動物園。五本目の脚。きっとうまくいく。

日曜日のはなし。

最近娘が早起きである。土曜日は5時半起き。日曜日も6時前に起こされる。前日も寝不足なのに深夜まで鬼滅の刃を観ながらお酒を飲んでいたので僕も奥さんもヘロヘロである。起きてきてしばらく娘の相手をしていたが、奥さんはちょっと二度寝させてくれと寝室へ消えていった。

最近の娘はお出かけごっこにハマっており、首からは太鼓のおもちゃをかけて、左手におもちゃのバッグ、右手に犬のぬいぐるみをもって、「お出かけしましょうね～」といって部屋の中をウロウロしている。「パパも、おでかけ～」とせがまれるので、僕も適当な荷物をもって娘の後ろをついていく。眠いぜ。

8時ごろに奥さんが起きてきて、いざ本番のお出かけである。娘が大好きな動物園に行きましょう。

横浜の金沢動物園へ。高速道路のインター直結でとても便利。9時半の開園時間にあわせて到着。

曇り空で涼しいからか、普段よりも動物たちが元気に動き回っている気がする。

キリンさんに興味しんしんの娘。

カンガルーの広場を歩いて通り抜けられるようになっており、好奇心旺盛なメスのカンガルーが近寄ってきて、僕の服をクンクンと嗅いでいた。娘と奥さんはびっくりしておびえていた。

そしてゾウさん。今日は2匹が元気に動き回っていた。象牙が立派なオスのゾウさん。

発情しているのか、ゾウさんのゾウさんがパオーンしている。ゾウさんの五本目の脚とも呼ばれるくらい立派なゾウさんであったが、周囲の親子連れが全員見て見ぬふりをしていたのがちょっと面白かった。僕もいい大人なので見て見ぬふりをしつつ、娘と「ゾウさんおおきいね～、すごいね～」と話していた。

動物園を歩き回って疲れたので、芝生の広場で焼きそばやポテトを買ってお昼にする。娘も喜んでおり、今日も大満足の動物園であった。

午後はあまりの眠気に撃沈して少し昼寝。そして早めにばんめしとする。

前日が野菜ばかりの健康的な食卓だったので肉を食いたいなと思い、手羽元をニンニク生姜醤油に漬け込んでおき、グリルでじっくり焼く。

香ばしくてジューシーで美味い。味付けも適当でいいし、グリルに突っ込んでおくだけなので楽で良いな。つけあわせに野菜炒めを作ったのだが、下味をつけた豚肉を中華鍋で炒めた際に油回しが足りなかったのか盛大に張り付いてしまいグチャグチャになってしまった。油断すると失敗しますね。

あとは、いつもの煮物、小松菜のおひたし、サラダ。

肉を食いつつ、野菜もモリモリ食べましょう。

煮物をちょっと濃いめに作ったら娘が気に入ってくれたようで、ニンジンや里芋をモリモリ食べていた。うれしいぜ。

夜、娘が早めに寝たので奥さんと二人でAmazonPrimeの「きっとうまくいく」を鑑賞。

きっと、うまくいく(字幕版)

これ、確か過去2回鑑賞した気がするが、毎回幸せな気分になるな。奥さんも気に入ってくれたようだ。早めに晩飯を食べて娘を寝かしつけ、ビールを飲みながらのんびり映画を観るっていい時間だな。

そんな感じの日曜日。

娘と植物園デート。初芋煮。

祝日木曜日のはなし。

シルバーウィークで月曜日木曜日が祝日である。連休感は無いが体力的にとてもありがたい。毎週水曜あたりをやすみにしてくれないだろうか。

真夏が戻ってきたような快晴の祝日。娘と二人で植物園に行ってきた。娘と二人で車でお出かけするのは実は初めて。運転中、後部座席のチャイルドシートにちゃんと座っていられるかちょっと不安だが、そこまで遠くないので大丈夫だろう。

