太陽の下で笑う。

うまいものはうまい。

人生で一番の買い物。1年住んでの雑感。

昨年の頭に中古マンションを購入し、4月に引っ越したので、丸1年とちょっと住んだことになる。はてなブログ今週のお題が「人生で一番高い買い物」だったので、とりあえず1年住んでみての感想でも上げようかと思う。

 

とりあえずの感想

結婚して奥さんと二人で暮らし始めてからも、30~50平米弱の1LDKに賃貸で住んでいた。そこから80平米のマンションに引っ越したので単純に広くてとても快適である。もう以前の狭い賃貸暮らしには戻れない。もともと持ち家志向が無く、大きなリスクを取りたくないと思っていたので賃貸暮らしだったが、郊外の中古マンションという形で金銭的リスクを減らしつつ、とりあえず10年くらいの暮らしを便利に最適化させるという考え方に行き着いて、その選択は結構アリだったのではと思っている。

 

眺望と採光はとても大事

リビングが西向きで、眺望も開けているので晴れた朝や夕暮れなどは本当に気持ちが良い。朝起きて寝室からリビングに移動し、カーテンを開けて天気を確認する瞬間が好きだ。冬なんかは富士山がくっきり見えて最高である。

 

もともと、外で過ごすこと、日光を浴びることが大好きなので、窓が大きくて明るいというだけで満足度が高い。西向きリビングなので、夏場の午後の西日がきついのではないかと心配していたが、まぶしい時だけレースカーテンを引けば良いだけなので特に気にならない。むしろ、夕方までずっと明るいのでなんだか1日が長く得したような気がしている。

 

モノが少なくて明るいリビング

リビングが15畳で、テレビ台、ダイニングセット、ローテーブルと子供用チェア、ソファを置いてもまだ余裕があり、広々として気に入っている。床材もはじめは明るすぎるかな?と思ったが、同じようなトーンのナチュラルな家具でそろえたことで、明るくて落ち着く空間になった。

テレビ台は賃貸時代に買った安物なので買い換えたいと思っているのだが、なんとなく良いものが見つからず使い続けている。まあ気長に出会いを探していきましょう。

 

生活投資中

最近何度か書いたが、家を買ってから、リフォーム、マルチエアコン、ルンバ、食洗器、自家用車、ドラム式洗濯機と少しずつ生活を整えている。これまでは、多少不便でも自分が手を動かせばよかろうという考えだったのだが、自宅を買ったことで、なんとなく本腰を入れて便利な暮らしを作っていこうという気分になっている。

 

また、リフォームを経験したことで、家に関する不満(不便/ボロい/汚いなど)に対しては手を加えても良いのだということを学んだ。これは知識としては知っていたが、実際にやってみてここまで印象が変わるものだと目からウロコだった。マンションは造りさえしっかりしていれば、床と壁紙、水回りを替えるだけで見違えるように綺麗になる。もし10年か15年くらい住んでみてボロくなってきたらまたリフォームすれば良いのだ。100万円くらいでまたいい気分で暮らしていけるのであればこれも生活投資だろう。

 

人付き合いや管理組合などなど

引っ越しの際にあいさつ回りには行ったが、すれ違う際に挨拶するくらいで今のところ特に交流は生まれていない。コロナ禍ということもあり、理事会の総会についても議決内容に関する投票を書面で提出したくらい。理事会とは別にマンションの自治会もあるのだが、こちらもコロナでイベントごとはすべて中止となっており、おまけに子供会も少子化の影響か活動自体がかなり減ってしまっているようだ。

コロナが収束したら近所付き合いも活発化するのかもしれないが、今のところそんな感じで賃貸時代とほぼ変わらないような状況。

 

立地について

うちは横浜の郊外になるのだが、生活拠点として考えるとまあまあ良い環境なのかなと思っている。

奥さんの実家のすぐそばで、近くに奥さんの姉一家も住んでいるので、一緒に子どもたちの誕生会をしたり、ご飯を食べたりと集まる機会も多い。娘も従兄妹たちやじいじばあばと遊ぶのが大好きだ。また、子供が小さいうちは、近くに頼りにできる親族が住んでいるというのは何かと心強い。

また、鎌倉や湘南が近いというのはなかなか良い環境である。東京の杉並区や目黒区に住んでいた時期もあるので都心も便利だとは思うが、ふと思い立って気軽に海や大きな公園に行けるというのは素敵なことだなと思う。

都内で暮らしていた時と比べると通勤は大変である。まあ、疲れたときはグリーン車に乗ってビールを飲みながら帰宅するという裏技もあるので、たまに自分を甘やかしながらやっていきましょう。

 

金銭的なこと

資産価値としてのマンションではなく、当座の快適な住居として値下がりしきった物件を購入したので、毎月の金銭的な負担はかなり楽である。短めの25年ローンにしたが、毎月の負担は賃貸の頃と比べてもプラスアルファ程度である。その割に生活はかなり快適になったので諸々の生活投資含めても買ってよかったと思う。

 

築20年強の中古マンションだが、世の中のヴィンテージマンションを見るに、手入れしつつ使っていけばあと20年くらいは住めるだろう。その頃には子供も独立しているかもしれないし、もし生活スタイルが変化しているなら二束三文で売ってもっと田舎に引っ込んでも良い。

 

今のところは中古マンションの市場も少し強気のようで、同じマンションの同程度の部屋が100万円ほど高く売りに出ていた。あと5年後、10年後にどうなっているかはよくわからないが、まあ大きな不満がない限りしばらくは住み続けるだろう。

 

まあ、とりあえず買って良かった。

 

 

 

<家を決めた顛末シリーズ>

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今週のお題「人生で一番高い買い物」