太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

クルマを決めるまで 後編

さて、1月の3連休でホンダのディーラーに行ってみた。

 

若手の営業さんが付いてくれて、フリードについていろいろと話を聞いてみる。

 

実際に試乗もさせてもらったが、視点が高く視野も広いのでとても運転しやすい。CX-3と比べて室内の広さは2倍くらいになったように感じる。6人乗りのミニバンなのに、全長と全幅はコンパクトSUVCX-3よりも小さいのだ。凄い。これは売れるわけだ。

 

運転する楽しさという意味だとあまりない感じだが、個人的にドライビングフィールを重視するタイプでもなく、ロングドライブをする機会もあまり無いため、ファミリーカーとして使い倒す前提であればものすごく丁度良いクルマのようだ。

 

娘も実車に乗せてもらい、「このクルマ欲しい!買って買って!」とテンションが上がっていた。一応、基本的なパッケージで見積りも作成してもらう。

 

その後、近所のディーラーに新型シエンタも見に行ってみたが、シエンタは春にモデルチェンジを予定しており、かつ半導体不足などの問題で納期が長引いていることから、今は新規の注文を止めているらしい。買えないならしょうがない。

 

ディーラー在庫や新古車などを探せば手ごろな実車はあると思うが、2列目ベンチシートのシエンタよりは、2列目がキャプテンシートのフリードのほうが良いなと思っていたので、フリード購入で進めることにした。フリードも今年新型が出ると予想されているが、こちらはCX-3の車検もあるので、春までに納車してもらわないといけないのだ。

 

さて、車種は決めたものの、グレードとかオプションとかはどうすれば良いのだ。これまでもクルマに乗ってきたが、特にコダワリもないため右も左もわからない。

とりあえずおすすめのオプションで作成してもらった見積書を見ると、車両価格230万円程度の車のはずが、オプション、諸経費もろもろ込みで約350万円となっている。

 

350万円。なにがなんでも高すぎやしないか。

 

・本体価格 250万円強(ガソリン車のひとつ上のグレード)
・オプション 60万円(ナビ、ドラレコ、コーティングなど諸々)
・諸経費 30万円強(点検パック含む)

 

大阪に住む弟一家がフリードに乗っており、購入時にいろいろと工夫して節約したと聞いていたので早速アドバイスをもらうことにする。

弟曰く、ディーラーにお任せにするとかなり割高なオプションを勧められるので、なるべくオプションは減らして、同じような機能のものをネットで購入したり、イエローハットオートバックス等で付けてもらうだけでもかなり節約になるらしい。極論、ハンドルとタイヤとシートだけあるクルマを買えば、それ以外はすべて後付けできると。

 

なるほどなるほど。それ以外にも、金額交渉のやり方など多くの金言を授けてもらった。経験者の言葉は参考になるなぁ。ありがたい。

 

そこから1週間かけていろいろと情報収集する。オートバックスで社外ナビの特徴や取り付けまでの流れ、注意点などを相談したり、カーナビのメーカーごとの特徴やサイズや機能と値段の相場観をつかんだり、社外オプションの値段を調べたりなど。

最初は右も左もわからない状態だったが、行動するごとに知識がついてクリアになっていくのが面白い。調べた情報をスプレッドシートにまとめ、自分なりのプランを立てていく。

 

並行して、CX-3の買取金額を調べるためにマツダディーラーに持っていく。

買取については複数の中古車屋に相見積もりを取ることも考えたが、もともとマツダディーラーで買って整備してもらっているクルマだし、基本的にはここでお任せしたい気持ちもある。あまり相見積もりを取っても大変なので、あとはホンダの下取り額と比較し、高い方に決めることにした。

 

家を購入した際もそうだったが、買うと決めれば行動は早い。必要な情報を集めて知識とイメージを固めて、あとはえいやっと動くのみだ。面倒ではあるのだが、知らないことを調べて知識を付けたり、やったことのないことを体験するのはとても楽しい。

 

 

ということで、先日ディーラーに行って契約してきました。詳細なオプションや金額は書かないが、当初の見積もりからは50万円近く節約できるはず。(まだ社外ナビなどは注文していないため概算です)

 

おそらく2月末くらいの納車になる予定。楽しみだ。

 

移動がもっと快適になるので、子供たちといろんなところに出かけよう。貴重なアドバイスをいただいた弟に感謝である。

 

 

 

 

 

クルマを決めるまで 前編

先日、車を買い替えることに決めた。

 

つい最近購入したと思っていたマツダCX-3だが、もうすぐ2年となり車検のタイミングが近づいてきている。

 

個人的には気に入っており、4~5年くらいは乗ろうかと思って購入したのだが、そろそろタイヤも交換時期が来ているようで、その他消耗品なども考えると、乗り続ける場合は結構な出費になりそうである。

 

そして何より、子供が二人になったことで、デザイン重視でコンパクトカーベースのCX-3では正直狭くて不便に感じるようになってきた。

 

もともとはマンションの立体駐車場(見た目は平置きで、地下も含めて3段駐車できるタイプ)の中段下段に入れる想定だったので、高さ制限が厳しく、その範囲内で乗れるSUVでということでCX-3にしたのだ。しかし、いざ納車して乗り始めてみると、立体駐車場に入れた状態では後部座席のドアが少ししか開かないことが判明。その状態では後部座席のチャイルドシートに子供を乗せることができない。まじか。

 