開園時間にあわせて到着。

運転中、娘は後部座席に置いている犬の形をしたティッシュカバーで遊んだり、カエルの歌を歌ったりと比較的ご機嫌に過ごしてくれていた。

植物園。以前は全く興味がなかったが、きれいで人が少ない公園で、珍しい植物がたくさんあるというだけで最高である。娘も自由に動けてうれしそうである。このブログも、娘との週末お出かけブログみたいになっているな。

今はハロウィン時期ということで、芝生の広場に大きなおばけカボチャが展示されている。娘も「カボチャだー！」といって駆け寄っていた。

大きなかぼちゃを指さして、「かぼちゃ、おおきいからー、持てないよ」とつぶやく娘。結構話せるようになってきたな。最近は2語文3語文ではなく、ちゃんと文章として話せるようになってきている。まだ1歳10か月なので結構早いような気がする。

綺麗な花をみたり、温室を散歩したり、売店でアイスを買って一緒に食べたりして過ごす。「パパもー、アイシュ、食べても、いいよー」とお許しを得たので僕も一口もらう。

娘との植物園デート、楽しいぜ。大満足だ。

2時間ほど遊んで帰宅する。奥さんは家で大掃除をやってくれていた様子。ありがたや。お礼にカレーうどんを作る。

午後、娘を昼寝させようかと思ったが、おでかけがよっぽど楽しかったのか、テンションが高く寝そうにない。ためしに、「スーパーに買い物行く？」と聞いたら、「スーパー、いくー！！！！！」「やったーやったー！！！」と大喜び。

どんだけテンション高いのだ。ベビーカーに乗せて買い物に行ったが、流石に疲れたのかすぐに眠ってしまった。

さて、娘が昼寝している間はゆっくり読書させてもらい、夕方は奥さんと娘が実家に行っている間に散歩する。大き目のリサイクルショップがあったので立ち寄ってみた。昔は古着屋とかリサイクルショップが大好きで、暇さえあれば巡っていたのだが、いつの間にかそこまで心ときめかなくなっていて驚く。

大学生から20代前半くらいまでは古着ばかり着ていた。相当みずぼらしい恰好もしていた気がする。今でもジーンズなどは古着で買ったものを履き続けていたりするのだが、最近はユニクロか無印がメイン。たまーに立ち寄ったショッピングモールのセレクトショップで買うくらいである。

服装の好みが変わったってのもある。また、古着としての良さよりもリーズナブルさに価値を感じていたのが、安くて綺麗な服が手軽に買えるようになってきたのと、そこそこ生活に余裕が出てきたことでお得感がなくなってきたからだろう。

昔は大量のぼろきれのような古着の山から一点もののお宝を探し出すことにロマンを感じていたが、お金がなく時間だけがあったからできることだったのかもしれない。僕のクローゼットや靴箱にはそういった宝探しでみつけた古いジーンズや靴がまだ眠っているので、たまに取り出して着用していこう。

さて、夜は地味な日本の食卓。

twitterで流れてきていた芋煮のレシピがどうにも美味そうだったので、大きな鍋で大量に作ってみた。

山形の芋煮がおいしすぎてびっくりした話(1/2) pic.twitter.com/tkfYcSTsor

— ミツコ (@_3_2_5_) 2021年9月12日

とろりとした甘辛い汁に具沢山の野菜とホクホクした里芋がたまらない。滋養の味がする。芋煮は初めて作ったのだが、これはうまい。

東北では、冬場の河原とかで皆で集まってバーベキューのようにして食べるらしいが、なんて素敵な文化なのだ。バーベキューほど気を使わなくてよいし、体も温まるし、お酒のいいつまみになるし、最後にうどんを入れれば締めまで一つの鍋で完結する。僕も現地の芋煮会にお呼ばれしたいものだ。

あとはサバの西京焼きと酢の物、おすそ分けいただいた切り干し大根の煮物。うーむ健康的。

秋晴れ根岸公園。ペンネラグーソース。

日曜日のはなし。

台風一過ですっきりと晴れて気持ちの良い週末。どこかのんびりできるところに行こうと、コンビニでお昼を買って横浜の根岸森林公園に行ってきた。これまでも何度か来ているが、芝生の原っぱがなだらかに広がっており、子供と遊ぶのに最適なのだ。

