太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

箱根旅行記3 箱根園のどうぶつと魚。

箱根旅行記その3。2日目の過ごし方。

 

前日遅くまでビールを飲んでいたが、7時前にすっきりと起床。温泉のおかげかぐっすりと熟睡していたようだ。旅先の朝の不思議な感じも久々だなと嬉しくなる。

着替えて朝食会場の宴会場へ。バイキング形式だったが、各テーブルは横にパーテーションが設けられ、料理をとる際はかならずマスクと両手にビニール手袋着用としっかり感染対策がされている。

 

娘は今朝も暴れん坊。別に偏食というわけではないのだが、イヤイヤ期なので自分の思い通りに食べられないと不満みたいだ。いろんな料理を取り分けてみたが食べず、唯一コーンフレークを与えたときだけ機嫌を直し、ニコニコと食べてくれる。難しい。

朝食を終えて、チェックアウトまでに奥さんと交代でまた温泉へ。朝の風呂もまた気持ち良い。この日はこの冬一番の冷え込みとなっており、寒い中露天風呂に入るのが最高だった。

 

さて、本日はどこへ行こうか。

どこか公園にでも寄って帰るか、しかしこの寒さなので屋外の公園はちょっとつらそうである。調べていると、箱根の芦ノ湖に箱根園というプリンスホテル系列のリゾートがあり、そこに小規模だが動物園や水族館があるらしい。ちょうどよいではないか。娘に、「動物園と水族館どっちがいい?」ときくと「どうぶちゅえん!」とのこと。山道をぐりぐりドライブして芦ノ湖畔へ向かう。

 

hakone-hugzoo.com

「ふれあいどうぶつランド だっこして!ZOO!」というちょっと変わった施設。もともと、バブル期に作られたアミューズメント施設の建物を再利用して作られているようで、半円形のそこまで広くない建物の中に、ウサギ、ロバ、カピバラ、アルパカ、フクロウ、トカゲ、ヘビ、ミニブタなどが所せましと展示されている。ほとんどの動物が撫でたり触ったりすることができ、動物たちとの距離がめちゃくちゃ近い。

 

 

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うさぎさんと娘。うさぎさんは抱っこできないらしい。

 

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ペリカンと娘。

 

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写真が下手でよくわからないが、ロバが普通にフロアに立っている。アルパカとカピバラは檻の中だが、普通に手を伸ばせば触れるし、餌をもとめてぐいぐい首を伸ばしてくる。カピバラはタワシのような剛毛であった。

 

あとは、ネコちゃんコーナーとワンちゃんコーナー。

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ネコちゃんコーナーは10匹くらいの猫が自由に過ごしており、おとなしい子はなでさせてくれる。ワンちゃんコーナーは20匹ほどの小型犬と、10匹ほどの中型犬が元気に走り回っている刺激的な環境。餌をもった人が近づいてくると、10匹くらいの犬に一気に囲まれる。

娘はワンちゃんを抱っこしたかったようで果敢に犬を追いかけていたが、なかなか抱っこさせてくれる犬がおらず苦戦。なんどかチャレンジして「だっこしたい~!」と泣きだしてしまった。2歳児にはなかなか難しいよな。僕が抱っこしてよしよしさせてあげる。

 

続いて水族館。

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こじんまりとした水族館。箱根の山の上にあるので、毎日タンク車で海水を運んできているらしい。運営がかなり大変なんだと思うが、全体的に水槽のアクリル板が汚れてたり曇っていたりで正直ちょっと微妙である。山の上の水族館という酔狂なことを楽しむ施設なので贅沢は言えないのかもしれない。

また、水族館の隣に、アザラシなどがいる水槽も別であるのだが、その周囲が雑草の生い茂る空き地みたいになっており、廃墟みたいになりつつある絶妙な雰囲気である。スタッフの方々は頑張っているのだと思うが、運営会社があまり力を入れていないのだろう。なんとなく残念な観光スポットである。

 

水族館を出てひるめし。

 

寒かったので箱根園にあるどんぶり屋という店に入ったのだが、寒空の下で20分近く待たされた割に結構微妙なお店であった。僕らはうどんを頼んだのだが、素うどんで780円。カレーうどんが1000円という観光地価格である。なかなか強気。あとで改めてGoogleの口コミを見てみると、どんぶりを頼むとほぼレトルトみたいな具の少ないどんぶりが出てくるようで、それで1000円はありえないとレビューが紛糾していた。今どきこんなお店あるんだな。

以前であればこういった観光地価格で微妙な店に対してはあきらかにガッカリしてしまったと思うが、うどんであれば別に不味くはないし、娘もおとなしく食べてくれたので僕も奥さんもそんなに不満は無い。多少高かったなとは思うが、観光地なのだからしょうがないのだ。

 

午後はどこにも寄らず、ぶいーんとドライブして帰る。寒い中で遊び、昼にうどんを食べたばかりだったので死ぬほど眠かったが、太ももをつねりつつ我慢して走る。渋滞もなくスムーズに自宅まで到着。

 

2日目はちょっと微妙な感じもあったが、全体的に娘も奥さんも楽しんでくれたようで良かった。結局は僕ら家族が行って楽しければ良いのだ。

 

約一年ぶりの旅行はこんな感じでおしまい。