クリームパスタ。すき焼きのベストソリューション。

土曜日のはなし。

朝起きるのが少し遅くなってしまったが、娘と散歩し、マンションの公園で少しだけ遊ぶ。

かなり寒いが、砂場でカップに砂を入れて、アイス屋さんごっこ。その後、滑り台をはしご車に見立てて、消防士さんごっこに切り替える。僕が火事にあっている役をすると、娘が滑り台の上からシャーシャーと水をかけてくれるマネをしている。ありがとう消防士さん。助かったぜ。

こんな風にちゃんと意思疎通してごっこ遊びが上手くいくと良いのだが、そうではないことも多い。

娘がキャッチボールしようよ、というので娘にボールを渡して数メートル離れたところに立つと、「そこじゃない！」と怒られる。ここかな？と思って移動すると、「そこじゃなーい！！」。僕も困ってうろうろするが、「うごいてー！」「ちがうー！」「もう帰ってー！」「パパやだー！うえーん！」と泣き出す。マジで難解。

2歳児には2歳児なりの遊びのルールがあるのだ。それをうまく理解してやるのも親の務めだとは思うが、なかなか難しい。寒い中遊んで疲れたのもあるだろう。切り上げて帰る。

昼、賞味期限ぎりぎりの生クリームがあったのでクリームソースのパスタを作ってみる。

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クリームソースってなんだか難易度が高そうだが、普通のパスタの具材に、コンソメ＋塩コショウ＋牛乳か生クリームで味を調えて、小麦粉でとろみをつけるだけなので意外と簡単である。でも普段のシンプルなパスタと比べてクリームソースはなんだかご馳走という感じがして良い。

午後、若干天気が悪そうだったので、ランニングはあとまわしにして食材の買い出し。その後昼寝からおきてきた娘と遊ぶ。

ばんめしは冷凍にストックされているお肉を使ってすき焼き。

ふるさと納税や、実家からの支援もあり、年末からおそらく3回目くらいのすき焼きであるが、今回ようやくすき焼きのベストソリューションを見つけたかもしれない。

僕も奥さんもすき焼きは大好物で、関東風に以下のような作り方をしていた。
①牛脂でネギを焼き、ネギの香りを油にうつす
②その油でファーストロットの肉を焼き、割り下をかけてさっと煮て、卵にからめて食べる
③割り下を入れ、出汁で少し薄めて野菜やしらたき、焼き豆腐などを煮る
④野菜を煮ながら、空いたスペースで肉を煮て、バランスを見て食べていく
⑤締めはうどんを煮ておしまい

この作り方でもかなり美味いのだが、なんとなくベストではないなと感じていたのだ。

・味のピークがファーストロットの肉＋卵に来てしまい、その後どんどんと有難みが薄れていってしまう

・ファーストロットの肉から、他の具材が煮えるまでに時間が空いてしまうため、ネギ、白菜などのくったりと煮たほうが美味しい具材や、春菊などのさっと煮るだけでおいしい具材のタイミングが難しい

・最初から最後まで牛脂！砂糖！醤油！の強い味が続いてしまい、モリモリ食べたいのに中盤くらいで飽きがきてしまう。また、味が強すぎてお酒にあまり合わない

そのため、今回は邪道ではあるが、すき焼きというよりも、野菜を美味しく食べる鍋料理としてのすき焼き鍋として作ってみた。

①いつもの割り下（醤油1：みりん1：砂糖0.5：水1）よりももっと薄く、醤油1：みりん0.5：砂糖0.2、出汁4くらいでスープを作り、ネギ、白菜などくたっとさせたい具材から順番に煮る
②フライパンでみじん切りにした生姜、ネギを油で炒めて香りをだし、普段のすき焼きよりも小さ目に切った牛肉をさっと炒める（完全に火を通すためというよりは、いきなり鍋に入れて煮すぎたりアクが出たりするのを防ぐため）
③野菜や具材が9割がた煮えた段階で食卓のカセットコンロに移す
④最後に別で炒めた牛肉を加えてさっと煮て完成

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