カラッとして湿度が低く、空気も澄んで見事な秋晴れ。しかも三連休の中日の午前中。100点である。

娘も元気に走り回っている。バッタを追いかけたり、どんぐりを拾ったり、抱っこして走り回ったりして元気に遊ぶ。

芝生広場の端にビーチテントを張って休憩していたのだが、その裏の雑木林にいつの間にかヤギが放たれていた。草刈り用だろう。僕ら家族がテントでのんびりお昼を食べている際も、ヤギを見ようと多くの家族連れがやってきてにぎやかであった。

2時間ほど遊んでいたが、雑木林でどんぐりを拾っていた娘が斜面で転んでぐるりと一回転してしまい、びっくりして大泣きしたので帰る。疲れていたのであろう。帰りの車ではすぐにぐっすりと寝てしまった。

帰宅して奥さんは美容院へと旅立っていったので、娘とお留守番。

夕方からモリモリ料理する。

先日奥さんの誕生日だったので、ご馳走を作るのだ。

まず1品目。ペンネラグーソース。

以前、インスタグラムでフォローしている方が、牛すね肉を手切りしてラグーソースを自作されており、自分でも一度作ってみたいと思っていたのだ。ネットでレシピを調べて3時間ほどかけて作ってみた。

牛スジ肉と牛すね肉をダブルで使っているところがポイントらしい。牛スジは娘と留守番しながら1時間ほど茹でておき、洗ってから1センチ角くらいに刻んでおく。牛すね肉もおなじサイズに切っておき、両者を油をひいたフライパンに入れて焦げ目が付くまで炒める。

そこに、事前に刻んで炒めておいた人参、玉ねぎの香味野菜（ソフリット）を混ぜて、トマト缶とコンソメを入れてひたすら煮込む。本来ならば、ソフリットにはセロリも入れるのだが、買い物の際にぼんやりしていたら袋詰めをする際に台に置き忘れてきてしまったらしい。アホか。

また、本来なら赤ワインを入れるとよいのだが、こちらも買い忘れていたため、100％のブドウジュースと料理酒で代用する（それでいいのかは不明）

味付けは塩コショウとスパイス要員として中濃ソースを少々。牛すね肉の旨味と、野菜の甘味、トマトの酸味が出ており、じっくり煮込んだことで角がとれてバランスが良くなってきた。すね肉がほろほろ、牛スジがトロトロになるまで煮込んでソースは完成。

茹でたペンネにかけて食卓へ。

これはたまらない。牛スジからくるコクとすね肉の強い旨味がペンネに絡んで立派なメインである。普段、パスタとなると冷蔵庫の材料で適当に15分程度で作ることがほとんどだが、こういった手間暇かけたパスタソースってのも面白い。ソースの作り置きもできたので、冷凍してまた楽しもう。

次にステーキ。

霜降りの銘柄牛だったので、低温調理にはかけず、鉄フライパンでレア目に焼き上げて塩コショウとワサビで食べる。うーん贅沢な味。ただ、薄手の肉はすぐに冷めてしまうので、そこが難しいところである。鉄板で出すとどんどん火が通ってしまうし、お皿をお湯で温めておくのが良いのだろうが、いくつかの料理を平行してやっているとどうしても面倒になってしまうな。

あとは、バターナッツカボチャのポタージュと、ホタテときゅうり、パプリカのマリネ。簡単だが美味い。パスタソースを煮込む間に副菜を作れるのは良いですね。

娘が一緒だとゆっくり食べられないので、今回は先にポタージュと作り置きのおかずで娘の食事を終わらせ、ケーキを出して娘と一緒にハッピーバースデーを歌ってお祝いをしてから先に寝かしつけを終わらせた。

娘のハッピーバースデーの歌もずいぶん上手になってきた。11月に娘の2歳の誕生日があるので、そこでも腕によりをかけておいしいごはんを作ってあげよう。