太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

散歩ばかりしていた土曜日。

土曜日のはなし。

 

前日に飲み会で終電近くの帰宅となり、結局家にたどり着いたのは深夜1時であった。最近ちょっと飲みすぎただけで二日酔いがひどいことが多く心配していたが、少し頭が重い程度でなんとか大丈夫のようだった。

 

奥さんが午前中外出する用事があり、僕と娘で近くの公園に行く。一応ベビーカーは持っていくものの、最近の娘は一人で歩きたがり、300メートルほどの道のりを10分以上かけてのんびり歩いていく。

途中で、いつも散歩しているおばあちゃんを見つけ、娘が「おばあちゃーん!」と駆け寄っていく。毎朝公園付近を散歩されており、娘が1歳でよちよち歩き出したころからよく挨拶してくれていたのだ。お名前も存じ上げていないのだが、娘の成長を見守ってくれる人が近所にいるってのは嬉しいことだな。

 

最近の娘はブランコが大好き。ブランコに座ってゆられながら足を両側に大きく開き、「かにさーん!」といってふざけている。ブランコ、滑り台、砂場、かけっこと公園を堪能して帰る。

 

帰宅し、娘にうどんを作って食べさせる。その後奥さんも戻ったので、僕らもうどん。公園が寒かったので暖かいうどんが染みる。今年もふるさと納税で注文した五島うどんをけんちん汁風の汁物に入れてみた。

 

娘を昼寝させ、奥さんも外出で疲れたとのことで昼寝したので、僕は一人で散歩に出る。最近何かと忙しく(といっても家族で外出するくらいだが)、ランニングからすっかり遠のいてしまっているので走るか迷ったのだが、飲み会の疲れもあったので散歩にする。

 

こういった自分ひとりで運動する時間を久しく取れていなかった。風は冷たいが、良く晴れていて傾きかけた日差しが暖かい。スマホでラジオのタイムフリーを聴きながら速足で歩く。1時間ほど川沿いの道を歩き、スーパーで食材を買って帰る。足に心地よい疲れ。

 

その後、奥さんと娘と散歩がてら近くのドラッグストアへ。なんだか今日はずっと散歩ばかりしている。本当は奥さんと娘と行って、その間に僕はばんめしの準備をする予定だったのだが、娘が「みんなでいくー!」とせがむので僕もまたコートを着て外へ。

 

f:id:showgo0818:20211221094958j:plain 

娘と奥さんが同じようなボアの上着を着ている。

 

そんな散歩ばかりしていた日のばんめし。

f:id:showgo0818:20211221095010j:plain

手前はいつものクーブイリチー。これは今年の春に初めて作ってみたのだが、豚肉と昆布の相性の良さにハマッて我が家の定番料理となった。

右はお昼のあまりのけんちん汁。奥はきゅうりとじゃこの和え物と、鶏とサツマイモのオイスターソース炒め。サツマイモの甘さに少しだけお酢を入れたのでさっぱり美味い。

 

なんとなくモヤモヤして調子のでない日だったが、散歩と自炊で調子を整えるのだ。

 

 

 

 

新林公園。モリモリ料理。備蓄食料の仕分け。

日曜日のはなし。

 

天気予報では朝からよく晴れて暖かな日になるらしい。久々に葉山公園にでもいって海辺を散歩しようかと思っていたが、起きてのんびりと支度していたら出発が遅くなってしまった。いまから出発すると、葉山公園の駐車場に入れない可能性が高いため、藤沢の新林公園に切り替える。30分ほどのドライブ。

 

新林公園も駐車場はいっぱいだったが、奥さんと娘に先に遊んでてもらい、待っていたら15分ほどで入れることができた。

 

池でカモさんを眺める娘。

f:id:showgo0818:20211213120822j:plain

以前は亀がゆらゆらと泳いでいたが、もう冬眠してしまったのだろうか。

 

遊具広場でしばし遊ぶ。この公園は1歳半くらいから遊べる幼児向けの遊具から、小学校高学年の子でもアクティブに遊べる大型遊具まで幅広く揃っている。娘もはじめは小さな滑り台で遊んでいたが、バランス感覚が求められる難易度の高い遊具にかかんに挑戦したりと、積極的に遊んでいて良い時間であった。

 

娘と二人で公園の坂道を上り、展望台まで行ってみようと思ったのだが、途中の広場で「こわーい」となってしまい、中途半端な展望を眺めたりする。

f:id:showgo0818:20211213120829j:plain

 

お昼は芝生の広場にビーチテントを広げてピクニック。娘には家からおにぎりを作ってきており、僕ら夫婦はコンビニで買ったおにぎりやパンを食べる。のんびりしたいい時間だったな。

 

図書館によって絵本を借りて帰る。奥さんと娘はそのまま実家に顔を出すとのことだったので、ぼくは食材の買い出しを済ませ、少し早かったがのんびりばんめしの支度をする。16時半ごろに娘と奥さんが帰宅する。娘は昼寝ができておらず、早めに限界がきそうだったので先に風呂に入れて、作っておいた豚汁を食べさせて寝かしつける。

