ダイエットの話題がつらつらと続いてしまったので方向修正。水曜日の話。
なんとなく平日に飲みすぎのような気がしており、昨年あたりから週の平日のうち2日間はノンアルコールで過ごすことにしている。通常であれば水曜日あたりは炭酸水やノンアルビールでしのぐところだが、今週の場合は木曜日が祝日のため、満を持して飲酒することにした。
奥さんが送別会で遅くなるとのことだったので、どこかで飲んで帰ろうかと思っていたが、冷蔵庫が食材でいっぱいだったので自炊する。久々に自分のためだけの料理である。普段、辛いものが苦手な奥さんのために自制しているが、今回はパンチの効いたものを食べよう。
冷蔵庫を覗いたら鶏肉があったので、鶏肉を使った辛くてビールが進みそうな料理としてチーズタッカルビを思いつく。しかしチーズは無いので素タッカルビだ。とりあえず冷蔵庫に入っていたタマネギ、ニンジン、シメジを切りながら味付けを想像する。実はチーズタッカルビを食ったことが無い。食ったことはないが、なんとなく想像はできる。調べるのも面倒だったので、韓国料理にありそうな甘辛の味付けになるように、豆板醤、コチュジャン、砂糖、醤油、料理酒を目分量混ぜておく。そこに、激辛の調味料「朝天辣椒」を少々。
この調味料、普通にカルディで売っているのだが、辛すぎてちょっとずつしか使えず一瓶消費するのに1年以上かかっている。体感としては、ラー油の10~20倍くらいは刺激的である。思い出すだけで、じんわり汗が出てくる。
鶏肉を取り出してみると鶏モモかと思っていたが鶏ムネ肉だった。普通に焼いたらパサパサになって美味くないので、ちょっと考える。昔々、鶏ムネ肉をやわらかく食べるレシピで、砂糖と塩をもみこむというものがあった気がする。鶏ムネ肉1枚を一口大に切って、軽く塩と砂糖をまぶして揉む。そして、なんとなく水分を閉じ込めたほうがよさそうだったので、片栗粉をまぶして軽く揚げ焼きにする。
揚げ焼きにした鶏肉を一度フライパンから出して、スライスしたニンニクで香りを出しつつ、野菜を強火で炒めてから鶏肉を合流させる。火が通る前に事前に混ぜておいた調味料を入れて、そのまま強火でフライパンをあおりながら絡める。
思いついてから20分ほどで完成。素タッカルビ。
チーズダッカルビを食べたことが無いので正解かどうかは不明。しかし、片栗粉で揚げ焼きにしたことで、大きめの鶏肉に激辛のタレがよく絡んで最高である。その他は作り置きにしていたひじきの煮物と、ひじきと豆とササミのサラダ。刺激的な辛さにビールが進む。汗をかきつつ気持ちよくビールを1本飲み干したところで奥さんが帰宅。
自炊は最高である。