留守番である。

 

娘と二人、いろんなおもちゃを駆使して遊ぶ。おままごとをしてみたり、乗り物をぶーぶーと転がしてみたり、テレビで踏切やアンパンマンの動画を観て見たり、手遊び歌をやってみたり、カーペットにゴロゴロしてみたり。走ってベッドにダイブしてみたり。

 

1歳児と本気で遊ぶのってなかなか大変だ。興味を持ったかと思ったらすぐに飽きてしまったり、子供なりに面白いと延々と「もういっかい!」となるのだが、大人からするとエキサイティングな遊びではないので、すぐに退屈になりスマホでネットサーフィンをしたくなってしまう。というかついついスマホに手が伸びてしまう。いかんいかん。スマホで見る何の役にもたたない情報の羅列よりは、目の前の娘とのひと時のほうが100倍は大事だと頭ではわかっているものの、ついつい気になってしまうのだ。反省。

 

こんな時に、幼稚園保育園で10年のキャリアを積んだ奥さんって凄いなと思うのだ。子供が興味を惹く手遊びや運動などがポンポンと出てくるし、本当に子供から目を離さずに集中して遊んでくれているのだ。凄い。

 

僕はそんなレパートリーが無いので、とりあえず娘が興味を持ったものを渡してみたり、話しかけてみたり、大げさにリアクションを取ってみたりで一緒に遊んでいる。そうやって無秩序に遊んでいると、変なことになったりする。

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何故か足こぎの三輪車に乗りながら傘をさしている娘。なぜこの遊びになったんだっけか。

 

 

昼、娘にうどんを食べさせつつ、僕は前回作ったラー油と甜醤油にすりごま、中華スープでゴマダレを作って、中華風まぜそうめんにして食べる。

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昼食後、娘を昼寝させるべく部屋を暗くして2時間くらい粘ったのだが、全然元気で寝てくれない。やっぱり外で元気に運動させないと眠くならないのだろう。昼寝が遅くなると夜中まで寝ないので僕らも大変なのだ。

 

昼過ぎに奥さんが帰宅。明日の父の日に合わせて、花を買ってきてくれた。

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素敵だ。いつも感謝である。

 

 

娘が全然寝ないので、早めに風呂に入れて飯を食わせようかと思っていたら、16時半ごろにエネルギーが切れたかのようにストンとリビングで寝入ってしまった。とりあえず夕飯の支度をして、30分くらいで起こす。寝不足で娘は不機嫌だがしょうがない。

 

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そんな日の夕飯。牛肉が安かったのですき焼き風の煮物と、クーブイリチー、ポテサラ。

 

ポテサラは普段であればオリーブの実を入れたり、黒胡椒や粒マスタードを効かせたおつまみ仕様にするのだが、今回は娘も食べられるようにマヨネーズと塩コショウのシンプルな味付けである。こんなのを作るようになるとは、俺もパパになったなーとひとり感慨深い。

 

娘は結局22時過ぎまで大興奮で寝ず、奥さんとヘロヘロになりながら寝かしつけをしたのだった。

そんな週末の一日。

 

自作ラー油。肉混ぜそば。餃子。

土曜日の早朝、6時からラー油を作っていた。 

 

義理の父母がお見舞いで北海道に行くことなり、早朝に駅まで送ってくれと頼まれていたのだ。無事に送り届けて帰宅してもまだ6時前。せっかく早起きしたので妻子が起きてくる前にラー油でも作ってみようかと思い立つ。

 

ぼくは中華料理が好きで、いろいろとレシピを調べては自作しているのだが、四川料理などラー油を大量に使うレシピも多く、小さい瓶を買ってもすぐに無くなってしまうため、せっかくなら自作したいなと思っていたのだ。

ちょうど、『メシ通』というサイトで家庭向け本格中華を紹介していた料理人のレシピ本を購入しており、そこに自作ラー油の作り方が紹介されていたので参考に作ってみた。

 ※『メシ通』で連載されていたレシピに加筆修正されたものなのだが、本格的な中華の技が分かりやすく紹介されており、かつ家庭でも再現可能な形でアレンジされていて最高である。自炊中華がはかどるぜ。

 

 

まずは、ネギの青い部分、厚切りにしたショウガ、ニンニク、花椒をサラダ油で弱火でじっくり揚げる。

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じくじくと水分と香りが出てきて、キッチン中が香ばしい香りに包まれる。10分ほど揚げて野菜が黒くカリカリになった時点でザルで濾す。

 

金属製のボウルに粉末の唐辛子を入れておき、水を少々含ませて握ってまとまるくらいにしておく。これは、油を入れた際に唐辛子が焦げるのを防いでくれるらしい。そこに、180度くらいに熱した油を少しずつ加えていく。

始めはお玉で少しずつ入れるが、唐辛子がジュージューと泡立って刺激的な香りが立ち上ってくる。

 