娘は眠気のピークを超えてしまったのか、17時半から19時までずっと泣いて寝てくれず、結構大変な寝かしつけとなった。

 

さて、そんな日のばんめし。

 

f:id:showgo0818:20211213120850j:plain

左はエビのすり身揚げ。つぶしたはんぺんに小麦粉、片栗粉、卵、エビを混ぜて丸めて、フライパンで揚げ焼きにする。ふんわり美味い。

右は具沢山の豚汁。前日、すき焼きを作る際に干し椎茸と昆布でダシをとっていたので、ダシとシイタケを入れている。豚肉、ネギ、ニンジン、大根、干し椎茸、里芋、エノキと具沢山。最近、里芋ってしみじみ美味いなと思う。娘も喜んで食べてくれるので汁物をたくさん作っておくと平日も楽なのだ。

 

f:id:showgo0818:20211213120856j:plain

こちらは鶏水晶。一口大に切ったササミに片栗粉をまぶして、茹でて冷水にとるとブルンプルンの食感になる。それを大根おろしとネギ、ポン酢と柚子胡椒であえた冷菜。

奥はレンコン、ニンジン、タマネギ、椎茸と鶏もも肉を炒めて醤油酒砂糖で味付けした野菜炒め。地味だけどこういったお惣菜が美味いのだ。冷めてもおいしいので平日の弁当にも良い。

これにいつもの味玉を作り置きしておく。久々にたくさん料理できて個人的には大満足である。

 

ご飯を食べながら奥さんと雑談していたら、防災備蓄が足りないのでは?との話になり、夜にガサゴソと食材や備蓄品の整理を行う。

備蓄していたインスタント食品は賞味期限が直近のものも多く、乾物類はすでに期限切れも多かったので、えいやーと仕分けしていく。なぜか封を開けた小麦粉が3つもあったり(うち1つは期限切れ)、賞味期限が2年前のココアや煮干しの大袋が奥底に転がっていたりと魔窟である。ここでもったいないマインドを出してしまうとまた仕舞い込んでしまうので、とりあえず期限切れのものはすべて捨てて、備蓄用の缶詰やインスタント食品などはネットで注文する。

 

年末を前に気がかりだったことが一つ片付いてとても満足である。

 

おままごととフードコート。祝祭的なすき焼き。

土曜日のはなし。

 

朝、娘と図書館にでも行こうかと思って支度をしていたら「おでかけー!いくー!」「どうぶちゅえんいくー!」「みんなで!おでかけ!」と変なテンションになってしまった。動物園に行っても良いのだが、まだ先週に引き続いて鼻水が出ており、屋外は寒そうだったので、室内の遊び場のあるショッピングモールに行先を変更する。

 

奥さんが買い物している間、僕と娘は有料の屋内遊び場で過ごす。おままごと用の野菜や果物が並んだお店のセットや、たこ焼きの屋台、ミニチュアのキッチンやダイニングテーブルなどがあり、2歳の娘としばし遊ぶ。

 

最近はおままごとも本格的になってきて、お店屋さんとお客さん、ママと赤ちゃん、コックさんとお客さんなど役割を指定して演じたりしている。また、料理の真似事も、食材を洗って切って、炒めて味付けするなど手順がしっかりしている。また、他の子供が遊んでいると、興味を持って近づいていったりもする。まだ一緒にはうまく遊べないが、興味を持つのは大事なことだ。

 

その後、奥さんと合流し、フードコートでお昼。僕らはリンガーハット。娘ははなまるうどん。安くて美味くてお腹いっぱい。テンプレ的な家族の休日だな。以前はちょっと敬遠していたが、それはそれで良いなと思ったりする小市民的なわたくし。帰り道、娘が昼寝してくれるかと思って無駄にしばらくドライブしてみたが、まったく寝てくれない。おかげで自宅から数キロ圏内の道に多少詳しくなった。しょうがないので帰宅する。

 

僕が車を義実家に返して食材を買って帰る間に、奥さんが泣きわめく娘を寝かしつけてくれたようだった。感謝である。僕の寝かしつけでは全然寝てくれないのだ。

 

娘が寝ている間に、クリーニングに出してそのままになっていたスーツ類の片づけを終わらせ、コーヒーを淹れてしばらく読書する。こういった時間は大事ですね。

 

夜は久々にすき焼き。ふるさと納税で注文していた肉を食うのだ。

f:id:showgo0818:20211213120636j:plain

今回は娘も食うので、先にうどんも煮ておくスタイル。

 

f:id:showgo0818:20211213120642j:plain

ふるさと納税で荒稼ぎしているらしい都城市宮崎牛

 

f:id:showgo0818:20211213120649j:plain

すき焼き最高である。肉と油と砂糖と醤油と卵。人間の欲望にそのままガツンとくる味。ビールが進む。

 

なんでもない日であるが、肉を食うと祝祭的な気分になって良い。

日常を祝おう。