どうやらブログなどというものは、内容に統一感を持ったほうが良いらしい。
料理ブログなのか、ファッションのブログなのか、
政治経済へのオピニオンブログなのか
アラサーOLのほっこりランチ食べ歩きブログなのか。
なんらかの一貫性というかテーマというかが必要だとのことだ。
そりゃそうだ。読むほうも自分の好きなテーマについて読みたいだろうし、
ほっこりランチ情報を期待してアクセスして、
いきなり普天間基地移設賛否への熱いポジショントークが出てきても困惑してしまう。
同じことはSNS全体にも言えるようで、
instagramでもtwitterでも、テーマを統一しないとフォロワーは増えないらしい。
確かに納得できる。フォローする側も、自分のタイムラインに統一感が欲しいのだ。
しかし、僕はあえて雑多な内容を入れたい。
料理の話もしたいし、読んだ本や観た映画の話もしたい。
なんなら革靴について熱く語ってもいい。
自分のためのアウトプットの場なのだ。誰に気兼ねしようか。
(ただ、仕事のことは別の場でアウトプットする予定)
と、いうことで、これまでと全く違う話題、ヨットのことについて書く。
なかなかマイナーなスポーツだが、僕は高校時代から競技として
ヨット(セーリング)を続けており、
現在も2つのチームに所属して、春から秋まで毎月のようにレースしている。
今週は、6人乗りのクルーザーのチームで艇のメンテナンスをやってきた。
22フィートのセーリングクルーザー。
なんと艇齢28歳だが、オーナーにより丁寧に整備して頂いており、
まだまだ現役バリバリのレース艇である。
今回は、ヨットのデッキ部分を塗り替える。
レース中は小さな船の上で6人が動き回るため、
強風や高波の際でも足元を滑らせないように、
ざらざらした滑り止めの入った塗料をデッキ全体に塗っていくのだ。
ヨットの上を縦横無尽に走るロープ類をすべて外し、
塗料がちゃんと乗るように表面を紙やすりで磨いていく。
四つんばいになってひたすらコシコシ磨いていく。
磨き終わったら水で一度流し、滑車や金具などをマスキングテープで保護して
刷毛とローラーを使って塗料を塗っていく。
灰色にくすんでいたデッキが白くよみがえっていく。楽しい。
塗料を塗った箇所は立てないので、船のサイドに梯子を立てかけて
船の後ろと前からじりじりと後ずさりながら塗っていく。
全部で5時間ほどかけて作業終了。すっかり綺麗になった。
こういった手作業は大好きだ。
次回は表面のロープ類を点検して再度セッティングし、
マストを立ててチューニング。おそらく1日半くらいあれば終わるだろう。
趣味をがっつりやる休日。素敵だ。
こういった作業の予定が入っている休日というのは良い。
庭木を切るとか床にワックスをかけるとか
タンスを組み立てるとか引っ越しとか大掃除とか。
無心で手を動かすような仕事だとなお良し。
次の整備は再来週の予定。
今シーズンも良いレースをやるために頑張ろう。