昨日（水曜日）の話。
前日火曜日に、会社の同僚が1名、朝から39度の熱があるとのことで、
病院にいったらインフルエンザだったようだ。もちろんしばらく出社禁止である。
うちの会社でも年があけてからいろんなフロアで感染報告が出ており、20名弱の小さなうちの部門でも出るとは、と朝から震撼する。
他にも、月曜日に普通の風邪で一人早退していたり、子供が風疹で出社できないママさんがいたりなど、長期休み明けの仕事はなんだかバタバタしていたのだ。
月曜日にそのインフルになった同僚と狭い会議室でミーティングしてたなー、うつってたらやばいなーと思い、インフル発覚からはずっとマスクをして勤務していたのだが、なにやら夕方くらいからほんの少し身体が火照っているような感じがしてくる。
これは風邪の初期症状なのか、暖房が効きすぎているのか、どうなのかと思いつつ、すでに病院の外来は閉まっている時間で、あとは帰宅するだけだったので、引き出しに常備していた葛根湯だけ飲んでおとなしく帰宅する。
気持ちの問題なのか、風邪かな？と思ってからあっという間に症状が悪化してくる。帰宅の電車では、頭はボーっとするし、寒気はするし、若干頭痛がしてくるしで、どう考えても風邪の初期症状である。
マスクをしていてもインフルの菌をまきちらしてはいかんと、そろりそろりとやさしく呼吸しながら電車の時間をやり過ごす。
帰って熱をはかってみたが、一応36.5℃で平熱みたい。
奥さんにうつったら一大事だと、隣にある奥さんの実家に一時避難してもらうことにして、作ってくれたうどんを食って9時に寝る。
ところが、だ。
ふとんをかぶって朝までぐっすり寝たらやけに身体が軽い。
すっきりしているではないか。
9時に寝たので自然と4時くらいに目が覚めたのだが、それでも風邪菌を退治するために寝るぞ！寝るぞ！と強い気持ちで寝たのがよかったのか、熱をはかってみると35.4℃、低いではないか。というか低すぎやしないか。
身体のきしみも、熱っぽさと寒気が同時に襲ってくる嫌な感じも、なんとなくあった内臓の不快感もない。なんなら食欲だっていつもよりある。
あれだけ体調が悪かったのが、こんな数時間で治るってあるのか？
インフルかも？と思って勝手に体調悪くなってただけなのかもしれない。
そういえば、ここ5年くらい、多少体調不良なことはあるが、熱を出して会社を休んだことはなかった気がする。
不調だなーというときは葛根湯を飲んで早めに寝たらなんとかなっていたような気がする。
治るのか。忘れていた。
奥さんからは「回復が早すぎる」と驚かれた。自分でも驚いている。
なんだったのか。インフルを恐れたが故の仮病だったのか。
しかし治るってのはいいもんだ。
たまに体調不良や二日酔いになる度に、治るということの素晴らしさをかみしめて幸せな気分になる。
不調な時のマイナスな気持ちを取り返そうとプラスになるのか、朗らかな気持ちで平和になり、世の中に感謝したくなる。
本日は世の中に感謝しつつ、朗らかな気持ちでモリモリ仕事した。
健康最高である。
