太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

ダンスと手仕事のスキル。

一昨日の話。

会社帰りにジムに行こうかと着替えやら靴やら持って会社に行ったのだが、20時まで仕事してしまったのと、最寄駅に着いたら夕立ちのような土砂降りだったので方針転換して帰る。

最寄駅からは家までバスで5分なのだが、バスを降りると雨は上がっていた。

最近、奥さんの仕事が忙しいらしく休日や夜に作業していることが多い。奥さんは幼稚園の先生なのだが、来週ダンスの発表会があるらしく、毎年この時期は振り付けを考えたり衣装を用意したりと大変らしい。
そのほかにも日誌を書いたりクラスだよりを書いたりとなかなか先生は大変そうだ。

ダンスの振り付けについては僕は全く手伝える余地が無いため、隣の部屋で本を読んだり、たまに意見を求められて良いねというくらいしか出来ないのだが、さすが幼稚園の先生を10年やってるだけあり、曲に合わせたオリジナルの振り付けを見事に作り上げていくものである。

年長さんともなると手足だけの振り付けではなく、かなり複雑な上にステージ上でのローテーションや場所による振り付けの違いも作っており、かなりの難易度なのだ。

考えてみれば、世の中の人達の半分以上は演劇やダンスには興味がないものだが、我が子我が孫のダンスともなれば望遠カメラや最新式のビデオカメラを新調して臨む一大イベントなのだ。熱狂度が違う。
子供達の一人ひとりにスポットライトが当たるようにローテーションも工夫しなきゃいけないし、完成度も高めないといけないのだろう。

僕はぼんやりと眺めて応援するくらいしかできないのだが、これを作りあげていくのは大変な責任だし、凄いスキルだなとつくづく思う。

世の中には表に出てこないけど大事なスキルがいっぱいあるものだな。子供と遊ぶスキル、ダンスをプロデュースするスキル、クラスだよりを作るスキルなどなど、真面目な日々の仕事を通じて身につけた隠れたスキル、素晴らしい。


最近は振り付けは完成したようで、本番用の衣装を作っている。裁縫であれば多少は手伝えるので、食事の片付けを終えて一緒に縫ってみた。

服を縫うのは家庭科の授業依頼だが、ヨットの破れたセールであれば随分と縫ってきたのだ。音楽を聴きながらちくちくと1時間ほど縫って本日の作業は終了。お疲れ様でした。