太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

2024年夏 沖縄旅行その3

16日(金)

今回の旅行は、もともと4泊5日で16日の昼の飛行機で自宅に戻る予定にしていた。しかし、大型の台風が関東を直撃するのではとの予報があり、もろもろ調整して16日のフライトをキャンセルし、延泊して17日に帰ることにしたのだ。これが結構大変だった。

 

13日の午前中に台風が関東に向かっているとの予報が出て、飛行機を予約していたANAからも、16日のフライトはキャンセルになる可能性があるとのお知らせがきていた。13日の昼にパイナップルパークに向かう道中で奥さんと相談し、そのまま近くの商業施設に車を停め、奥さんと二人でスマホでしこしこと情報収集し、便変更の手続きを進めた。

お盆期間の真っただ中だったため、前後数日の沖縄羽田便はすべての航空会社で全滅。もちろんANAでの振替は不可能だった。しょうがないので成田や名古屋、関西で調べて、翌日のANAで沖縄~関西の便に数席空きがあることが判明。しかしそうなると新幹線も取れないと帰れない。平行してホテルにも連絡し、延泊が可能か確認し、大丈夫だったので押さえておく。

 

最終的に、17日の昼の那覇神戸空港で航空券を予約。新神戸からの新幹線もちょうどよい便を抑えることができた。長旅になるがしょうがない。しょうがないが、延泊と関西経由となったことで、思いがけず高額な出費となってしまった。

・航空券の差額 3万円程度
・新幹線代 4万円程度
・ホテル延泊 4万円程度
・レンタカー延長 1万円程度

まあ、楽しい旅行が1日伸びたと考えると良いか。沖縄から帰れなくなるよりはマシだ。これも家族の良い思い出だな。

 

さて、そんなこんなで、もともと移動日だった16日がぽっかり空いたので、とりあえずどっか行きましょう。しかし、あいにく娘が前日夜から咳をしている。熱はなく元気そうではあるのだが、もともと飲んでいた風邪薬も前日までで切れてしまったので、ホテルの部屋でオンライン診療をしてから外出する。

 

奥さんが景色の良い所が良いとのことだったので、古宇利島に行きましょう。

 

旅行前半はずっと晴れが続いていたのだが、この日は曇り時々雨の予報。

到着してみても、ちょっと雲行きは怪しめ。

とりあえず橋近くの駐車場に車を停めて、Googleの口コミがよかった食堂でお昼を食べることに。少し上ったところにある食堂、文ちゃん。

 

僕と奥さんは海鮮丼。娘は焼肉丼。地物らしい魚は美味しかったが、ウニの鮮度が若干微妙だったのかくさみ、えぐみがあり個性的な味。南国で海鮮丼を頼んだ私が良くなかったのかもしれない。

あと、食堂に入ってから滝のような通り雨が降ってきて驚いた。ちょうど僕らが食べている間に止んだのだが、少し時間がずれていたらびしょ濡れだったな。

 

古宇利ビーチに降りてみる。白い砂浜に透明度が高い海が綺麗。

少しだけ足をつけるくらいで考えていたが、まあこうなるよね。

 

しばしビーチで遊んで、娘を着替えさせる。アイスコーヒーを買って出発。

 

午前中にオンライン診療をした際に、恩納村の薬局で薬を受け取る予定にしていた。しかし、思ったよりも娘の咳がひどく、ドライブ中にも咳が止まらなくなってしまったので、薬局が併設されている地域の病院で念のために診てもらうことにする。

熱もなく、ただの風邪が咳喘息気味になっているだけでしょうとのことで一安心。

 

この日は、予期せぬ通院で皆疲れてしまったのでホテルの部屋でご飯にしましょう。部屋からは日没と夕焼けがよく見えた。この旅行で一番の夕焼けだったな。

 

 

17日(土)

移動日。11時のフライトだったが、遅くとも2時間前までにはレンタカーのカウンターに着いた方がよいとのことだったので、6時に起床。

子供たちは疲れていたのかぐっすりで全然起きようとしない。娘の体調が心配だったが、夜中起きることもなく、熱も出ていなくてよかった。

前日までに荷物の大半は段ボールにまとめておいたので、手荷物をまとめて部屋を片付け、子供たちを起こして着替えさせて7時に出発する。

 

思いがけず6日間の滞在となったが、良いホテルだったな。また来よう。

 

さて、ここからが大移動。ホテルから空港まで約1時間半のドライブ。前日に買っておいたおにぎりを食べながら快適に走る。空港近くの店でレンタカーを返却し、シャトルバスで空港へ。離陸の1時間半ほど前に空港に到着。

 

今回、ソラシドエアとANAコードシェア便だったので、出発ゲートはLCC用のバス便となる。早めについて待合室がほぼ貸し切りだったので、子供たちとかくれんぼ。

2歳の息子はこれでかくれているらしい。

 

LCCなので若干離陸が遅れたものの、無事に神戸空港に到着。今回は娘は気圧の変化で泣いてしまうことなく、息子も1時間以上寝てくれて平和なフライトだった。偉い。

 

神戸空港からポートライナーで三宮、新神戸へ。

 

途中から娘はベビーカーでぐっすり。息子は元気に歩きたがり、奥さんに手を引かれてペタペタと乗り換えを頑張っていた。

 

新幹線では、並びの席が取れなかったのでちょっと贅沢してグリーン車を抑えていた。しかし、娘が寝起きで座席に座ってくれず、泣いてしまったのでしょうがなくデッキで寝かせる。まあしょうがないか。

デッキに立ったまま、奥さんが買ってくれた神戸牛のカツサンドを食べる。

 

名古屋あたりで娘を抱っこして席に戻り、定刻に新横浜に到着。そこからも乗り換えを重ねて、家に帰れたのは19時近くとなっていた。ホテルを出たのが朝7時だったので、なんだかんだ12時間かかったことになる。朝からレンタカー⇒送迎バス⇒空港内バス⇒飛行機⇒電車⇒電車⇒新幹線⇒電車⇒電車と8回も乗り換えたのか。

 

飛行機や新幹線への乗り換えはかなり余裕をもった計画にしていたが、乗り換えのたびにエレベーターを探してホームを行ったり来たりと思ったよりも時間がかかる。また、子供たちの食事やトイレもあるので、結果的にはちょうどよかった。まあこれも経験だな。

 

子供たちをお風呂に入れて、最寄り駅のデパートで買ったお弁当でばんめし。お疲れ様でしたのビールで乾杯。娘に旅行の思い出を聞くと、ジンベエザメとパイナップルパークのチョウチョ、プールの横のブランコ小屋の3つが楽しかったらしい。

 

また旅行に行きましょう。