太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

函館松前旅行記その1。

先週末、金曜日から有給をとり、二泊三日で函館、松前に行ってきた。

 

奥さんの父方のお祖父さんが2年前に他界されたのだが、コロナだったこともあり近場の親族しか参列しないこととになり、お葬式や一周忌にも参列できていなかった。今回、三回忌の法要をやるということで、義父母、お義姉さん一家、僕ら一家の3家族で行くことにしたのだ。

 

今回、航空券のチケットからホテル、レンタカーの手配まですべて義父にご準備いただいてしまった。何から何まで恐縮である。ありがとうございます。

 

金曜日、7時に自宅を出て皆さんと集合し、電車と高速バスを乗り継いで羽田空港へ向かう。お義父さん、僕ら家族4人、お義姉さんと子供たち3人。9歳、7歳、4歳、3歳、0歳と子供が沢山。わちゃわちゃしながら移動する。

 

この日のために、2週間くらいかけて子供たちのコンディションを整えてきた。風邪気味だった二人はようやく咳と鼻水が落ち着いてきたところ。娘は久々のお出かけとなるのではしゃいでいる。

 

余裕を持って空港に着き、搭乗口の待合スペースで息子に離乳食を食べさせ、ミルクを作っていざ搭乗。鬼滅のラッピング飛行機だ。

 

1時間のフライトはあっという間。子供たちも機嫌よくしてくれていて偉い。ただ、着陸時の気圧の変化で娘がワンワン泣いてしまう。小さい子は難しいよな。

 

11時には函館空港に到着。外に出るとカラッと乾いて気持ちが良い。さすが北海道。レンタカーを予約いただいていたので2台に分かれて乗り込み市街地へ。

 

まずは五稜郭タワーに登ってみましょう。ここ数年、歴史を学ぶようになってから、こういった史跡を巡るのがなかなか楽しい。

昨年通読した漫画ゴールデンカムイの重要な舞台でもあったので、なんとも興味深い。

 

その漫画で得た知識なのだが、五稜郭は西洋式の近代城郭を参考にしてこの星型に作られたのだそうだ。石垣と塀、堀で守っていた中世の城と違い、大砲で攻撃される前提で守りを固めつつ、星型の頂点に砲台を設けることで死角を無くし、近づいてくる敵歩兵を砲撃狙撃するための近代的な形らしい。徹底的に機能を追求した要塞ということだな。軍事好きというわけではないがとても興味深い。

 

五稜郭タワーの下の売店でソフトクリームを食べてからひるめし。函館塩ラーメンのあじさい。

あっさりした塩ラーメンだけど旨味が強くておいしい。息子に離乳食を食べさせながらラーメンをすする。

 

その後、函館山に登ろうかと言っていたが、車を出してすぐに娘が寝てしまったため、近くの金森赤レンガ倉庫に行くことに。後部座席でチャイルドシートに包まれて眠る子どもたちが可愛い。

 

お義父さんとお義姉さん、姪っ子たちは赤レンガ倉庫で買い物しててもらい、娘と息子はしばし昼寝させておく。僕がスタバでコーヒーを買ってきて、僕と奥さんもしばし休憩。 

 

ここのスターバックス、5年前に函館に旅行したときも来たっけな。懐かしい。

 

娘が起きたので函館山のロープウェイへ。

結構なスピードでぐんぐん登っていく。娘が飛んでるみたい!と言っていた。

 

3分で頂上に到着。

この景色よ。空が広くて海を渡ってきた風が気持ち良い。

 

前回登ったときは夜景を見る時間だったこともあり酷い混雑だったのだが、夕方のこの時間はとても空いている。

夜景も綺麗だったが、この時間の爽快感もなかなか良いな。

 

子どもたちは広場を走り回ったり、並んでヤッホーと叫んだりして遊んでいた。元気で良い。

 

その後ホテルへ。

 

函館山の近くのグランパレット函館というホテルを予約いただいていたのだが、最近リニューアルオープンしたらしい綺麗なホテルだった。

ロビーに子供が遊べるスペースがあり、壁一面がホワイトボードになっている。英語、韓国語、中国語などいろんな言語でコメントが残されている。良い雰囲気じゃないか。娘はロビーに飾られていた風船をひとつもらい大喜びだった。

 

ホテルの部屋で一休みして、さてばんめしへ。

 

歩いて金森倉庫近くの回転寿司屋へ。一日動き回っていたので、サッポロクラシックが沁みる・・・・。このビールが一番好きだな。

ちまたの回転寿司と比べるとちょっと値段は張るが、ネタはどれも新鮮で美味い。シャリが小さ目なのも良い。娘もニコニコしていくらの軍艦を頬張っている。ああ、旅行って楽しいな。

 

20時過ぎにホテルに戻り、子供達を風呂に入れる。3点ユニットバスなので結構大変。娘も相当興奮しており、結局寝たのは22時半になってしまった。

 

その後、ホテルにあるコインランドリーで洗濯し、完了するまでお義父さんの部屋で一緒にビールを飲む。いやはや充実した一日であった。