我が家のルールとして、平日は奥さんが料理担当、休日は僕が料理担当という分担となっており、ぼくも料理が好きなのでこの連休はずっと自炊していた。好きなめしを作って好きに食うというのは娯楽だ。僕も奥さんもそこまで味にうるさい方ではないため、多少失敗してもうまいうまいと楽しく食っている。
これまでの記事以外で何を作ったのか記録として残しておこう。
<あさめし編>
ポテサラマフィンサンド。マフィンを軽く焼いて、紫タマネギのスライス、ポテサラ、トマトを挟んだだけ。所要時間10分。ポテサラに中濃ソースをかけると、気分はすっかりコロッケパン。紫玉ねぎとトマトは彩り要因だが結構いい仕事してくれる。
関係ないが、ここ2ヶ月くらいやけに紫タマネギが安売りされている。通常のタマネギよりも安いくらい。何軒かのスーパーで同様の価格だったので、タマネギ界に何か起きているのだろうか。紫タマネギの没落か、普通タマネギの下剋上か。
アジのみりん干しを実家から送ってもらったので旅館のような朝食。久々に朝食に白米を食った。タマネギと豆腐の味噌汁にアジのみりん干し、大葉入りの玉子焼き、有明海苔。これに納豆と漬物があれば完璧でしたね。塩分多目だが、このあと10キロ走って滝のような汗をかいたので良しとしよう。
<ひるめし編>
いつもの適当パスタ。連休初日に食ったイカの一夜干しが半分余っていたので、イカのペペロンチーノにしてみた。そして今イカと変換したら「くコ:彡」と出てきた。凄いな。
奥にあるのはタイ風のスープ。娘の離乳食用にサツマイモ、タマネギ、パプリカなどを煮ていたので、少し拝借して、塩豚、唐辛子、レモン、ナンプラーで味付けしてパクチーを散らしてみた。スープってたまにしか作らないが、あると豊かな気分になる。
スタミナ茄子肉そうめん。刻んだ豚バラ肉と、肉厚のとうがらし、茄子をコチュジャン、味噌、酒で味付けしてほんの少し酢を入れて味を締める。茹でた素麺の上にのせて、花椒と胡麻をを振りかける。それだけだとちょっと汁気が無いので薄めためんつゆを少々。
前日の夕方にやっていたテレビ番組で茄子を使った肉みそ素麺が紹介されていたのでインスパイアされて作ってみた。簡単で美味い。
<ばんめし編>
塩豚のロースト。連休初日から2日間仕込んでいた肩ロースの塩豚をスライスしてフライパンで焼いただけ。塩気が強いので肉の下に敷いている茹で野菜と一緒に食う。ベーコンのような旨味がぎゅっと凝縮された味でお酒が進む。
左から牛肉とピーマン、パプリカ、タマネギの肉野菜炒め。比較的いいお肉を焼いたのだが、ちょっと火を入れすぎて固くなってしまった、別で炒めてベストのタイミングで合わせたほうが良かったかも。
真ん中はオニスラ、ミョウガ、大葉を刻んでのせてごま油とポン酢をかけたおつまみ冷ややっこ。オニオンスライスは簡単でクセが無いので料理を始める際にとりあえず切って水にさらしておくと便利。
右は前回作って好評だったウンパイロウ。豚バラ肉をサッと茹でて、コチジャン、砂糖、みりん、豆板醤、お酢、五香粉を混ぜて煮たてたタレを掛けて食べる。
奥さんから、ヤンニョムチキンが食べたい!とのリクエストがあったので調べて作ってみる。手羽先に塩胡椒ニンニク生姜酒を揉み込んでおき、片栗粉をまぶして揚げ焼きにする。連休なのでおろしニンニク多め。コチュジャン、ケチャップ、砂糖、醤油、酒、酢をお湯に混ぜたタレを煮詰めて、手羽先に絡めて汁気が飛んだら完成。これはビールが進む。たまに食うジャンクな味がたまらない。
手前と奥は鳥ももと野菜の味噌炒めなのだが、辛いものが苦手な奥さんはピーマン、僕は三崎で買った巨大で肉厚な唐辛子を使っている。ピリ辛で美味い。
最後は自宅居酒屋めし。スーパーで買ったすり身の天ぷら、ゴーヤとミョウガの梅和え、ゴーヤチャンプルー、ナスと油揚げのおろし煮浸し。おろし煮浸しは、ごま油でナスの皮目をしっかり焼き、ついでにフライパンの開いた場所で油揚げとシメジを焼き、小鍋で大根おろしと薄めた麺つゆでさっと煮たもの。ナスと油揚げがつゆをジュワッと吸っていてたまらない。
そして三崎で買ってきたマグロのカマの塩焼き。これはほぼステーキだ。
こんな感じで毎日、冷蔵庫の中身やスーパーの食材を見ながら楽しく調理してはモリモリ食べた連休であった。人生が豊かになりますね。