太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

北の町よりウニ届く。

月曜日の夜、北海道よりウニが届く。

 

良き便りは色々あるが、北の町よりウニが届くというのはとても嬉しい。昨年のふるさと納税で注文したきり忘れていたのたが、ウニの季節になり準備が整ったのだろう。いきなり塩水ウニが2パック、チルド便で送られてきた。

 

自粛生活とリモートワークを続け変化の無かった日々にいきなりの高級食材。まだ平日が始まったばかりの月曜日である。そして賞味期限は到着日より3日というハードな贈り物である。到着日の指定は出来ない。受け取れなかったらどうするつもりなのか。奥さんが育休中で良かった。

 

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北海道の北の果て、稚内にポツンと浮かぶ礼文島産のムラサキウニ。大学時代の友人が礼文島出身であり、なんとなく地名にゆかりがあったのでふるさと納税で応援してみた。

 

礼文島。どんなところなのだろうか。稚内の西側にポツポツと利尻島礼文島と2つの島が浮かんでいる。札幌なんかよりもロシア本土や樺太の方が近い。GoogleMapで見た感じ、ほとんどが険しい山のようで平地らしい平地はほとんどなく、島を巡る道も半周しか通っていないようだ。どんな風景が広がっているのだろうか。行ってみたい。


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さて、ウニ。ウニ大好き。厳しい北の日本海でワカメや昆布ををモリモリ食って育ったであろうムラサキウニ君。それが日本の税制度のカラクリによってあっという間に剥き身にされて新鮮なまま横浜郊外の我が家に到着し、こうやってあられもない姿をさらしているのだ。北の海の漁師たちと日本のヘンテコな税制度に感謝である。

 

なんの予定もしていなかったところに突然ウニが届いたので、とりあえず白米を炊いてウニ丼にするしかなかろう。

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普段、ばんめしではほとんど白米を食べないのだが、今回は特別である。臭みのない新鮮な生ウニがトロける。これは美味い。


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急遽のウニの来訪だったので、残りもののコロッケにサラダにウニ丼と変な食卓になってしまった。

 

そして水曜日の食卓。

 

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酢飯を用意して、手巻き寿司ならぬ簡易手包み寿司。この食べ方好きなんだよな。酒飲みなのでご飯は軽めで良いのだ。水曜日だが思わず日本酒を飲んでしまう。

奥さんが準備してくれたマグロとアボカドのワサビ醤油和えもねっとりと濃厚で美味い。幸せな食卓である。

 

最近仕事がハードでなかなか良いことも無かったのだが、突如祝祭的にウニが届き、平日深夜に幸福感に浸ることができた。昨年末に注文していた俺えらい。今年も注文しよう。

 

我が日々の暮らしに海の幸あれ。