さて、気が 滅入るような話題も多い昨今ですが、
美味そうなものを作って食ったら美味かったという
毒にも薬にもならないような日記をアップします。
先々週、中華風の肉味噌を作ってみた。
きっかけはこの記事である。
なんとも美味そうではないか。こういった、食を生業にしている人が
専門的な食のノウハウを紹介してくれる記事は大好きだ。
ちょうど、近所のスーパーで豚ひき肉が半額だったので
500グラムほどフライパンで作り置きにする。
記事の通り、具は無し。テンメンジャンと醤油、個人的に辛口が好きだったので豆板醤を入れている。
当日食べる用に100グラム、作り置きで200グラム、冷凍用で200グラム程度。
ゆっくり調べながら作っても15分ほど。本当に手軽だ。
当日は午後から義理のお姉さん宅で甥っ子の誕生パーティだったので
夕方までご馳走を頂いていたのだが、夜に小腹が空いたタイミングで
肉味噌を活用して軽く夜食を作ってみた。
肉味噌とシメジ、赤ピーマン、花椒で炒める。
茹でて水にさらしたそうめんに、ラー油を混ぜてあたためた麺つゆをかけて
肉味噌をのせていただく。
僕は辛いもの好きなので、さらに花椒とラー油をかけてズルズルと食べる。
飲み会の締めに最高である。
以前は、香味野菜の薬味が余った際に、白味噌ベースで作っていたが
中華風のこの味付けはシンプルで良い。
ちなみに、以前の和風肉味噌のレシピは以下である。
◆香味野菜
・長ネギの白い部分 1本分
・春菊 2束分
・生姜 半個分くらい
⇒上記をとにかくみじん切りにして、タッパーに入れてシェイク!!
数年前に、デイリーポータルで見たレシピである。
何にかけても美味い薬味なのだが、上記の量を作ると結構余る。
3日くらいしてややしなびてきたタイミングで肉味噌に流用すると良い。
◆肉味噌
・上記の薬味 好きなだけ
・味噌を同量の酒、みりんで溶いたもの 適量
・輪切りとうがらし 適量
・豚バラのみじん切り、もしくはひき肉 適量
⇒フライパンに油をひき、とうがらしで香りをつけて、
薬味と肉を炒めて火を通す。
その後、酒、みりんで溶いた味噌を入れて、
ペースト状になるまで炒めて水分を飛ばす。完成
以前、イベリコ豚のかたまりを数キログラム送りつけられた際に、
消費しきれずに困って冷凍庫に放り込んでいたものを刻んで使ったのだが、
肉、薬味、味噌の強烈な旨みが押し寄せてきて絶品だった。
これは何かに合わせるというよりも、単体で焼酎のつまみなどに最適なので
完全に酒飲み用のレシピであった。塩気と油気が強いのでそこそこ日持ちする。
肉味噌を作ると人生が豊かになる。
豊かな人生を手に入れたい人は是非。