赤ちゃんをベビーカーに乗せた状態で離れて車を立体駐車場から出すのはちょっと怖いので、値段は上がるが一番上の平置きの駐車場に移すことにした。そうなると高さ制限はもはや関係なくなる。

 

CX-3はデザインも走りも良いクルマなのだが、とにかく後部座席が狭い。マツダ2(デミオ)ベースなので小さいのは当たり前なのだが、その上にデザイン重視でノーズが長く、リアもハッチバック風に尻下がりのデザインになっているため、後部座席は完全に犠牲になっている。家族で乗る車ではないのかもしれない。

 

 

子供二人を乗せる場合、後部座席に乳幼児用の大型ベビーシートを乗せて息子を座らせ、隣に奥さんが座る。そして助手席にキッズシートを乗せて娘を座らせるのだが、この4人乗車でかなりいっぱいいっぱいである。毎日の保育園への送り迎えや、週末のお出かけが地味に大変なのだ。

 

チャイルドシートやキッズシートは後部座席への設置を推奨されています。しかしせまい後部座席に赤ちゃんと幼児を詰め込んで運転ができるかというと正直厳しいのでやむなくこの形にしています。

 

春に車検なのでその前に納車するとなると年始から動き出したほうが良さそうだ。さて、どんな車が良いのか。といってもだいたい当たりは付けている。

 

・大きな車は奥さんの運転が不安

・絶対スライドドアが良い

・余裕を持って乗れるように3列シートが良い

・前回中古でちょこちょこ不具合があったので、できれば新車で買いたい

 

この条件に当てはまる車はコンパクトミニバンのシエンタかフリードの2択。もう少し大きくなるとノアヴォクシーステップワゴンセレナが選択肢に入ってくる。やっぱりミニバンになるな。

子供が出来るまでは、なぜ世の中のお父さん方が判で押したようにこぞってミニバンに乗るのかと不思議に思っていた。子供ひとりかふたりだとオーバースペックだろうと。

 

ただ今ならわかる。子供二人で余裕を持って運転しようとするとミニバンなのだ。スライドドアだけであればルーミーやソリオといったハイトワゴンでも良いが、後部座席の子供達をお世話するとなるとやっぱり3列シートが良い。

 

奥さんに相談したところ、早速見に行こうとのことで、年明けの3連休で近くのホンダディーラーに行って、フリードに試乗してみた。フリードは弟家族が乗っており、大絶賛していたので第一候補にしていたのだ。

 

長くなったのでここでいったん終わり。

 

娘の初めてのコンクール。

土曜日のはなし。

 

娘が通っているピアノ教室で、小規模なコンクールが開催された。

 

先生が個人でやられているピアノ教室なのだが、とても熱心な先生で、生徒たちのやる気を育てたい、発表の機会を作りたいと自身でコンクールを企画されたそうだ。地区のホールの音楽室を貸り、トロフィーなども用意いただき、採点は生徒のお母さん方が手伝うといったような形で開催された。

 

当日、子供達の保育園の懇談会と重なってしまい、奥さんがそっちに参加し、コンクールにつては僕が引率することにした。娘のいとこたちも同じピアノ教室に通っており、今回も一緒に参加するので気は楽である。

 

娘が人前でピアノを披露するのはこれで2回目。前回はピアノ教室のクリスマス発表会で「きらきら星」「バケツのあな」という簡単な曲を弾いている。今回は「たいこのこうしん」という幼児向けの課題曲だ。

今回はトロフィーがかかっているので娘も気合十分である。この数週間は奥さんとかなり練習を重ねてきている。音階をミスなく弾くだけでなく、音の強弱やテンポ、気持ちの良い表現になっているかも含めて評価されるそうだ。

 

お昼過ぎの開始なので、少し前に会場に行って一緒に設営を手伝う。

 

保育園児の部、小学校低学年の部、小学校高学年の部と別れており、うちの娘は保育園児のクラス6名の中で競うみたいだ。年少さんなので一番ちいさいのだが、金賞銀賞銅賞に選ばれるだろうか。

娘に、賞もらえるかな?と話してみると、「トロフィーはだれのてに!」と言って笑っていた。どこでそんな言い方を覚えたのだ。

 

コンクールが始まり、保育園児の部門の3番目に娘の出番が来る。

ちゃんとお辞儀をして椅子に座り、落ち着いて演奏を始める。

これまで家で練習してきた際は集中力が続かず、すぐにふざけてしまったり、椅子から降りたりしていたが、そんな素振りもなく堂々とした演奏だった。親バカだが、これまでで一番の演奏だったかもしれない。本番に強いな。

 

保育園児の部門が終わり、集中力が途切れたのか座っていられなくなったので音楽室の外に出て抱っこしたり少し遊ばせる。

 

15時から表彰式。

 

娘は保育園児の部で一番初めに名前を呼ばれ、銅賞だった。

先生のもとに駆け寄り、満面の笑みでトロフィーをもらう娘。そこからはずっと笑顔で、トロフィーもらえたよ!綺麗だね!うれしい気持ち!と大喜びだった。よく頑張った娘よ。

保育園児の部には年中さんのいとこも参加していたのだが、トロフィーがもらえなかった彼は悔し涙を流していた。4歳5歳でも悔しいもんな。頑張っていて偉い。

 

息子を義実家に預けていたので、そのまま娘も連れていく。

 

懇談会が終わった奥さんも合流。娘の演奏を動画で観て感激していた。子供の頑張りってのは良いものだな。