太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

カメさん公園ピクニック。さらにいくつもの片隅に。

日曜日のはなし。

 

さて本日も元気いっぱいの娘を遊ばせよう。車で藤沢の新林公園にやってきた。僕と娘の間では、「カメさんの公園」という名前で呼んでいる。

 

公園内の池にアカミミガメが住み着いており、1年ほど前に娘と来た際に、散策路に水辺から離れたカメが歩いていて、娘がびっくりして泣いてしまったことがあったのだ。

娘もその時のことを覚えているのか、カメさん公園に行こうと言うと、「カメさん歩いてたよね」「Aちゃん、カメさんにびっくりして泣いちゃったよね」と言ってくれる。

 

駐車場はいっぱいだったが、15分ほど待つと停めることができた。まずは池で魚やカメを観察して、散策路を散歩する。

 

散歩のあとは遊具スペースで遊ばせる。まだまだおっかなびっくりだが、少しずつできることが増えていくのが嬉しいようで、果敢にチャレンジしていく。

いろんなレベル感の遊具があるので、1歳から小学校低学年くらいまで遊べるいい公園だ。

暑い中で1時間ほど遊ばせて汗びっしょり。公園の端にテントを広げて、持ってきたお弁当を食べる。冷蔵庫に食材があまりなかったので、おにぎりとミートボール、野菜入りの卵焼きに作り置きのポテサラ。娘は自分用のミッフィーのお弁当箱を持って嬉しそうである。ピクニック気分で良い。

 

その後もしばらく遊び、13時ごろに帰る。帰りの車で昼寝するかなと思っていたが、なかなか寝なかったので30分くらい余分にドライブして寝かせる。

 

午後は奥さんの実家に連れていき、しばらく遊ぶ。

翌日の朝が早いのと買い出しや作り置きをしたかったので、夕方くらいに僕だけ家に帰る。娘はもっと遊びたかったようで一緒に帰りたいと泣いてしまった。すまぬ娘よ。

 

その足でスーパーに買い出しに行き、帰宅して軽く掃除して料理する。

 

麻婆豆腐。

平日も何かと使えるように大量の肉味噌を作り、半分を麻婆茄子にする。奥さんと子供がいないので青唐辛子とコチュジャンを入れたおとなの味。

 

栃尾揚げが半額だったのでこんにゃくと人参と煮る。あっさり味。

 

あとは残り物のポテサラと人参とピーマンの炒め物。

 

上記に加えて、平日用に味玉とキュウリの花椒漬け、長芋とオクラ、茄子の焼きびたしを作ってご飯も炊いておく。ラジオを聴きながらサクサク料理していくのは気持ちが良い。

 

さて、晩酌をしながら『この世界の さらにいくつもの 片隅に』の続きを鑑賞。

 

この世界の片隅に」はここ5年くらいで観た映画の中でもトップクラスに好きな映画で何度か観ているのだが、後半のすずさんの感情が爆発する場面でいつも泣いてしまう。

 

今回の『さらにいくつもの~』では、原作からカットされていた売春宿の娘との交流やそれにまつわる葛藤のシーンなどが追加されており、より感情の揺らぎが伝わりやすい作品に変わっている。

前作ではちょっと抜けていて明るい女の子として描かれていたすずさんが、作中を通してより複雑な感情や強さ、弱さを持った女性として変わっていく様子が伝わってきて、かなり印象が変わっていた。そのエピソードがあるからこそ、後半の事件や感情が爆発するシーンの辛さ切なさ、それを乗り越えて生活を再建していく様がよりリアルに感じられた。

前作も好きな映画だったが、その世界観をより深く広く作り上げている素晴らしい映画だった。