ブログ書き界隈では、年末になるとその年に購入したものについて総括をするというのが古来からの習わしだそうだ。
今年はコロナもあり、かつ加齢による物欲興味の減退に伴い、あまり買い物をしなかったように思うのだが、せっかく年末なので自分なりのベストバイをまとめてみよう。
はて、何を買ったか・・・・。
<ファッション関連>
例年であれば毎年呆れるほどに靴を買っては靴箱を溢れさせているのだが、今年はなんと靴を一足しか買っていない。むしろ5足ほどドナドナした気がする。快挙である。
この調子でミニマリスト目指して邁進していきたいが、まだ30足ほどが靴箱に眠っている。ヘビーデューティなブーツやオフ用の革靴なども大量にあるのだが、子供が産まれてこのかた4000円で買った安スニーカーしか履いていない。死ぬまでに全てを履き潰すことができるのだろうか。
さて、そんな僕のファッション関連のベストバイは2点。
◆EYEVOLの度付きサングラス
これは正直買って良かった。夏にアイヴォルの直営店で買って度付きの薄いレンズに交換してもらったのだ。
おじさんになると白髪も出てくるし、過去に日焼けし過ぎたのでシミそばかすやシワも出てきている。ちょっとだけ気になるのだ。そんな時でも薄いブルーのレンズに替えたサングラスを掛けるだけでちょっとスタイリッシュなおじさんになれる気がする。
軽くてランニングにも使えるし、ドライブにも便利なので、休日はほとんどこれを掛けて出かけていた気がする。
◆パタゴニアのレトロXベスト
これの紺色をメルカリで買ってみた。子供がいると綺麗目な格好はできず、どうしても動きやすくて汚れても良い格好が必須となる。ジーパンにスニーカー、無印のボタンダウンシャツにこのベストがあればとりあえず良いパパ風になれるのだ。テンプレって便利ですね。
ベストっておじさんっぽいなと思っていたが、いざ来てみるとおじさん納得の使いやすさである。暖かいし動きやすいし最高。ロンティーからダウンベストまでの繋ぎ衣料としても便利である。
<仕事関連>
仕事関連では、リモートワークへの対応が必要となり、急遽Amazonで以下を注文した。
◆モバイルモニター+ゲーミングイヤホン
これらが無いと仕事にならなかった。Bluetoothのイヤホンでも使えるのだが、無線の接続が不安定だったりするため有線ののイヤホンマイクを購入した。安かったが性能は申し分なし。
モニターも普段デュアルモニターで仕事にしているため、あるのと無いのとでは生産性が全然違う。ただ、6月から通常出社に切り替わったので今は家で眠っている状態。会社でもミーティング用とかで使ってみようかな。
<生活用品>
◆加湿空気清浄機
娘が生まれたので購入してみたが、加湿せずに暖房つけて寝たら喉が死ぬ。これまで加湿とは無縁の生活を送ってきたが、湿度って大事なんですね。
◆ビーチテント
子供とのお出かけには必須アイテムであった。公園やビーチでのんびりしたいなと思った際に、食事やオツム替えができると本当に便利。むしろ一回り大きめのサイズを買い足したいくらい。
◆サーモス缶ホルダー
缶ビールなどを入れておくと1時間くらいは冷え冷えが持続する。さすがサーモス。もっと早く買えばよかった。今年はバーベキューなどで活用する事ができなかったが、ビールを飲みながらのんびりと料理をする際などにこれを使うと最後まで冷え冷えで最高なのである。
夕方にトレーニングに行き、帰って子供と風呂に入り、冷たいビールを飲みながら料理をするのが休日の楽しみなのだ。
<調理器具関連>
◆T型ピーラー
感動するほどすいすい剥ける。これまで浸かっていたピーラーはなんだったのだ。1000円の投資で料理のストレスが軽減される。
刃が若干斜めについているので普通につかっていても引き切りのようになって切れ味が増しているのであろう。また、剥いた皮が刃にくっつくことなくするすると落ちていくのが最高に良い。昔、100均のピーラーからちゃんとした調理器具メーカーのピーラーに買い替えた時も感動したが、今回のピーラーに替えた時も感動ものだった。硬いカボチャの皮なんかもすいすい剥けるし、大根などを向くと表面がピカピカと輝く切れ味で惚れ惚れする。
◆山田工業所 中華鍋
中華鍋。料理していて楽しい。
鉄フライパンもスキレットも持っているが、料理してるなーという実感をもって扱う道具としての楽しさがある。そして炒め物にも揚げ物にも使えて、一つの鍋で何でも使える懐の深さが最高である。夏に購入し、だんだんといい感じに育ってきたのでそろそろパラパラチャーハンを習熟したいところである。
とまあこんな感じのベストバイ。なんとなく、趣味趣向というよりは家での暮らしや家族との過ごし方に関わるアイテムが多く、父親になったことが大きく影響してるんだなーと感慨深い。
今年はイベントもほとんどなく、どうしても無味乾燥な日常になりやすい1年だったと思うが、娘の成長に合わせて出かけられる先も増えていき、日常にいい感じの彩りを与えてくれた。むしろ通常の環境で子育てするよりも健康に気を付けつつ家族としっかり向き合えたのでこのコロナ禍も良かったのかもしれないな。
モノを通じてそんなことを考えた。