太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

ダイエットについて5年間の経験に裏打ちされたものを書く。1

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世の中にはいろんなダイエット法があるものだ。

 

りんご、バナナなどの置き換えダイエット、○○品目ダイエット、糖質制限、断食などのインプットをコントロールする系。

ロングブレス、半身浴、加圧シャツ、ヨガ、ダンベル、バランスボールなどのアウトプットそのものを増やすか、効率的にカロリーを燃やしやすいような体質を作ることを目的としたもの。

サプリメント、お茶、薬などによって体質を変えることを目的としたもの。

などなど、主に女性をターゲットとしたTV番組、雑誌、ネットメディアなどで日々新しいダイエット法が紹介されており、そこで何キロやせただの、これまでのダイエット法は古い、これでリバウンド知らず!などと喧伝されている。

 

僕の奥さんも、日々ダイエットに心を動かされている女子のひとりで、カーヴィーダンスやらサウナやらおうちヨガやら低カロリーの食品やら忙しくチャレンジしている。

 

「禁煙なんて簡単だよ。だってもう何十回も禁煙してるからね」なんていう冗談のような話になりそうである。

 

僕は身長163センチという大変小柄なおっさんではあるが、今のところ体重は56キロくらい、体脂肪率も14%前後でやや痩せ型をキープできている。

(ZOZOの前澤社長とほとんど同じ体系らしい。俺もお金があれば剛力さんと付き合えるのかな)

 

僕がこの5年間で得たダイエット関連の経験について、せっかくなので以前のブログの内容を引っ張って加筆修正しながらまとめてみることにする。

 

初回は、2013年の1月末に健康診断の結果が帰ってきてそこからダイエットを開始したところの話。

 

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年末くらいからどうも暴飲暴食と不摂生が続き、どうも調子がよろしくなかったのだが、1月末に会社の健康診断で、あきらかに体重が増えていたため、こりゃいかんと重い腰を上げてみた。

 

1月までは、晩御飯を軽くするかわりに、昼飯は特に気にせずに、腹いっぱい食べるようにしていた。
また、週末はせっかくだから(何がせっかくかは不明だが)好きなものを美味しく食べてお酒を飲む生活を続けていた。

 

しかし、今考えると、それが間違っていたように思う。健康診断では、体重が60kg強だったので、決してデブというわけではない。と思いたい。身長が低いのでずんぐりしているのは確かだ。小さい小太りのおっさん予備軍である。大学時代は体育会だったのでモリモリ食ってモリモリ筋トレして60~63kgくらいだったのだが、デスクワーク中心だと恐ろしいくらいに筋肉が落ちて贅肉が蓄積されていく。過去の健康診断のデータを見てみるとここ2年で着実に成長している。

 

そして現れる自覚症状。
カラダが重い。スーツがきつい。常にお腹が張る。座った時にベルトに肉が乗っている。背中が痛い。疲れやすい。等々。たった2~3kgでもこんなに違う。


では今、日常的に何をやっているのか。運動と食事と、気の持ちようだ。


1.運動

毎週プールで泳ぐ。気分もすっきりするし、腹筋背筋と肩周りを使うので、デスクワークで凝り固まったカラダがほぐれて良い。

 

そういえば、定期的に泳ぎだしてから、10年近く悩まされていた慢性的な背中の痛み、こりが軽くなった気がする。高野秀行の『腰痛探検家』でも、水泳で腰痛が軽くなったとの話があったが、肩と背中を伸ばすのと、筋肉が付くのが良いんだろな。

 

しかもあらゆる運動の中で最も多くのカロリーを消費する。こんないい運動はないぞ。1時間半泳ぐだけで1食分の消費だ。ヨットレースではカロリーを消費しないので積極的な運動は必須だな。


2.食事

当たり前の話だが、1日の摂取カロリーを消費カロリーより抑えると、自然に体重は減る。僕の場合、消費カロリーが2300程度であり、2000kcal以内に抑えると痩せる。脂肪1kgは約7000kcalなので、1日700kcalの赤字を続けていけば10日で1kg減る。200kcalの赤字なら、1kg減らすのに35日かかる。実際はもっと早く減るような気がする。

 

朝 おにぎりとお茶 200kcal
昼 サブウェイのサンドイッチ+ヨーグルト 500kcal
夜 浅漬けと豆腐+焼酎 300kcal

 

これは明らかに極端だが、これでも人間生きていける。あとは少しずつ帳尻を合わせていけばよいのだ。

 

昼飯が揚げ物中心の定食になると、それだけで1200~1300kcalくらい摂取してしまう。その時は、晩御飯を軽くすればよい。飲み会がある日は、昼を軽くして1500kcalくらい取っても大丈夫にしておく。オーバーした分は翌日調整する。いつまで続くか不明だが、今のところなかなか楽しい。土日以外は平均で2000以内に抑えて、土日は飲み食いした分を水泳で消費すればよい。


3.気の持ちよう

どっかで読んだのだが、空腹ってのは、「いますぐに食べ物を食べなさい」のサインではなく、「いまから食べ物を探す活動を開始しなさい」というサインなのだそうだ。

1日3食ちゃんと食べるようになったのはここ数百年の話で、腹が減ったときにすぐに食べることができるのも長い人類の歴史の中ではほんの最近実現したことだ。

 

数万年にもわたって、空腹の状態で人間は狩りをして獲物を捕らえてきたのだ。最近の研究では、人間は若干の空腹時のほうが記憶力や判断力が高まるのだそうな。それを知っているだけで、空腹がそこまで不快じゃなくなる。

 

また、これまではいかにカロリーが高そうな食事であっても「出されたら残さず食べる!俺えらい!」「大盛り無料の店では必ず大盛り!俺食べる!」というポリシーを持っていたが、それを一旦捨ててみることにした。

1月までは、朝夕は軽く、昼飯をがっつり食うという食生活だったが、空腹感にかまけて昼に食いすぎてカロリーオーバーな上に、まったく小食に慣れる暇がないため、また激しく空腹になってしまい食欲に負けてしまうという悪いサイクルだったのだ。

 

昼でもちゃんと節制して、常に軽い空腹感でいることでそれに慣れてしまえばよいのだ。


そんなこんなで、先週末体重を量ってみると58.8kg。体調は良好。58キロ台が一番調子よいのでもう少しだけ減らしてあとはキープしよう。もう春だし、燃焼系のカラダをつくるのだ!アラサー男子の闘いだ!

 

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