太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

料理の腕を上げていきたい。

このコロナ禍で飲み会も外食もしなくなり、友人と遊んだりもできなくなって久しいが、自宅でうまいものを作って食べるということに、かなり救われているところがある。

 

そして単純に料理を作るという作業が好きだ。

なかなかうまくいかないことも多い会社での仕事と違って、ある程度調べてちゃんと手をうごかせば確実に料理として出来上がっていくところが良い。そしてそれを家族が喜んで食べてもらうってのが素晴らしい。そこまでお金もかからない趣味として、楽しみながら生活の質が上がっていく。

 

となると、今後さらにQOLを上げていくためにも、もっともっと料理の腕を上げていきたいなと思ったりする。


このブログにも料理カテゴリだけで200記事以上書いているようだが、自分の料理の腕前というものはどの程度なのだろうか。


・大学時代に3年間イタリアンレストランの厨房で下働きしたので、基本的な包丁さばきは身についている。飾り切りなどはできないが、キャベツや玉ねぎの千切り、りんごの皮むき、大根のかつらむきなどは問題なくできる。

 

・醤油、酒、みりん、塩、胡椒、味噌、お酢などの基本的な調味料の味の特徴を知っており、材料に対するだいたいの分量やそれらがもたらす効果について理解できている。普段自宅で作っている和食くらいであれば、目分量で作っても大きく外さずに作ることができる。
また、目指す味に対してどの調味料をどの程度組み合わせればよいのか、なんとなくのノウハウを持っており、想像と味見で補って答えに近づけることができる。

 

・冷蔵庫にあるものや、その日スーパーで安かったものを適当に購入し、1時間程度で2~3品を作ることができる。ある程度の種類の料理のレパートリーを持っており、食材の組みあわせもなんとなくのパターンを持っている。

 

・初めてつくる料理でも、ざっくりとしたレシピがあれば、それっぽいものを作ることができる。

 

こんなところだろうか。とりあえず、ものすごく手際が良いわけでもないが、家事として、趣味として家庭で食べるものを日常的に作っていく分には困らない程度の腕だろう。

 

では、料理の腕をもっと上げたいというと、どの方向性に上げていけばよいのだろうか。考えてみた。

 

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①手際や段取りが良く、手早くスマートに料理ができ、後片付けなどもさくっと完了させられるようになる。これは正直まだまだである。段取りが悪く想定以上に時間がかかってしまうことも多く、作り終わったあとはシンクにボウルや食器が散乱している。

 

②レストランなどで食べた料理を、自分で創意工夫しながら再現できる、もしくは、想像して補って作っていける能力。これができると楽しいだろうなーと思う。知識と経験、想像力のすべてが必要だろう。

 

③誰も作っていない料理を食材の組み合わせなどで作り出していける創作、アレンジの力。名前の無い料理は日々作って食べているが、日々SNSなどで料理を発信している料理研究家の方々はすごいなと思う。

 

④パーティ料理など、目立って楽しい料理のレパートリーを増やす。また、食材費に糸目をつけずに豪華な料理を作れるようになる。これは良いなー。地味な自炊も派手な料理もどちらもできるってカッコいい。コロナでは難しいけど、以前から友人に料理をふるまうのは大好きなのでここは伸ばせると楽しいだろうな。

 

⑤味噌などの調味料や果実酒、干物や燻製といった保存食など、なんでも手作りし、こだわりの食生活を極める。ここは正直、はまったら深い沼だろうな。

 

⑥フレンチやイタリアン、中華など特定のジャンルや、魚料理など特定の食材を極めていく。個人的には中華をもっと極めたい。

 

⑦調理器具や調理法のマニアになる。世の中には、製麺マニア、真空低温調理マニアなどここも奥が深い。ただ、そこまでハマらないかもな。

 

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ざっと思いつく方向性としては上記のような感じだろうか。


僕としては、できれば①の段取りの能力を上げつつ、コロナ明けを願って④のパーティ料理のレパートリーを増やし、⑥で中華料理と自宅寿司のスキルを上げていけると良いなと思っている。

 

あとは、料理をつくることが単なる作業としてイロドリを失ってしまわないように、日々の料理を楽しむこと。あれを食いたいこれを食いたいとアンテナを張り続けて、新しい料理や食材にチャレンジし続けている状態をキープできるといいなと思っている。

 

食事は生活の基盤だ。今後も楽しく料理していこう。

 

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