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油をすべて注ぎ、泡が落ち着いてきたらこんな感じ。

 

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アルコール消毒しておいた瓶に入れて完成!目分量で作ったのだが、400mlくらいの瓶に丁度収まってくれた。この量、使い切れるかな・・・。

 

 

本来なら数日置いておくと味が馴染むそうなのだが、早速お昼にラー油を活用したメニューを作って味見してみた。

 

イメージとしては、中華風の混ぜそばみたいなものを作りたい。 

まず、豚小間と玉ねぎ、白ネギを刻んで醤油みりんと甜醤油で甘辛く煮る。ルーロー飯の簡易版のようなものができる。乾麺のうどんを茹でて水で締めて、肉と汁、きゅうり、トマトを乗せ、最後にラー油をかけてぐるぐると混ぜて食べる。

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ウーム。刺激的で美味い。市販のごま油ベースの香りではなく、ネギとショウガなどの香味油ベースなので少しすっきりした風味だが、しっかりと辛い。汗が出てくる。これは良いぞ。

 

また、夜はギョーザにしてみた。 

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今回、いつもと違うスーパーで買い出しをしたので、いつものモランボンの餃子の皮ではなく、きさいち食品というところの『横浜 なま餃子の皮』というものを使ってみたのだが、もっちり厚めの皮で、餃子同士がくっつくこともなくとても良い感じ。

ラー油の下に沈殿している唐辛子粉もしっかり入れて、刺激的な餃子を楽しんだ。ビールと餃子の無限ループである。大満足であった。

 

自作ラー油。なかなか良いな。これがあれば、家族の料理を作って自分の分だけ一気に刺激的な味にできるぜ。今後もドバドバかけて楽しもう。

 

 

 

 

 

 

 

 

アンパンマンミュージアム。

金曜日のはなし。

 

有給をいただいて、みなとみらいのアンパンマンミュージアムに行ってきた。今はコロナもあり完全予約制になっているようで、数日前に予約して、朝いちばんの入場時間で行ってきた。

 

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建物の前に巨大なアンパンマン像。車で近づいていく間、娘は興奮した声で「アンパンマンアンパンマン!」と呼んでいたのだが、近づいてみるとちょっと怖いようでテンションが下がっていた。そうかそうか。

 

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アンパンマンショー。アンパンマンと仲間たちとお姉さんが出てきて歌ったり踊ったりする。子供の集中力を考慮してか、10分程度の簡潔なものであった。お姉さんって誰?という感じだが、子供向けのショーなので自己紹介や説明などという野暮なことはしないようだ。

 

ショーの展開としては

皆が出てきて歌って踊る
⇒みんなも一緒に踊ろう!楽しいね!
バイキンマンドキンちゃんが出てくる
⇒俺様も仲間にいれろー!といいつつちょっとしたいたずらをする
⇒でも皆で楽しく遊んで良かったね!
⇒じゃあ皆さよならー!  という感じ。

 

娘は、初めて見る6頭身くらいの大きなアンパンマンと、大量の人と大音量の音楽に驚いたのか、ずっとこわばった顔でステージを見つめて固まっていた。まあ泣き出さなかっただけよしとしよう。

 

ショーでのバイキンマンのいたずらの内容だが、バイキンマンがコントローラーのようなものを操作すると、何故か音楽がEDMみたいなアップビートな音楽に変わるというものであった。

大音量のクラブのような音楽にあわせて、アンパンマンと仲間たち、お姉さんが「サンサン体操」を踊る。朝いちばんのショーだったからか、観客の子供たちも保護者達もあまり暖まっておらず、ちょっと微妙な盛り上がりのフロアにEDMが鳴り響き、着ぐるみとお姉さんが笑顔で踊っているのはなんとも味わいのある風景であった。

 

 

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あとは、アンパンマンの世界観を模した?ような小屋の展示や、よくわからないアスレチックのようなスペースがいくつかある程度であった。悪くはないのだが、設備の割にちょっと高いような気がする。

 

子供向けの施設なのであまり野暮なことを言ってもしょうがないのだが、一人2200円(なんと1歳児も同額)なので家族で6600円。駐車場を利用してご飯を食べてお土産を買ったりするとすぐに1万数千円コースである。アンパンマンという唯一無二の強烈なコンテンツがあるので成り立っているが、子供向けレジャー施設という視点だとちょっと再訪はしづらいかもしれないな。

 

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ただ、子供だましかと思っていたフードコートで食べたハンバーガーがバンズもパティも本格派で美味かったのには驚いた。そこで親たちの気持ちを掴んでくるか。

2時間ほど遊んで、お土産を買って帰る。

 

 

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お土産に購入したアンパンマンパンたち。なかなか可愛いではないか。

 

そんな休日でした。

ちょっと高かったが、まあ、娘が喜んでいたようで良かったかな。